NG脱毛クリニック:ジェントルマックスプロプラスを餌にした残念クリニック
こんばんは。剛毛男爵です。
本日は日本全国の「優良そうに見えるけどヤバい残念クリニック」を紹介していきます。
脱毛業界は残念ながら悪徳と言わざるを得ないようなサロン・クリニックが多く、大金を払ったのに損をしてしまう方が多いのが現状。
さらに言えば「自身が受けている脱毛は間違いなく優良だ」と確信しているけれども、質の悪い脱毛を選択している方も多いのです。
残念なのが「脱毛で失敗しないように」と一生懸命勉強している方こそ、「優良そうに見える残念クリニック」に騙されているケースが多いのです。
その代表例が「ジェントルマックスプロプラス」を導入した脱毛クリニック。
ジェントルマックスプロプラスは確かに優良脱毛機械である事に間違いないのですが、「ジェントルマックスプロプラスと言っておけば客が申し込んでくる」と客寄せパンダとして使用して、この機械の持っているポテンシャルを活かさないクリニックが最近増えてきているのです。
今回はジェントルマックスプロプラスを導入しているクリニックがどのようにして患者を騙しているのかについて説明します。
記事の中では名前こそ出さないものの、見れば「〇〇クリニックだな」と分かるように記事を書いていきます。
「ジェントルマックスプロプラスを使用している優良クリニックを見つけた!」と安心している方こそこの記事を読んで下さい。
ジェントルマックスプロプラスなのに安いのには罠がある
一生懸命脱毛クリニックを調べている方が陥りがちなのは
「最新の優良脱毛機械、ジェントルマックスプロプラスを使用していて安い。これはめちゃくちゃいいクリニックを見つけたぞ・・!」
という考え方。
気持は凄い分かりますし、過去の勉強不足だった自分でも同じ判断をしている事でしょう。(今でこそヤグレーザー最強論を否定しておりますが、当時は私もヤグレーザーが最強と信じておりましたw)
でもね。
ジェントルマックスプロプラスってめちゃくちゃ高いんですよ。
機械だけでも1,000万円は越します。他の機械よりも数百万、下手したら倍以上高いです。
機械の単価自体が高いだけじゃない。
維持費用も高いんです。
ジェントルマックスプロプラスだけじゃない、ジェントルシリーズの強みは冷却ガス。他の機械だと0℃ぐらいなのですが、ジェントルの冷却ガス(DCD)ガスは-26℃まで冷やせます。このDCDガスは特許を取得しているので他クリニックも真似が出来ない。
そしてこのDCDガスが高額なのです。
具体的な価格を言うのはこの場では差し控えさせて頂きますが、ちゃんと施術をしている優良クリニックであれば冷却ガスの費用だけで月数百万円はかかっております。
・1千万円以上する高額機械
・月数百万円はかかる冷却ガス費用
ここまで金がかかるのがジェントルマックスプロプラス。
これなのに極端に安いのは怪しいと思いませんか?
なんで安く出来るのか。それはクリニックが悪いコストダウンをしているからです。
次では具体的にどのようなコストダウンをしているかについて説明します。
施術時間の短縮
1つ目の残念コストダウンは施術時間(レーザーを照射する回数)を減らす事によるDCDガスの使用量削減です。
照射数を減らすとはどういう事か?いくつか事例を紹介します。
①あきらかにスカスカなレーザー照射
こちらは某令和の虎に出演している医師が運営している脱毛クリニックで起こした照射ミスの写真。
赤い所が火傷の跡=レーザーを照射した所になる訳ですが、間が空きすぎていると思いませんか?
医療ミスを起こした事で体の全ての部位に当てずに飛ばしてレーザーを照射している事も明らかになった訳です。
実はこのように間を空けてレーザーを照射する事でDCDガスの使用量を減らしているクリニックは少なくないのです。
②重ね打ちをしないクリニック
2つ目のコストダウンは重ね打ちの省略です。
下記画像をご確認ください。
プロプラスに限らず、ジェントルシリーズは円形なので均等に照射すると隙間が生じてしまってレーザーが当たらないのです。
ですので本当にいいクリニックだと以下画像のように、端を重ねて打ち漏れが出ないように施術をしてくれるのです。
・重ねないで円の端部を当てずに照射するか
・しっかりと重ね打ちしてくれるか
これでショット数(施術時間)が大幅に変わるのが分かりますね。
空冷装置への切り替え
2つ目の残念コストダウンはDCDガスを使用せずに空冷(冷風)装置に切り替える事によるコストダウンです。
DCDガスは-26℃であるのに対し空冷装置は0℃程度。
冷却ガスを冷風装置に変えると言う行為は「冷却温度を26℃高くする」という事であり熱を冷やしにくくなる事ですよね。
熱が生じる時、冷却を要する時とは以下の場合です。
•出力を上げる時
•重ね打ちする時(重ね打ちする時は同じ個所に2回レーザーを当てる事になり、熱が体に溜まりやすい)
つまり、しっかり冷やせない(空冷装置を使用する)と
出力を上げれない・満足のいく重ね打ちが出来ないというリスクがあるのです。
※こちらのポストも参考にして下さい。
残念クリニックの具体例
では実際にそのような残念な対応をしているクリニックの実例を紹介していきます。
※具体的にこの場で名前を挙げると対象者に見つかり、削除要求を受ける可能性があるので、エゴサーチ対策として文字には残らないけど分かる形で紹介していきます。
東京のヤバいクリニック
ポストをたどっていくとどこの事を言っているか分かるようになっております。
大阪のヤバいクリニック①
大阪のヤバいクリニック②
大阪のヤバいクリニック③
この他にも、大阪では「(効果に問題なければ)空冷装置に以降する予定だ」と公言しているクリニックもあり
ジェントルマックスプロプラスを使用していて信頼出来そうなクリニックを見つけるのは非常に困難な状態となっているのです。
ジェントルマックスプロプラスでお勧め出来るクリニック
ここまで、ジェントルマックスプロプラスの残念な使い方と具体的なクリニックをお伝えしてきましたが
「じゃあ具体的にどのクリニックがいいんだよ?」
と思う方も多いでしょう。
ここで、ジェントルマックスプロプラスを使用していてお勧めの脱毛クリニックを紹介します。
①クレストスキンクリニック(船橋)
1つ目は船橋駅から歩いて5分程の場所にあるクレストスキンクリニックです。
脱毛機械はジェントルマックスプロプラス。DCDガスを使用しているのは勿論のこと、しっかりと重ね打ちしてくれるのが魅力のクリニックです。
具体的な数字は体格・性別の差があるので開示しませんが、「そんなに長い時間施術してくれるの!?」と感じましたし、
他クリニックからクレストスキンクリニックに転院してきた患者さんは「こんなに長い時間施術してくれるとは思わなかった」とコメントを残されているようです。
詳細についてはこちら
②Aya Beauty and family clinic
2つ目は名古屋・大阪にあるAya Beauty and family clinic です。
脱毛機械はジェントルマックスプロプラス。DCDガスの使用は勿論の事、こちらのクリニックの素晴らしい点は、X上で院長自らが積極的に情報発信をしている点です。
クリニック名を開示して、クリニックに関する情報、脱毛情報を発信する事って余程の自信がないと出来ない事だと思います。もしも粗が出たり問題が起きたりしたら矢面に立たされる訳です。
実際に私がAyaさんと接点を取るようになったのも、院長さんにX上で絡んで頂いた事から。「このクリニック、誠実なのか。。?」と疑いの目を掛けながらも直接DMで連絡して質問したり、タイムライン上でやり取りしていく中で「このクリニック、本物や。。!」と気付き、今の関係に至っております。
長くX上でやり取りさせて頂いた結果、「クレストスキンクリニック同様の超優良クリニック」と認定させて頂いております。
番外編:福岡の優良脱毛クリニック
ジェントルマックスプロプラスを使用していないものの、非常にクオリティの高いクリニックとして、福岡県の清美会クリニックを紹介します。
清美会クリニックは全体(体全て)の脱毛をするとなると高価になってしまうクリニックですが、パーツ別で脱毛する場合は
ヒゲ 5回 24,750円
Vライン 5回 46,200円
IOライン 5回 46,200円
という安値で施術が可能なクリニックです。
確かに脱毛機械はジェントルマックスプロプラスではないですが、ジェントルマックスプロプラスの本質はアレキサンドライトレーザー・ヤグレーザーの両方を照射出来る機械。
ジェントルレーズプロ(アレキ)・ジェントルヤグプロ(ヤグ)を兼ね備えている清美会クリニックはジェントルマックスプロプラスを導入していると脱毛効果は大きく変わらないのです。
その他の
・契約期間
・出力運用
・看護師さんの質
・院長の経営理念・人柄
に強い魅力を感じ、今回ご紹介させて頂きました。
無料カウンセリングで聞くべき事
前章では関東・名古屋・大阪・福岡のお勧め脱毛クリニックを紹介しましたが、「住んでいる地域じゃない」「他のお勧めクリニックを知りたい」と思われた方も多いでしょう。
そこで最後に、ご自身で「ジェントルマックスプロプラス」を使っているけど残念な使い方をしているクリニックを見つける方法についてご紹介します。
①冷却ガスの使用
無料カウンセリングでは下記内容を確認しましょう。
・最近空冷装置を使うクリニックが増えておりますが、貴院はキャンデラ(ジェントルシリーズの機械メーカー)社のDCDガスを使用でしょうか?
・(DCDガスを使用している場合)それはクリニックの全てのジェントルがDCDガスを使用しているという理解で宜しいでしょうか?
・(一部DCDガス・一部空冷装置を使用している場合)機械の指定は可能ですか
・(DCDガスを使用している場合)今後空冷装置を導入するケースがお考えでしょうか?その場合、当初と話が変わるのですが、解約手数料はどのようになるのでしょうか?(一部だけ空冷装置を導入するクリニックもあり、その場合はDCDガスを使用したジェントルを指定出来るかを確認しておきましょう)
また現在、空冷装置を使用しているのにジェントルマックスプロプラスのガスを使用していると主張していているクリニックもあるかもしれません。
その場合は、施術の際にDCDガスを使用しているか、空冷装置を使用しているかを確認し、空冷装置と発覚したら即クーリングオフをしましょう。(クーリングオフが出来るよう、契約してから施術日まで8日以上空けないようにしておきましょう)
仮にパシュンッ、パシュンッと音が鳴っていない、or空気を当てられる感覚がなかったら冷却ガスではありません。空冷装置を使うと「ゴォォォー」という強い風の強い音がします。
②施術時間
施術する時間は体格・性別によって数字が異なる為に、明確な指標となる数字はないのですが、下記ポストは参考になるでしょう。(私が懇意にさせて頂いている脱毛医師さん。特定のクリニックに所属していないのでポジショントークはなく、勉強させて頂いております。)
また、現在気になるクリニックがある方は無料カウンセリングで具体的な施術時間を聞き出すようにしましょう。
その後で
・上記ポストを参考に時間の長さが適切かを判断
・同じ条件(ジェントル・口径スポットが同じ大きさ)のクリニックに無料カウンセリングに行き、施術時間を比較する
をするようにしましょう。
最後に注意点
以上、ジェントルマックスプロプラスを使用しているのに安くて危険なクリニックの特徴についてお話しました。
今回の話を参考にして自分にとって理想のクリニックを探して頂ければと思うのですが、1つだけお伝えしておきたい事がございます。
それは今回の条件(施術時間・冷却ガスの使用)をクリアしたとしても、上記お勧めクリニック以外だと、行ってはいけないクリニックが存在するという事です。
今回の内容とは趣旨が逸れてしまうので詳細はお伝えしませんでしたが、「ジェントルマックスプロプラス・またはジェントルマックスプロ」を使用しているクリニックで安いクリニックには最新の注意を払うようにしましょう。
近日中にもう1つのヤバいクリニックの特徴について記事を投稿します。