兄妹が終わるとき。
私にとっては叔父。
母にとっては兄である。
そのような人が遠方で亡くなった知らせがあった。
私が最後に会ったのは9年も前になる。
祖母の葬式以来だろう。
昔は、交流があってよく夏休みに会ったものだ。子供好きで疲れを知らないタフな叔父だと記憶があった。
母と叔父は不仲だ。
亡くなった祖母の遺産を真っ先に聞くくらいの人間だ。大人になって親族の関係がはじめて分かることもあるだろう。
そんな叔父が亡くなっても絶対に行かないと決意した母も葬儀には出たらしい。
母、どんな気持ちだったのだろうか。
後から聞いた話だが、憎たらしいと思っていたが最期は顔を拝めて、よかった。と言っていた。
どんなに時が経とうが、嫌だろうが最期は兄妹、だったのであろうと、私は思う。
人はかならず死ぬ。
人生100年とは、よく聞く話だが
そんなことはない。死ぬ時は死ぬのだ。
それを思い知らされてからは
みる景色がまた一つ変わったような気がしました。
家族、兄妹を大事に。
生きてる時にしかケンカはできず
感謝も言えない。
死を前にあなたならどうするか。
今一度、考えたいものだ。
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