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アップサイクルを学ぶプログラムの開催👖

秋晴れの10月、前橋市にて、ワンダーネイチャーラボの講師として、一般社団法人GOMITAIJIが小学生にレクチャーさせていただきました。

ワンダーネイチャーラボは、非認知能力を向上させるプログラムです。
ところで、「非認知能力」をご存知でしょうか?

「非認知能力」とは、学業の成功や人生の充実において重要な要素として注目される能力の一つです。具体的には、自己管理能力、自己調整能力、忍耐力、自己意識、自己効力感、社会的スキルなどが含まれます。この記事では、非認知能力の重要性や養成方法について解説します。非認知能力は生まれつき備わっているものではなく、環境や経験を通じて育まれるものです。具体的な養成方法としては、挑戦的な目標設定や自己効力感の向上が効果的です。非認知能力を養うことで、学業や仕事においてより良い結果を得ることができます。 

反対に認知能力とは、記憶力、思考力、計算力、言語力、IQ(知能指数)も認知能力に当たります。
要するに学校などで教わる、受験のための勉強を指します。

日本が先進国の中で生産性が低い理由として、一般的には付加価値を生み出す力が弱いこと、一つの仕事に携わる社員数が多く、時間をかけすぎていることなどが挙げられます。

要するに、指示された事を完璧に遂行する能力には長けるが、自分で課題を発見し解決して行く能力や、その課題から新たなものやコトを作り出す事が苦手なヒトが多いのではと思います。

学校の教育現場や家庭では、どうしても1つの答えを求められて、多数決を取ると皆が手を挙げている方が「正」となり、他の答えを言おうとすると「勇気」が必要になってきます。

また、教育現場では、教える先生たちも、答えのない事を教えるプログラムが不足しているため、答えのあるプログラムに則って子どもたちに教育する方法をとります。

しかし、非認知能力と認知能力、どちらが重要かという議論は、この議論自体が正しいものではないと感じます。
非認知能力で考えるチカラや新しいものを生み出すチカラを養うには、もちろん学校で教えられる教育がベースにあってこそ。
このベースがないと、非認知能力プログラムを実施しても、新たな発見、新たな課題解決などに結びつかない可能性もあります。

今回、前橋市で取り組む非認知能力のプログラムは、土曜、日曜日の実施となり、通常の教育プログラムに影響を与えない範囲での試験的なプログラムとなりました。
前橋市から委託された、東邦レオ社が、ワンダーネイチャーラボというプログラムの実施を行いましたが、各分野で活躍する人を講師として招き、学校では教わらない内容のレクチャーの実施を行なっています。
一般社団法人GOMITAIJIからは、代表の三浦が、アップサイクルについて講義しました。
子ども達にSDGs、3R(リデュース、リユース、リサイクル)、そしてアップサイクルを学んでもらいました。
ほとんどの子ども達は学校でSDGsを学んでいて、思いの外スムーズに進行ができた事に驚きました。
子どもたちには、家で使い古して、捨てられるはずだった洋服を持参してもらい、それをその場で粉砕し、日本エムテクスが販売するNURU DENIMに混ぜて、実際の壁をヌル、左官体験も行いました。

持ち込んだ衣料を細かく
NURU DENIMに細かくした衣料を入れる
なかなかの腕前!
だいぶ仕上がってきました


あまり細かなコトを教えてもどうかと、発想力を高めてもらいたいという思いから、最初に少しだけレクチャーし、早速行いましたが、子ども達は、見よう見まねで自由に壁ヌリを行いました。
最後はきれいにデニム壁が上手に塗り上がり完成。

キレイなデニムブルー
所々に持参した洋服の破片が

次回は、GOMITAIJI理事のFanfare代表の梶原さんがレクチャーを務めます。
次回報告させていただきます。

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