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2024年のジュビロ総評(プレー以外で)
都内在住のジュビロサポであるため実際に磐田の街の様子などはわからないが、国立などで積極的に他チームの試合などをみるためサポーターやチームの雰囲気の違いがそれなりに分かり、「ここは誇れるぞ」や「こうだったらいいのになー」を簡単に述べる。
良いと思うこと
小学生の一斉観戦事業
これは素晴らしい、の一言。小学生一斉観戦の試合では選手もものすごくエネルギーをもらっている感じがしており、子ども側もジュビロに対して憧れや身近な存在として感じられていると思う。
自分が育った福岡ではアビスパの無料観戦チケットが配られたりした記憶だが、ただただ観戦するだけで、ジュビロが行っているような一体感などはない。
ジュビロくん
ジュビロくんは2023年のマスコット総選挙で10位と奮闘。J1、20クラブあるなかで、それなりに頑張っており、順位も年々上がってきている(2022は6位)。キャラクター人気もあるが、SNSの運用がうまく行っているのではないか。
サッカー以外の娯楽が少ない(イメージ)
ジュビロの試合を見る前に子どもを連れて浜松や磐田の商業施設に行くが、 やはり東京に比べるとサッカー以外の娯楽がすくないのではないかと感じる。
これはサッカーに集中できる良い環境であり、チャンスである。
改善すべきこと
チームのフィロソフィーはなにか
ジュビロのサイトを見ると
夢と感動とを共に
とあるが、果たしてこの理念をサポーター含め、関係者へ訴求できているのか、メッセージを広められているのか。
例えば鹿島はジーコスピリッツのような勝利のためにチームが行動しているし、浦和もサッカーの街のようなイメージが根付いている。川崎もクリーンなイメージが強い。
結局のところ人は入れ替わるし、なにか問題や課題が発生したときにはなにか指針にすがり、ネクストアクションを判断する必要がある。これは企業で勤めている人ならわかるはずで、ある種宗教のようなものだと思う。これが浸透しない限り、人事や戦術含めてクラブの向かう先が曖昧で迷子になる。
戦えるチームへ
チームが勝つこと、つまり選手が全力で戦い勝つことが大事であるが、そのためには、根幹となるフィロソフィーがあり、その上でその理念に沿って行動をするべきである。そしてまずフィロソフィーをベースにKPIを定めておくことで(もちろん勝ち点XXなどがあるが、もっといろいろなセクションでかつ細かな粒度で。)12月からのオフシーズンで評価が可能となり、次のシーズンの目標を決めることができる。