「兄」と結婚してしまったあなたへ~身を守るための7カ条(番外編:これ、いま流行りのマルトリートメントじゃないっすか⁉)
どうも、こんにちは。ゴンベーでございます。
今回の記事は、表題の通り、Z家の長男こと、ゴンベーの「兄」と
結婚してしまった女性へ、ご忠告申し上げておきたいことなんですが。
ゴンベーの「兄」ってやつは、4つも年下の女の子であるゴンベーに、
暴力・暴言・ゆすりたかり・多分窃盗も・陰湿な嫌がらせetc.etc…
いじめというか、もしも学校などで他所の家の子にやっていたら
いじめを通り越して立派な犯罪じゃねーかってことを、幼少期から
平然と繰り返してきた、倫理観とか道徳観の欠如した人物でして。
恐らく、本性を知らずに結婚してしまったであろうお相手の女性に、
せめて、いずれ「兄」が本性を現した時に備え、最低限身を守るための
前情報を、お伝えしたいと思ったのですが。
本人に直接言えばいいじゃんって思われるかもしれませんが、
実はゴンベー、「兄」が結婚したことを、知らされておりません。
薄々気づいてはいたんですが、つい先日、たまたま確認がとれまして。
といっても、正式に「親兄妹」から聞いたわけではありません。
別の人経由で、ほんとたまたま、ゴンベーの耳に入ったんです。
こういうこと、Z家では普通のことなんです。
まともな家庭なら、全員に知らされるはずの重要事項が、
ゴンベーにだけ知らされないのは、Z家あるあるです。
ゴンベーは小さいころから、Z家の一員として扱われてませんから、
いつものことなんで、それ自体はどうでもいいんですが。
そのため、ゴンベーは今でも、お相手の方の顔も名前も知らないんです。
もちろん、直接お話をしたこともないし、その機会もありません。
ここにこんな記事を書いたとしても、お相手の方は見ないかもしれないし、
見たとしても、自分に関係のある話と思わないかもしれませんが……。
もしかしたら、見るかもしれないし。
もしかしたら、自分事として真剣に読んでくれるかもしれないし。
それと、もしかしたら、「兄」の結婚相手の女性だけではなく、
結婚相手からDVやモラハラを受ける可能性のある他の方々にも、
参考にできる部分があるかもしれないと思いまして。
こちらに投稿させていただく形をとりました。
どうぞご了承くださいませm(_ _)m
もちろん、ゴンベーは「兄」を想定していますので、
ケースバイケースといいますか、すべての事案について
この対処が適当とは言えません。
緊急性の高い場合は、問答無用で警察を呼ばないといけないでしょうし。
すぐにでも、シェルターとかに、避難しないといけないでしょうし。
そういう方は、こんなモン読んでる場合じゃありませんから、ご自身の
身を守るために、今いちばん必要な行動を、すぐさま取ってくださいましね。
では、はじめて参りましょう。
その1 家は安全ではないと心得よ
真っ当な家庭にお育ちの方には、まず、ここから始めんといかんでしょう。
マトモなご家庭にお育ちの場合、家という場所は、
この世で最も安全な場所であったと思います。
ですが、Z家の「父親」や「兄」のように、家の中で自分より弱い者に
暴力や暴言を浴びせる奴らがいる場合、その認識は捨てないといけません。
家の中は、一番危険な場所だと、思っておいてください。
家庭内で家の者に危害を加える連中にとっては、家という場所は、
「外部の人にバレずに、やりたい放題ができる、
この世で一番都合のいい密室」なのです。
Z家の「兄」や「父親」は、ゴンベーに暴力をふるう際、
学校や近所の大人など、家の外の第三者にバレるような痕跡を残しません。
これ、詳しいことは、ゴンベーの書いているシリーズ(?)
「これ、いま流行りのマルトリートメントじゃないっすか⁉」の、
「暴力はバレないように」という記事に書いてます。
15番目の記事です。よろしければ、読んでみてください。
とにかくですね。
家は、外部の目が届かない、密室なんです。
まずは、そのことを認識してください。
この前提が共有できないと、この後の話ができませんから。
その2 暴力夫は、外では紳士と心得よ
さて、「兄」と結婚してしまったあなた。
あなたは多分、「兄」の本性を、ご存じなかったのでしょう。
それ、なぜだと思いますか?
結婚までしようという相手の本性に、なぜ、あなたは
気づけなかったのでしょうか。
答えはカンタン。
そいつは、家の外では紳士だからです。
Z家の連中は、家の外では、まるで人が違ったように「善人」のフリをします。
わざとやっているというより、あれはもう、自動的にそうなるんでしょう。
本人たちも、演技している自覚はなく、無意識だと思います。
家の外で、ゴンベーに手をあげたことは一度もありません。
怒鳴り散らし、罵倒したことも、ありません。
家の中では、日常のひとコマなのにねぇ。
それどころか、「教育熱心で品行方正な立派な親」みたいに振るまいます。
もちろん、子どもたちも、「Z家の立派な親の子どもとして恥ずかしくない振るまい」をするわけです。
さて、「兄」の本性を知らずに結婚してしまった、あなた。
結婚する前、あなたはヤツにとって、「家の外の人」であり、
「自分の所有物」ではありませんでした。
結婚後も、あなたのご両親はじめご家族がご健在である限り、
あなたは「家の外」に後ろ盾がある状態です。
「兄」にとって、「自分の所有物」とは言いきれない存在です。
演技ではなく、自動操縦状態で、「兄」はこれまでのところ、
あなたを、一人の人間としてまともに扱ってきただろうと思います。
オートモードで、そうなっていたでしょう。
なればこそ、あなたは「兄」を、ご自分の結婚相手に選ばれたのだと思います。
ですが、実は、DVやモラハラ、虐待など、家庭内で他者を加害する人間が、
家の外では素晴らしい紳士淑女としてふるまうのって、あるあるなんです。
この分野に詳しい人なら、常識レベルだと思います。
ここに、危険性が存在します。
つまり。あなたがいつか、「兄」の本性にさらされ、
言葉の暴力や物理的な暴力にさらされるようになっても、
周りの人は気づいてくれません。
だって、周りの人にとって、「兄」は紳士なんです。
気づいてもらえないだけなら、まだマシですが、
場合によっては、あなたや子どもが、悪者にされます。
ゴンベーは一度、夫から暴力をふるわれた女性の話を、
読んだことがあります。
何で読んだかは忘れちゃいました。新聞か、本だったかな?
かなり激しい暴力だったようです。
「殺される」と感じた女性は、警察を呼びました。
ところが、警察が来たとたん、夫は大層にこやかに、
落ち着いた態度で警官たちを迎え入れ、
「妻が突然、ヒステリックにわめきながら家中の壁や家具に
体をぶつけてケガを作った挙句、警察を呼んでしまった」と。
まことしやかに語り、妻を異常者に仕立て上げてしまったそうです。
幸いにと言いますか、警察官は、この手の事件には慣れていたようで、
DV事案では、警察が到着したとたん、加害者が紳士に豹変するものだと、
よく知っておられたようですが……。
一般の人は、真実を見てはくれません。
あなたが「兄」の本性に気づけなかったのと同じように、
周りの人たちも、「兄」の本性に、気づいてはくれません。
あなたがいつか、「兄」の本性にさらされ、家という密室で
危害を加えられるようになった時、周りの人の無理解に、
絶望するかもしれません。
自分の言うことを、信じてもらえない。
それどころか、「あなたに問題があるから、彼も強い態度を
取っちゃうんじゃないの」なんて、自分が悪者にされてしまう。
そんな状況に陥り、絶望してしまうかもしれません。
なので、先に知っておいてください。
家は、家庭内暴力の加害者にとって都合のいい、密室であること。
加害者は、家の外では紳士淑女ヅラをするものだということ。
そのために、周囲の人には、真実が見えないこと。
この残酷な現実を、先に、知っておいてください。
そして、できれば日頃から、予防策をとっておいてください。
ゴンベーが思いつく予防策が、どのくらい役に立つか分かりませんが、
その3以降、その策を書いていきたいと思います。
その3 自分の家族や友人とは、密につながっておくべし
あなたには、家の外に後ろ盾があること。
あなたに異常事態が起これば、即座に家の外に伝わること。
家の外に、あなたを助け、守ってくれる存在があることを、
日頃から「兄」に、よ~く知らしめておくと良いかもしれません。
時々、お友達をお家に呼ぶのもいいでしょう。
ご実家が近いなら、月に数回くらい、ご実家を訪ねるのもいいでしょう。
訪ねなくても、折に触れて電話をするだけでも、良いと思います。
そこまでしなくても、常にSNSなどで外の世界とつながっていることを、
さりげなく「兄」に認識させておくとよいかもしれません。
SNS上でのお友だちとのやり取りを、話題にするとかね。
Z家の連中は、自分たちの所業が家の外でバレることを、
何よりも嫌い、恐れています。もう、本能的に。
見栄と世間体は、あの連中にとって、この世のすべてです。
ゴンベーは、Z家の子ども、という立場で、
家の外に後ろ盾がありませんでした。
でも、あなたは違います。
あなたには、あなたの親ごさんやご家族がいらっしゃって、
ご友人も大人です。幼稚園生や小学生じゃありません。
その人たちに、自分の所業がバレる恐れがあると、
常日頃から意識させておけば、「兄」もあなたに、
めったなことはできないはずです。
ネットでも何でもいいので、外の世界とのつながりを、
維持しておいてくださいませ。
その4 被害にあったその日のうちに、証拠を残すべし
さて、上記の対策では加害者を抑えきれなくなり、
あなたに被害が生じ始めたとしたら……。
証拠を残してください。必ずです。
何年何月何日に、どんな暴言を浴びせられたか、とか、
どういう暴力を振るわれたか、とかです。
ゴンベーの「これ、いま流行りのマルトリートメントじゃないっすか⁉」で
書いておりますとおり、Z家の連中は、自分たちのしてきたことを、
全部、なかったことにしております。
ゴンベーには、これ、どうにもできません。
証拠、残ってないですから。
幼い子どもが、家という密室で、加害されていても、
それを証拠に残す術を知りません。
でも、あなたは残せます。
日記でも、メモでも構いません。
ただ、そういったものは、加害者本人に見つかる恐れがあります。
それをしまってある机や、日記自体に鍵をかけ、その鍵はあなたが
肌身離さず持っておくとか、徹底した管理が必要になります。
自分が留守の間に見つからないかとか、いつも不安を抱えている
ことになりそうですし、負担が大きいように感じます。
なので、SNSの裏アカ・鍵垢などでも、いいと思います。
匿名でやっているブログとか。
スマホをのぞかれる心配がないなら、単にメモ帳でも
いいと思いますし、PCを共有していないなら、PCで
日記をつけてもいいと思います。
SNSは、表アカに間違って投稿しないよう、ご注意を。
ゴンベーはSNSやってないのですが、何となく、
表アカと裏アカを、同じSNS使ってやってると、
間違えちゃいそうだな~と思ってます。
例えば、表アカでインスタをやっているなら、
裏アカは旧ツイッター・Xにしておくとか、
媒体を変えたら、間違いにくいんじゃないでしょうか。
あとは、ご両親や他のご家族など、味方になってくれる人に、
メールを送っておくとか。
Lineだと、誤送信の可能性がありますでしょう。
お友だちならまだしも、加害者本人に誤送信したら、おおごとです。
でも、メールなら、今どき自分の夫との頻繁なやりとりに
メールを使うことって、少ないのではないでしょうか。
これも、媒体を変えておけば、間違えにくいのでは。
とにかく、加害者本人との日頃の連絡に使っているアプリや、
加害者本人が見ていたり、存在を知っているアカウントのSNS、
そういうものを使わないでおけば、安全性は多少上がるかと思います。
被害を受けた直後というのは、精神的にも、激しく動揺しています。
誤爆の可能性が、いつもよりも数百倍も跳ね上がると思ってください。
だから、誤送信・誤投稿の可能性を少しでも下げるために、
媒体を変えるとか、被害の記録や連絡はPCで行うとか、
対策が必要だと思うのです。
スマホでも、アプリの位置を離しておくとか。
日頃の連絡にLineを使い、被害の記録・報告にXを使うなら、
その2つのアプリは、スマホの上で、位置を離しておくわけです。
あと、ケガをしたら、写真も撮っておきましょう。
「兄」は、お尻を狙ってきます。お尻なら、誰にも見られないからです。
もし、あなたもお尻を狙われた場合、恥ずかしいかもしれませんが、
とにかく証拠だけは残しておきましょう。
他人に見せるか見せないか、後からなら、どうとでもなりますから。
できれば、ケガと、顔と、両方入るようにすると良いかもしれません。
ネットなどで取ってきた画像ではない、正真正銘、あなたが負わされた
ケガだってことが、分かるように。
鏡などを使ってもいいと思います。
可能であれば、病院に行って、診断書をとっておきましょう。
これも、お尻とかだと恥ずかしいですが、証拠としては有力と思います。
あなたが自由に外出できる環境にいるなら、ぜひとっておいてください。
そして、見つからないように隠しておくことを、お忘れなく。
「兄」と同居している家に隠し場所がなさそうでしたら、
ご実家に郵送してしまうとか、銀行の貸し金庫にでも入れてしまうとか、
家の外に隠すことも考えてみてくださいね。
あなたが、被害を記録していることが、加害者である「兄」本人に、
絶対にバレないように、お気をつけを。
その5 専門の団体を、調べておくべし
これについては、ゴンベーも、詳しくはないのですが……。
世の中には、DV被害に遭っている女性を助けてくれる団体が、
いろいろとありますよね。
あなたや子どもに危害が加えられるようになったら、
すぐにでも安全を確保できるように、
どんな団体があるのか、どんな支援を受けられるのか、
いくつか調べておくだけでも、心強いと思います。
そういう団体に、早いうちから相談しておくことも、
できるんじゃないのかな。
分からないことを事前に聞いてみてもいいですね。
家からの脱出・逃亡に備えて準備しておくことや、
準備の際に気をつけておくこととかね。
その際の対応で、自分が「ここなら安心して頼れる」って
思える団体を、見つけておけるといいと思います。
いつ何時、「今すぐ逃げないと命の危険がある」という
事態に陥るか、分からないんです。
心構えや、逃げる時に持っていくもののリストアップなどは、
しておいて損はないでしょう。
専門の団体なら、素人では難しい支援も、してくれるはず。
一時避難用のシェルターの提供も受けられるかもしれないし、
ゴンベーの聞いた話では、離婚調停で裁判所に行く際、
付き添ってもらった人もいるのだとか。
危険性や緊急性の高い場合に限られるかもしれませんが。
あと、付き添えるような親族等がいない場合とか。
裁判所でもね。離婚の調停のとき、DVが原因で、
危険性の高いような場合は、夫と妻と、別々の日に、
裁判所に呼んでもらえたり、するみたいです。
特に、地方の小さな裁判所では、同じ日に呼んだら、
廊下で鉢合わせ→その場で暴行傷害、なんて危険もありますから。
東京の大きな裁判所だと、どうなのか分かりませんが、
相手が裁判所であっても、身を守るための要望は、
どんどん出してみたらいいんじゃないかな。
いずれにしても、遠慮しないで、専門の機関を頼りましょう。
そして、いざという時に、あわてて行動しなくて済むよう、
事前の準備をしておかれると、良いと思います。
その6 離婚の話は、2人きりでしてはいけない
家という密室で、あなたや子どもに危害が及ぶようになり、
あなたが離婚を考え始めたとします。
実際に離婚するなら、問答無用で家から逃げる場合を除き、
まずは夫である「兄」と、話そうとするでしょう。
忠告します。
家という密室で、2人きりで、話をしてはいけません。
最初に申し上げました。家は安全ではない、と。
「兄」のような輩にとって、家の中は、
「バレずに危害を加えるための、この世で一番都合のいい密室」です。
その密室において、常日頃、暴力や暴言などを使い、
自分の意のままに従わせてきた、自分の所有物(妻)が、
突然、自分に反抗的な態度をとり、離婚すると言ってきました。
所有物の分際で、君主である自分に黙って従うことを拒否し、
自分の手もとを離れるなどと、生意気なことを言ってきました。
タダで済むと思います?
ここまでに忠告してきた通り、あなたには家の外に後ろ盾がある、と
「兄」に十分に示していたなら、いつもと同じ程度の被害で
済むかもしれません。
暴言などの精神的DVや、バレない程度の暴力でね。
なにしろあっちは、よそ様に自分のやってること、
バレたくないので。
ですが、「バレないように」という枷が外れた時、
果たしてどれほどの被害が生じるものか。
Z家の連中は、ゴンベーに対して、
家の外の人にバレるような暴力は、加えませんでした。
例えば、骨折したり、体中にアザや火傷の痕がある、
みたいな痕跡は、ゴンベーには、残したことはありません。
それは、ゴンベーが、抵抗も反抗もできない、
幼い子どもであったことも、無関係ではないように思います。
学校などにバレるような痕跡を残せば、児童相談所などが
介入してくる可能性があります。
一方で、バレさえしなければ、ゴンベーには、
家の外に味方もいないし、行き場もありません。
「Z家の子ども」であるゴンベーが、Z家から離れることは、
事情を把握し介入してくれる大人がいない以上、ほぼ不可能でした。
そもそも、自分が受けているのが「虐待」だと、
子どものゴンベーには、分からなかったのです。
この家から逃げる、という発想すらありません。
ですが、「兄」と結婚しただけのあなたは、ゴンベーとは違います。
あなたは元々、「兄」ともZ家の連中とも無関係の、他人です。
あなたには、「兄」と離れて、行くアテがあります。
あなたには、「兄」から逃げるという発想ができます。
よその人にバレようとバレまいと、あなたは離れていくんです。
なら、どうするか?
より強い暴力で、絶対に自分に逆らえないようにする。
「兄」が、そういう方向に走っても、驚きはありません。
そこまで考えてやるかどうかは分かりませんが……。
少なくとも、これまで暴力で他人を抑えつけてきた輩が、
これまでと同じ暴力では相手を従わせられないと分かった時、
まっ先に取る手段は、「もっと強い暴力で相手を従わせる」
であろうことは、想像に難くありません。
だって、「兄」は、「暴力で相手を支配してきた」という
実績と経験と、成功体験を、積み上げきてるんですから。
あなたを骨折させようと、あなたのお腹に大アザができようと、
そのくらいは、ごまかせます。
「兄」は、周りの人には「紳士」ですから。
なので、いいですか。
あなたが、離婚の申し出など、「兄」の意向に背く話をするのなら、
絶対に、家という密室で、2人で話してはいけません。
家で話すのなら、第三者に一緒にいてもらいましょう。
できれば、男性がいいんですけどね。あなたのご家族とか、
「兄」が、頭が上がらないような相手を、見繕ってください。
でも、一番いいのは、外で話すことだと思います。
街中のカフェとか、ファミレスとか、人の目のあるところね。
そんなところで、万が一あなたに暴力を振るえば、今どきは
動画に撮られて拡散されたりしちゃいますからね。
警察沙汰になるより、そっちの方がコワいかもしれません。
そして、その話をした後は、家に戻ってはいけません。
ここ、大事。
家で話したのなら、話が終わると同時に、家を出ましょう。
立ちあってもらった人と、一緒に出るんです。
離婚話を一度したなら、それ以降、「兄」と密室で2人になる
時間を作ってはいけません。
しばらく実家に身を寄せるとか、避難場所を用意してから、
話を切り出しましょう。
離婚の話なんて、1回で終わることはないでしょう。
特に、片方が拒否している場合は。
何回か、「兄」と話さなければならないと思いますが、
「兄」と会う時は、できる限り1人では会わないこと。
人目のある場所を選んで会うこと。
身を寄せているご実家に、「兄」が押しかけてきても、
1人で対応してはいけませんよ。
可能であれば、弁護士を立てて、間に入ってもらっても
いいと思います。
弁護士でなくても、先に挙げたDV被害者を支援する専門機関とか。
専門家は、外では紳士、家ではDVという相手のやり口を熟知して
いるはずですから、心強い味方になってくれると思います。
ご自身の安全を守りたいなら、「兄」に、あなたを攻撃できる
タイミングを与えないこと。これを徹底してくださいね。
その7 「兄」は絶対、反省しないと心得よ
あなたが家を出てしまい、自分と2人で会うこともしなくなったら。
次に「兄」がしそうなことといえば、コレ。
「反省してる」「もうしないから、帰ってこい」「やりなおそう」
まあ、こんなようなことを、言うでしょう。
忠告しておきます。これ、大ウソです。
「兄」が、反省できる脳ミソを持っているなら、
ゴンベーは、「兄」から、加害され続けていません。
「兄」は、4つも年下の女の子であるゴンベーに対し、
暴力は振るいほうだい、罵声怒声は浴びせほうだい、
陰湿な嫌がらせや、妹・従妹らと徒党を組んでの
集団いじめも、やりたい放題、やってきたんです。
ゴンベーがお小遣いをもらえるようになって以降は、
お金も巻き上げられました。
高校生とか、大学生とかのころの話です。
もしも、学校でクラスメイトに同じことやってたら、
詐欺・恐喝になるようなやり方で、です。
そんなの、ずっと小さいころの話でしょ? と思っているなら、
もう一度、これを読み返してください。
「高校生とか、大学生のころの話です」。
この頃には、さすがに暴力はなくなってました。
暴力の代わりに、「兄」は、大学生になってからも、
社会人になって以降も、ずっとずっと、ゴンベーに
ゆすりたかりや嫌がらせを、繰り返してきたんです。
拒否しなかったゴンベーも悪い、とか思ってます?
小さいころから、家庭で暴力を振るわれ続け、「親」にも
守ってもらえず、助けてくれる人もいなかったゴンベーが、
大学生~社会人の、より体格もよくなり力も強くなった「兄」に
逆らえるものかどうか。
あなたも、日常的に暴力を振るわれる環境に、10年くらい
身を置いてみれば、分かりますよ。
ゴンベーはもっと長いし、加害者も1人じゃなかったですけど。
でも、ゴンベーがここであなたに分かってほしいのは
そんなことではなくて、「兄」の本質について、です。
三つ子の魂百まで、と申しますが、人間の本性なんて、
そう簡単に変わるもんじゃありません。
「兄」の場合、軽く見積もって20年以上もの間、
4つも年下の女の子に、犯罪も含めた加害をしてきたんです。
自分の暴力や暴言を反省できるなら、こんなに続けますか?
暴力を振るわなくなって、代わりに詐欺・恐喝をするように
なったら、「暴力を反省したのね~」って、なりますか?
反省どころか、ゴンベーの書いた「ネットに書いて復讐している?」
という記事にあります通り、Z家の連中は、自分たちの加害行為を全部、
「ゴンベーの被害妄想」に仕立て上げ、なかったことにしているんですよ。
断言します。
「兄」は、反省なんかしません。
あなたを自分の思いどおりに動かすために、一時的に
あなたが情にほだされそうな言動を取っているだけです。
これを、よく心に留めておいてください。
それでも。
それでも、もしあなたが、「兄」の「反省」を信じて、
やりなおそう、家に戻ろうと思うのなら……。
覚悟を決めて、戻ってくださいね。
また同じことが繰り返される覚悟。
今度は、もっと大きなケガを負うかもしれない覚悟。
次は、脱出できなくなるかもしれない覚悟。
今よりも状況が悪化する覚悟を、ちゃんと決めた上で、
自分の判断で、戻ってください。
その判断を、絶対に、子どものせいにしないでください。
「あなたのせいで離婚できない」
「あなたのせいで自分は不幸だ」
そう「母親」に言われながら育つ子どもが、
心にどれほどの傷を負うか、
その傷を背負って生きていることが、
どれほど苦しくて痛くて早く終わらせたいと
思うものであるか。
ゴンベーは、身をもって体験しています。
そういうことを、少しでも伝え残し、
一人でも多くの子どもが、
同じ目に遭わなくてすむように、
同じ思いを抱えて生きなくてすむように、
「これ、いま流行りのマルトリートメントじゃないっすか⁉」
というシリーズを書いているのです。
フラッシュバックに苛まれながら、歯を食いしばって書いてるんです。
思ってたよりも、長くなってしまいました。
さしあたり、ゴンベーからお伝えできることは、
このくらいだろうと思います。
最後に、これもあなたの身を守るために申し上げます。
この記事の存在を、「兄」には気づかれないように、ご注意を。
あなたが、いつこの記事を読むか分かりません。
もしかしたら、まだ結婚して1、2年の、
新婚の時期かもしれません。
だとしたら、あなたはまだ、「兄」の本性に、
その身をさらされていないかもしれません。
ここに書いてあることを信じられないなら、
あるいは、信じたくないのなら、それでも
全然かまいません。
信じてもらう必要は、ないんです。
あなたがどんな目に遭おうとも、
ゴンベーには元々、何の関係もないんですから。
ただ、もしもあなたがいつか、「兄」の本性を知り、
「兄」から身を守りたい、離れたいと思う時が来たら、
その時、この記事は役に立つはずです。
なので、「兄」やZ家の連中には、黙っておいたほうが得ですよ。
手の内をわざわざ知らせちゃ、意味ないですから。
どうぞ、結婚生活、お気をつけて。
あなたのご無事を、お祈りしております。