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闘う清掃員主婦
社会に関わって欲しいと夫に頼まれてパートを始めて早3ヶ月。
業務は某施設の清掃。業務委託。報酬は定額月収。労働時間は週2日1時間ちょっとと説明を受けたが、1時間ちょっとでは終わらない量だった。
初日に受けたレクチャーでは結構細かな手順と仕上がりを求められた。
が、掃除の仕方や手順については私の方がベテラン笑なので心の中で却下させてもらった。
時給に換算すると少なくとも1時間半で切り上げなければ、最低賃金を下回る。
お世辞にも今までちゃんと掃除していたとは思えない現場。1時間半でやるには、埃が溜まっていようがかまわないくらいテキトーにするのが正解なのかもしれないが、潔癖気味の私にはそれはストレスになるだけで無理だった。
賃金が安い、掃除道具がしょぼい、清掃箇所が多い、ついでにやっておいて業務が多い、いろいろ不満を噴出させながらも続けているうちにコツが掴めてきた。
2店舗目も任され、いよいよ計画的にやらないと回らないぞと思った私は、初めの1ヶ月は赤字覚悟でキレイに仕上げて、あとはササっと掃除するだけでキレイをキープできるようにする作戦に出た。
2店舗目の月1のエアコンフィルター掃除の日、私は厚さ2cmの埃に目を疑った。ワークシートには先月掃除済みとある。1ヶ月で2cmも埃が積もるものなのか?
「エアコンフィルターの状態がひどく1枚の掃除に20分かかる。5枚あるので通常清掃を省いてよいか?」と社内グループラインで攻めの質問をした。人事担当の答えは「掃除機で吸う程度でよいので通常清掃を優先して欲しい」だった。「承知しました。次回からそうさせて頂きます(今回フィルター5枚キレイにして通常清掃も行った)」といって言質を取った。雇用形態が業務委託なので契約違反にならないためである。
業務委託について調べてみると、個人事業主にあたるようで労基も通用しないし残業という概念がない。確定申告も自分でする。メリットは自分のやり方で好きな時間で働ける。ひとりで働くので煩わしい人間関係が無い。。。あれ?これフリーのデザイナーと一緒では。パートのつもりでいたのに、違ってた。
さらにAIに業務委託が向いているタイプを聞いてみた。
【業務委託に向いている人の特徴】
自己管理能力が高い
行動力や積極性がある
専門知識や専門スキルを持っている
柔軟な働き方ができる
コミュニケーション能力がある
リスク管理やある程度の法的な知識がある
いやぁこんな優秀なんだったら見合う報酬欲しいところ。
フリーの高給清掃人目指すか。私失敗しないので!って違う笑