#シャニマスリプパ
こんにちは、GOMORA20です。
2022年1月8日、Twitter上において283プロリプライパーティーが開催されました。これはアイドル育成ゲームアイドルマスターシャイニーカラーズのゲーム内イベントに際した企画となります。企画に用いられたタグ「 #シャニマスリプパ 」は、昼から夕方にかけてTwitterのトレンド1位になっていたようです。
私はこれに参加して非常に楽しませていただき、かつこれからも同様の企画を開催して頂きたいという思いがあるので、この企画を褒めたたえることにしました。それがこのnoteになります。
また、このイベントはリアルタイムで参加することに大きな意味がありました。ですが、新しくシャニマスを始めてくださったPさんなど、残念ながらリアルタイムで立ち会うことができなかった方々に、このnoteによって当時の空気が少しでも伝われば幸いです。
始めに
アイドルマスターシャイニーカラーズ(通称:シャニマス)は、アイドル事務所283(つばさ)プロダクションのプロデューサーとしてアイドルを育成するゲームです。有名なアイマスシリーズのうちの1つでもあります。
シャニマスの魅力の1つとして挙げられるものに、アイドル像の丁寧な描写というものがあります。あまり誇張した表現などは用いられない、背景描写が異常に細かい、比喩表現が多用されるなどの工夫により、かなり現実味のあるアイドルの人物像をゲームから感じ取ることができます。
シャニマスでは、ゲーム内のイベントに際し、そこに登場するアイドル達が1日だけ公式Twitterを乗っ取るという企画が、過去にも2度実施されていました。この企画は、普段プロデューサーとしてアイドルに接している私たちにとって、ファン目線からのアイドルを知ることができる素晴らしい機会なのです。
1度目はシーズというユニットが主役のイベント「OO-ct. ──ノー・カラット」に際して、シーズのメンバーである七草にちかさん、緋田美琴さんの2人がツイートをしてくれました。
このときは、2人の日常の様子が投稿されたり、まだユニットを組んで間もないため互いに質問を投げかけ合うなどしていました。また、にちかさんがツイートを消すという事件(という名の仕込み)も1度だけ起きました。
2度目は、ノクチルというユニットが主役のイベント「さざなみはいつも凡庸な音がする」に際して行われました。
このときは、メンバーの1人である市川雛菜さんがユニットを代表してツイートをしてくれました。
1度目のような内容に加え、ファン(私たち)から質問をリアルタイムで募集してメンバーに回答してもらったり、写真(という名のイラスト)が掲載され、大きな反響を呼びました。
雛菜さんは、コミュでも描かれていたインターネット強者の立ち振る舞いで、オタクたちをボコボコにして去っていきました。乗っ取り企画の次の日は大変な虚無感を味わったものです。この1日でみんなが雛菜さんを大好きになりました。
そして今回、イベント「#283をひろげよう」の開催に際して、3度目のTwitter乗っ取り企画が行われました。
#283をひろげよう
1月1日からのイベント「#283をひろげよう」の開催は、年が明ける前の12月28日に予告されました。簡単なあらすじとしては「283プロダクションのアイドル達が広報のためにSNSを用いた企画をやってみよう!」というものでしょうか。
イベントタイトルにハッシュタグが使われていることなどから、予告されたときから「またTwitter乗っ取り企画が行われるんじゃないか」という予想はファンの間で立てられていました。
事件発生
事件が起こったのはイベント開始1日前の12月31日の18時でした。
突如Twitterに八宮めぐるさんが現れたのです。
予告なしで現れるとはだれも思っていませんでした。そのため、私も年越しそばを食べながらめぐるさんのツイートを追いかける羽目になりました。大晦日からなんかあるとは思わないじゃん。運営さんだって休みじゃないのかよ。
所属するユニットであるイルミネーションスターズのメンバーとの写真もアップしてくれて、私は非常に良い大晦日を過ごすことができました。ありがとう、めぐるさん。
イルミネちゃん可愛いね
年が明けた1/4からも、イベントに登場するアイドル達がツイートをしてくれました。
1月4日
1月4日の担当はノクチルの樋口円香さんでした。
ユニットメンバーである福丸小糸さんから送られてきた写真もツイートしてくれました。この日は自分の話はせず、ほぼ小糸さんの話で終わっていました。SNSで小糸マウントをとるなよ。(先日のめぐるさんが18時に呟き始めたのでこの日も18時にスタンバイしていたのですが、結局画面の前で3時間待たされることになりました。)
終わった後はみんな円香さんに何だったんだと言っていました。
1月5日
1月5日は放課後クライマックスガールズの西城樹里さんの番でした。
最高の自己紹介をしていますね。
彼女はSNSに慣れていないので、非常にゆっくりとしたペースでツイートをしてくれました。(ほかのアイドルはツイートの間隔が長くても5分程度だったのに、樹里ちゃんだけ10~20分程かかっていました。それでも他の人と同じくらいの量をツイートし、2時間以上もTwitterに居てくれました。良い人すぎる。)
また、ユニットメンバーとのランニング風景もツイートしてくれました。
みんなが樹里ちゃんにありがとうと感謝していました。
1月6日
1月6日はアルストロメリアの桑山千雪さんの担当日でした。
彼女は初手から妙なテンションのツイートをしていて、酔ってるのかと騒がれていました。こじあけちゃうぞ♪ってすごくないですか?このときは、この場だけの悪ふざけだと思われていました。
写真は、自室の壁のひびの写真でした。(そんなことある?)
みんな千雪さんのことがわからなくなっていました。
1月7日
1月7日はノクチルの市川雛菜さんが再び登場してくれました。
前回、我々を大いに盛り上げてくれた雛菜さんを待っていないわけがありません。
雛菜さんは、同じ283プロに所属するユニットであるアンティーカとコラボしたチョコレートの写真をあげてくれました。ノクチルのメンバーが写り込んでいますね。(ちっちゃいこがたんがおもしろい。)
そして雛菜さんは、最後にこのツイートを残して去っていきました。
リプライパーティって何?
実は、ここまでの彼女たちのツイートは、ゲーム内のイベントに参加することで読めるストーリー内のSNSでの発言とほとんど同じものでした。ですから、ここまでのツイートはあくまで予定されていたものにすぎません。(そうは言っても、十分に楽しめる企画でした。ここで終わってもモーマンタイです。)
しかし、リプライパーティ―だけはストーリー内部で具体的な描写が無く、開始前と開始後の会話のみが収録されていました。ですから、何が起きるのかストーリーを読んでいても全く分からない状況でした。加えて、「やることになったよ」と言われただけで、時間はどれくらいなのか、どういう形式でやるのか、そもそも本当にこっちの世界で実施されるのかなどとだいぶあやふやな状況でした。(だってリアルタイムでそんなにたくさんの質問に答えるって無理じゃない?前回のノクチルのときは質問がちょっとだけだったけど、今回は質問がメインになるわけでしょ?シナリオライターさんとかが一生懸命考えるってこと!?!?みたいな。)
そうやってよくわからないまま、オタクたちは1月7日の夜、眠りについたのでした。(わたしは4時まで起きていました。)
#シャニマスリプパ
1月8日11時、突如予告が公式Twitterに貼られました。
予告が遅い!!!しかも1時間後の12時から!?!?!?という感じで騒ぎまくりです。私は12時に起きたので、起床した瞬間リプパが開始されました。状況が全く分からないまま、寝起きの頭で頑張って理解しようとしました。私にこの日の午後の予定はなかったのは幸いと言えます。(前日に友人をカラオケに誘ったらテストが忙しいと言われて断られました。今考えるとカラオケに行っていたら後悔したに違いありません。ありがとう、わが友。)
12時になると、283プロリプライパーティーが開始されました。
参加の方法は簡単。 #シャニマスリプパ を付けてアイドルに向けてツイートするだけです。シャニマスをやっている人はみんなツイートをしたんじゃないでしょうか。
また、すでに呟いていた5人に加えて、ストレイライトの芹沢あさひさんも参加してくれることになりました。(実は、参加すること自体はストーリーであらかじめ明かされていました。)
オタクはみんなアイドルからのリプライをもらおうと必死になりました。
アイドル達も、たくさんリプライを返してくれました。
結果、12時から19時までの7時間、100件以上のツイートにアイドルがリプライをくれました。
どう考えてもおかしいでしょ。そりゃトレンド1位にもなるわ。わたしは起きてからの7時間ずっとTwitterとにらめっこをする羽目になりました。
だってねえ!!!!アイドルからリプライがいつ来るかわからないと思うとずっと見ちゃうじゃんね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは、開始から2時間程が経ち、そろそろ終わるだろうと思っていたときの私の投稿です。このあと5時間も続くなんて思っていないので、向こうの世界のファンになりきろうと無邪気なことをしています。
この後は、アイドルの皆さんが送ってくれたたくさんのリプライの中から、私が特によかったと感じたものを列挙していこうと思います。(残念ながら、私はリプライをもらうことはできませんでした。まあ、倍率が400倍とかあったからね…。)
八宮めぐるさん
八宮めぐるさんは今日ずっと太陽でした。文章から彼女のキラキラが伝わってきて、私たちを励ましてくれる素晴らしいアイドルです。私はツイートされるたびに感謝していました。
自分でツッコむところがズルですよね。めぐるさんの文から彼女が悩んでる姿が想像できるから嬉しいな。「おうどんどう!?」の語感も最高!!!
めぐるパンチ👊が初めて出た瞬間です。私はめぐるパンチ👊が大好き。この後も1度だけめぐるパンチ👊が登場してくれました。
この返答とか本当に最高ですよね。こんなに嬉しいことある?「今まさにそう思ってる」とか…。こんなにストレートで素敵な言葉をめぐるさんはオールウェイズ届けてくれる。
これがなぜ素晴らしいかというと、「きょうだい」とひらがなで書いてくれているからです。めぐるさんの気遣いをオタクたちは受け取ったよ…。
樋口円香さん
円香さんはTwitterっぽいリプライを送っているな~って印象でした。普段は私たちプロデューサーに対して厳しいので、ちょけてる円香を見られるのは面白いよね。今回の円香は「寝よう」「👍」「あるある」の3つでほとんどやりくりしていました。天丼が好きなんですかね。
円香さん宛てには何故か睡眠に関する相談がたくさん来ていました。「寝よう」と返答した回数は3回でした。
ただの叫びにも応えてるのめっちゃ良いよね。「👍」は4回使っていました。彼女によると、よく使う絵文字らしいです。
これあるあるなんだ。あなた仮にも実家暮らしの高校生でしょ。「あるある」は次のリプライでも使っていました。円香、あるある探検隊なのか?
これは単純にリプライ先が凄いと思いました。円香を困惑させたのがかなり面白い。
西城樹里さん
樹里さんは優しさに溢れていました。長文の応援コメントに時間をかけて丁寧に返してくれて、はたから見ていてもすごく嬉しかった。樹里ちゃん、最高だ。(樹里ちゃんが1日でだいぶSNSに慣れていてみんな嬉しかったです。すっげー成長しちまったなあ!!!!)
樹里さんはストレートな言葉を選んでくれるから、ダイレクトにその気持ちが伝わってきてすごく嬉しいですよね。「ありがとう」って言ってくれるアイドル、最高だ!!!!!!!!!!!!!
このリプライを読んだだけで樹里さんが好きになります。
「おう!モフモフです」って文字の並び、最高すぎる。
「一緒に笑顔でいてくれ!」って最高。放クラの他のメンバーも見てくれてるんですか??????ってなりましたよね。嬉しいな~。
「応援のしかえし」って最高じゃんよ。それにしても、樹里さんに送られたツイートはみんな丁寧な文章で素敵ですよね。
桑山千雪さん
千雪さんは今回最も番狂わせを起こした人です。普段私たちが見ていた千雪さんはなんだったんだろう。少し天然だけど頼りになるお姉さんだと思っていた人は、とんでもない殺傷力を備えた無差別攻撃兵器だったのです。おむすび恐竜、馬鹿にしていてごめんよ。お前は俺たちのなれの果てだったんだな…。
明らかに初手から何かがおかしい桑山千雪
桑山千雪、初手からフルスロットルです。こんなリプ貰ったら好きになるに決まってるでしょうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この女(アマ)ッ!!!男の扱いに慣れすぎているッッ!!!
と思ったら、真剣な質問には真摯に質問に答えてくれるんですよ。「素敵な大人の女性になりたいわけじゃなかったり」ってところが千雪さんらしくてすごい素敵な考えですよね。でも、「#こじあけるっ」って何?
幸福論じゃなくて注射論?どういうこと?千雪さんはハッシュタグがどんどん進化していってました。今後のワクチン接種のときはみんなでアルストロメリアを歌いましょうね。きっと看護師さんから変な目で見られますよ。
これは、先日の千雪さんのひびの写真を受けてのツイートだと思うのですが、あろうことか千雪さんは責任をユニットメンバーに転嫁しようとしています。(え!責任転嫁ちゃん!?)甘奈さんと甜花さんがそんなことするわけないでしょうが。
この日、はっきりとわかったことがあります。さんざんネタにされていたおむすび恐竜は自らその身を堕天させたルシファーではなかったのです。
本当に在ったのはッッ!!!!
桑山千雪がディエゴ・ブランドーと同じ「スケアリー・モンスターズ」のスタンド使いだったという事だけだッッ!!!!!!
市川雛菜さん
雛菜さんは、雛菜さんでした。私たちが求めていたのは雛菜さんだから最高です。インターネットネイティブだからインターネットが上手すぎる。俺たちは、雛菜さんが大好きだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「そうだろゾロ、サンジ!」「「おう!!!!!」」
本人が指摘することあるんですか!?私がこれをやらかしたら、腹を掻っ捌いて自決します。雛菜さん、すごいな。
こんな素敵な返信ある?こんなん絶対推すしかなくなるじゃん!!!!!
雛菜最強!!!!!!!!!!!!!!!
「勝たんしか雛菜」
これがインターネット界最強の雛菜さんの立ち回りですよ。ユニットメンバーの透さんに対するネガティブなコメントに対して間接的に釘を刺す。フィギュアスケートだったら技術点で満点が与えられています。
芹沢あさひさん
あさひさんは今回のダークホースでした。過去に呟いたこともないし、あさひさんのSNSでの立ち振る舞いなんて誰にもわかりません。結果は、言うことなしの満点です。ありがとうね~。私はあさひの書き言葉が大好き。
初手からこれです。誰にも返信しないまま、あさひさんは事務所の外に行きました。あさひさんと一緒にいるときのハラハラ感を味わうことができて、私は満足しました。
記念すべき最初のリプライです。淡泊です。ハッシュタグもないし。最高。
これは本当にすごいです。あさひの興味を写真だけで一本釣りしたところがすごい。Perfect Communicationです。(これはどうやら竹の地下茎らしいです。)そしてあさひのハッシュタグだけつけたリプライもすごい。これはたぶん誰か(円香かめぐるあたり)にハッシュタグを付けなよと言われて、言葉通りに「#」だけを追加した結果なのでしょう。
「すごくはやい。」
あさひさんはおそらくSNSなどの場における文字上でのコミュニケーションを行うとき、感嘆符などを用いた感情表現の手段が存在することを知らないのだと思います。本当は「すごくはやいっすーー!!!!」ぐらいのテンションなんじゃないか。
これは誰に似てるんでしょうかね。私はおそらく同じユニットの黛冬優子さんだと思っています。あさひさんの周りにこんなに眉を吊り上げる人は冬優子さん以外いないでしょう。
しかし、283プロと同じ世界に生きているファンにはこれが誰に似ているのかは一生突き止められません。冬優子さんは完璧にふゆと冬優子を演じ分けているので、向こうの世界のファンは「怒った冬優子」の存在を知らないのですから。
ちなみに、アイドルのみなさんはそれぞれリプを送る相手の傾向が見られたりもしました。めぐるさんと千雪さんは結構誰にでも、円香さんは睡眠関係の投稿に、樹里さんは丁寧な応援コメントに、雛菜さんはアイコンがユアクマ(雛菜さんの好きなマスコットキャラ)など雛菜さんのファンだとわかる人に、あさひさんは写真に対して多く変身していたように思います。
そして、最後にはアイドルの皆さんが素敵な挨拶をしてくれました。
このとき、私たちは「いかないで~」という別れを惜しむ感情と「ありがとう!!!!」という感謝の感情でぐちゃぐちゃになっていました。
ですが、雛菜さんが「またできるかも!」と言ってくれて私は非常に感謝しています。前回のノクチルのときの締めも雛菜さんの次を匂わせるツイートだったのですから。アイドルは私たちと一緒に未来に向かって進んでいく存在なので、また近いうちに会えるはずです。(雛菜、社長と仲良くなったのかな~。ご飯連れて行ってもらえたか?)
終わりに
今回実施された #シャニマスリプパ という企画は非常に楽しかったです。
過去に実施された2つのTwitter乗っ取り企画に比べて、私たちプロデューサーを巻き込む要素がさらに追加され、「シャニマスってすごい」と改めて感じてしまいました。
告知が遅い!!!というツッコミどころはありましたが、それ以外は本当に文句のつけようもありません。
今回、イベントに登場するアイドルのTwitterでの登場機会やリプライ数などに差はありましたが、それを「このアイドルだからこういう振る舞いをするよな~」という納得感に繋げるというのは、シャニマスだからこそできたのかなと思います。(アンバランスにするのがシャニマスといえるかもしれません。)また、アイドルに対する投稿も、実際の向こうのファンを模したものが多く、それによって「私と同じようにシャニマスを楽しんでいる人がたくさんいるんだ」と嬉しくなりました。シャニマスのアイドルの登場機会にはほとんど偏りがないところだったり、ディテールを突き詰める精神をプレイヤーも有していることなどが利いてきたと感じました。
新年始まって早々にこれほどの企画があったということは今年は期待に胸を膨らませていいんでしょうか。昨年は本当にトラブルなどが多く、大変だったとは思いますが、シャニマスは素晴らしいゲームだということは揺るがないと再確認できたように思います。
次にTwitter企画をやるときは、まだTwitterに登場していないアイドルを待っています。でも、今回は最高だったからメンバーが被ってもいいです。アイドルの活動を生で感じられるなら、これ以上の喜びはありません。
まあ何が言いたいかというと、283プロのアイドルはみんな最高ってこと。
※ツイートを勝手に載せていいのか気になっているので良かったら教えてください