本気で頑張った音楽

めちゃくちゃ飽き性な自分が本気で取り組んだことってなんやろってふと今日おもったんやけど
やっぱり音楽しかなかった
元々家が音楽一家で3歳から強制的にピアノをやらされてて
当時母が先生もしてたせいでマジで怖かった。

譜面読み間違えたり音言い間違えたらそれだけで
出来るまで終わらんみたいなんが毎日続いてた
母「これなんの音でしょう」
俺「んー、ド」
母「どう聞いてもファーやろ!やり直し!」
これの繰り返し、分かるわけがない
この意味のわからん繰り返しのおかげで今は絶対音感持ちになった。ドラムに使わん

それで結局三年ぐらい続けたけどピアノはやめて
たまたま習いに行ってたピアノのヤマハの先生が
ドラムも教えれる人でそこから俺のドラム人生が始まる。
結構楽しいってのもあって飲み込みも早かったらしくてどんどん上達していった。

しかしその先生がキッズに教える資格しかなくて
小学生なってから続けるかどうか聞かれて
楽しかったから続けます言うたらめちゃめちゃ見た目怖い先生に引き継がれたんよ

パーマロン毛でサングラスかけて髭生えてる
いかにもジャズやってます感凄い先生。

当時怖すぎてレッスンの時顔一生見れんかったの覚えてる。
でもマジで教えるの上手でこの辺りから成長スピードが凄まじかった。
最初の方によく言われたのは
「ドラムってのは音がデカくて周りの楽器の音を喰うからお前が止まったら曲止まるから死んでも止まるな」 これめっちゃ言われた。今でも守ってる。

要するに俺が最なんだなと、
だから他の楽器の迷惑にかからんように必死に練習してた。
でも、この練習のやり方が当時本当に馬鹿やったと思う。

今では信じられへんくらい
中、高生の時ストイックやって
朝9時から昼まで家の電子ドラムで練習して
汗かいたら風呂入ってまたあがって練習しての繰り返し。
多分一日どんなけ少なくても7時間ぐらいやってたと思う。

んで俺がミスるわけにいかん完璧にしなあかん
って思考が強すぎて、
例えばどっか叩く場所間違えたとして
左手を間違えたら左手をスティックでボコボコに叩く、足を間違えたら足を青タン出来るくらい殴る。
顔面殴る。とにかく自分のどこかを殴る。
これをやってた。
間違える自分が悪い。音源に合わせれてない自分が悪い。この考えしかなかった。
それくらいその先生のこと信頼してたし、
他人に迷惑をかけたくなかった。

なんせ自分がこんなことを間違えるのが許せなくて
その怒りを間違えた自分の体のパーツに痛めつけて反省してた時期があった。
多分骨とか折れる寸前ぐらい行ってたと思う。
半年ぐらいずっと手の甲痛かったし。

その状態でクラブではバスケ部
習い事では空手を週4で行って
今となったらほんまに考えられへんぐらい
ストイックにやってたんやなって思う。
絶対やり方は間違えてるけど案の定
上達しまくってたし他校のやつにも
とんでもない差つけてたから結果オーライなはず。

また講師試験別のも受けなあかんから今の自分も
見習ってほしいわほんま頼む。

もう最近自分が前ほどストイックになる事がそうそう無いけどこんな事もあったよーってお話
ドラム🥁最高🥁

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?