ネットスケープじじいのパソコン日記(手作りラジオ製作編)
部品箱の眠っていた三端子ラジオIC「ミツミLMF501」を使ってラジオを作ってみました。昔はかまぼこ板でしたが、真似て木の端くれにラジオ部とアンプ部を分けてのせました。
バーアンテナは、手巻きで測定器でインダクタンスを測って、バリコンのキャパシタンス容量とで計算式で同調周波数範囲を予測しました。
あとは、コイルをバーの真ん中に寄せるとインダクタンスが増え、端にすると減るのを利用して同調範囲を調整しました。
鉄筋の中では、パーアンテナの指向性を放送局の送信アンテナのほうに向けないと雑音が入ります。ちゃんと向けるときれいに放送が聞けます。
回路図で見て分かるように非常に簡単な回路です。しかし、バーアンテナをアンプに近づけるとスピーカーがボコボコうなる強烈な発振をします。影響のない右端にバーアンテナをつけています。ラジオ作りは部品の配置に気を付けないと目に見えない磁力線が悪さをすることがよくあります。2.2kΩとLED(発光ダイオード)の中点は約1.7Vとなり
次の2.2kΩを通るとLMF501の推奨動作電圧1.1Vに降圧できました。
実験で同じLED(発光ダイオード)と電流制限抵抗100kΩ3Wを用いて約300VのDC(直流)を流した時の中点電圧は同じく約1.7Vでした。
右に置いてあるのは奥のブレットボードのゲルマラジオ用で、残念ながら何も聞こえません。FET(電界効果トランジスタ)の高周波アンプをつけたところ弱いながら聞こえますが発振して実用になりませんでした。
昔、並三ラジオと呼ばれた再生検波ラジオを作ろうと色々と調べています。