備忘録#8
朝6時半に起床。学校でトレーニングがあったので家を7時半に出る。最近は暖かくなって朝もそんなに辛くない。でもそれは冬が過ぎ去っていく事を意味する。季節が変わるのはなんだか寂しい。最近はテストも終わって部活三昧、明日は試合、きつい。ここで辞めたら後悔しか残らないと思いぼちぼち頑張ってる。変に真面目な自分が嫌いだ。
部活に入ってから自分だけできないという経験が増えた。まあ今日はPK shampooのライブがあるしなんでもよかった。
部活が終わり帰宅、下北沢へ。
この街はなんとも居心地が悪い。みんな同じ格好をしている。ハードロックのスウェット、エアフォースワン、センターパート二しなければいけないと言う条例でもあるのか。気持ち悪い。バンディーを探したがいいものがなくらスパイクでネルシャツを買っただけで終わってしまった。スティックアウトとかライブハウス並に混んでた。二度と行かない。
この日はPKのフェルメールTを着てる人をよく見かけた。それは全然いいんだけど女と一緒に歩いてる奴は殺したくなる。死んでいい。金髪美少女とどこで出会ったのか。何故僕は出会えないのか。女を連れて歩く男と僕に何の違いがあるのか。心底イライラしてしまった。だからと言って僕には何もできない、残念賞をくれ。
6時20分にSHELTER到着。ドリンク代を払い中へ。今日ぐらいはイキって酒でも飲むかと思ったけど勇気がなかった。変に真面目な自分が嫌いだ。入口の手すりに寄っかかりながら開演を待つ。階段にはしーなちゃんがいた。写真で見るとブサイクだけど実際はめちゃくちゃ可愛かった。エロい。周りを見渡すとThe陰キャがいっぱいいて安心、ナゾの仲間意識が芽生えた。
そんなこんなでポケモンのBGMが流れる。ただのBGMなのに泣きそうになってしまった。泣きそうというか興奮というかハイになってしまいそうだった。この感覚は少年野球で初めて立派な球場でバッターボックスに入った時と似ている。あのドキドキをもう一度感じられて嬉しかった。
そしてメンバー登場、にしけんの顔が幼い、中学の同級生に似てる、そしてヤマトパンクスは身長はデカいは髪は汚い。
夜間通用口、ギターがうるさい、CRYAMYのレイ君よりうるさいし汚かった。それ以外覚えてない。天王寺の始まりはリキッドの入りと同じだったからすぐにわかった。涙は半音下がってあの曲に似てる、意味わからん。ヤマトパンクスは減衰とか君とさよならとか同じ言葉を使う、これは意図的なのか否か。そこからはライブのことはほとんど覚えてない、煩わしい輩が1名いたのが頭にきた。死ねとは言わないが中本の激辛麻婆豆腐を顔面に塗りつけたくなった。あと最後の空のオルゴールが格別によかった。ギターを投げつけ観客にダイブするかも思った。演奏もグシャグシャなのがまたいい。
アンコールの京都線の前のMCで一緒に酒を飲むことがあったらあんたらの地元の沿線について教えてくださいみたいなことを言ってた。僕の地元の京王線の代田橋というなのもない駅で夜間通用口のMVが撮影されているのでこれは何かの縁だと勝手に思ってる。それ以外京王線で誇れるものはない、上京してきて間違えでも京王線沿いに住むな。
閉園後一番乗りでライブハウスを出る、めちゃくちゃ虚しい。この日初めて耳鳴りを体験した。キンキンキンキンいらついたけどそれでも何故か嬉しかった。
この日が高一で一番良い思い出になったと思う。それでも明日試合があるのは憂鬱だ。