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リモートワークの弊害?_その1
最近「ニューアムステルダム・医師たちのカルテ」というドラマにハマっている。アメリカ最古の公立病院の改革に挑んだ医師たちの物語なのだが、実話に基づいているそうだ。このドラマの好きなところの一つ、アメリカの医療問題が毎回提起されているところ。例えば医療用麻薬の問題とか、人種差別が病気にどう影響するかとか。
私はその昔看護師として働いていたこともあり、この手のドラマを観るとやっぱり病院でいいな、人助けっていいな、と単純に感じてしまう。2次救急の現場で働いていた時は、そのストレスから結果的に看護師を辞めたにもかかわらずだ。
昨夜もドラマを観てて、ふと自分には何か欠けていると感じてしまった。
答えはすぐにわかって、それは誰かの役に立ったと目の前で感じることのできる気持ちだ。そしてもう一つ、仲間とのコミュニケーションだ。
9月からリモートワークを始めて約5ヶ月。
天気が良くない日に通勤しなくていいし、電話や他人の話し声、誰かがズズズーっとお茶を啜る音なんかも聞かなくていい。勤務時間中も自分で仕事のペースをコントロールできる。誰の目もない。リモートワークって素晴らしい、って思っていた。
でも、私は今強烈に同僚が欲しい。挨拶したり、くだらないお喋りをしたりしたい。オンラインミーティングで同僚に会うことはできるけど、限られた時間だけ。チャットでおしゃべりもできるけど、実際に喋るのとはわけが違うのだ。
仕事を生活の中心に置いた暮らしなんて絶対にしたくないけど、人生の学び、経験を積むための場所ではあるなと最近感じている。
そう感じるのは、他人との面と向かったコミュニケーションがあるからなのでは?
ただ黙々と働くなんて、私にはできないししたくない。
でも、どうしよう。
仕事は基本的に完全リモート。退職まで。