ネットスケープじじいのパソコン日記(ちぃちなパソコンパート2)

  ちぃちゃなパソコン「PcDuino」のS-ATAコネクタに3.5インチHDDをつけてみました。Linuxのファイル共有ソフト「Samba」使て他のパソコンからHDDにアクセスできるようにしました。

  Linux「Debian12」のインストールコマンド「$ sudo apt install samba」です。接続したHDDはコマンド「lsblk」「sudo blkid」で確認できます。
 じじいのファイル共有の手順は、まずはHDDをマウントできるようにします。
・「$ cd /mnt」でマウントディレクトリに移動
・マウントポイントを「$ sudo mkdir HDD」でHDDディレクトリ作成
・オーナ変更を「$ sudo chown username:username HDD」で変更
 usernameはインストール時に設定したユーザ名です。
・アクセス権を「$ sudo chmod 777 HDD」で変更
 確認は「ls -al」でオーナ、アクセス権を確認
sambaの設定
・「$ cd /etc/samba」でディレクトリに移動
・バックアップを「$ sudo cp smb.conf smb.conf.old」作成
・エディタはデフォルトの「vi」より使いやすい「vim」使用
 「$ sudo apt install  vim」 
 使い方はネットで調べてください。小文字の「i」、「a」、「x」、「dd」、「q!」、「wq!」、文字を入れる挿入モードと文字の削除などをする編集モードは「ESC」キーで切り替え
・「sudo vim smb.conf」
#=============== Global Settings==================[global]
min protocol = CORE
max protocol = SMB2
10月初めに急に接続できなくなったのでこの二つの設定を加えるとつながるようになりました。
[DIC]
path = /mnt/HDD
writable = yes
browsable = yes
guest ok = yes
guest only = yes
create mode = 0777
directory mode = 0777
じじいの共有ファイル設定です。「wq!」設定終了
・「$ testparm」で設定の確認、エラーがないこと
・「$ sudo systemctl restart smbd」再起動
・「$  systemctl status smbd」

・Windowsをファイル共有できるように設定
・エクスプローラーからネットワークに移動
・上のネットワークの窓に「¥¥IPアドレス(sambaパソコン)」
いれてリターンキー
・うまく接続できたらDICフォルダが見えます。
HDDの自動組み込みは
・「sudo vim /etc/fstab」
「UUID=8e62d9b1-3da9-43da-a4ae-b17de4ff69ab /mnt/HDD ext4 defaults,nofail 0 0」
UUIDは「sudo blkid」で組み込むHDDのもの
「nofail」は、HDD故障、HDDが接続していないときにパソコンが起動しなくなるのを回避するためのオプション

使っていないパソコン用ACアダプタ19v 4.5AからPcDuinoの電源をDC DCコンバータを使って供給、2.5インチはDC 5V0.55Aと書かれているので5V 1.5AのDC DCコンバータ供給にします。
昔、200円の特価で購入したDC DCコンバータがやっと日の目を見ることになりました。

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