フヂコ・ペヤング

東京在住の会社員。食べて飲んでよく眠る。旅好き。

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最近の記事

ビジホの友

 日本のビジネスホテル、かなりの割合で製氷機が設置されているのはなぜだろう。ズボンプレッサーもそうだけど出張サラリーマン向けのサービス提供だと考えると合点がいく。だって"ビジネス"ホテルだし。  自分はズボンプレッサーを利用する機会がないけれど製氷機には非常にとても大変お世話になっている(最上級のつもり)そしてもはや「製氷機ありき」で持っていくものがある。  アイスクーラーバッグ  ビジネスホテルの冷蔵庫とは「常温よりマシな箱」だと長い経験から学んだので部屋飲みの際にはこ

    • 老後にセントジェームス計画

       思えばストレスMAXだったのだ。依存症手前なほどに洋服ばかり買っていた時期があり、なかでもセントジェームスのウエッソン(ボートネックのボーダー)は色違いを狂ったように購入していた。ネット販売がまだない時代、白金や代官山の直営ショップに足繁く通ったものだ。    直営ショップで販売されているレディースサイズが「0」と「3」、1と2がないのは変わってるなーと長年思っていたけれど、単に日本代理店が仕入れていないだけと知ったのはだいぶ後の話。「0」と「3」はXSとLくらいの開きでど

      • marimekko × コンバース

         かれこれ約10年前、コンバースがmarimekkoとコラボしていたのをご存知だろうか?知られていないのも仕方がない、コラボしていたのはコンバースUSAで日本では販路がなかったからだ。このへんの詳しい事情は「コンバース JAPAN  USA」あたりでググッていただくとして。 買えないのは日本だけ。 だったら国外で買えばいいじゃない? 友人と内輪でmarimekkoが流行っていたのである。 当時、年に数回訪れていた香港で見かけたときはときめいた。 かわええー! 次に行った台

        • 豊洲しか知らないんですが 2

           2020年8月デビューの豊洲市場の寿司大、その年は空いてて入りやすいこともあり調子に乗ってたかもしれない。同じ6街区の「高はし」や人気の「大和寿司」にも足を運んだから豊洲狂いだった。それが2021年は半年に1回程度、2022年は1回に留まることとなった。  行動制限もなくなり国内旅行に出かける機会が増えたので、寿司大は東京へいらっしゃる方どうぞ☆という気持ちになったのである(何様だ!) そうしているうちに2022年10月の外国人の入国緩和がきた。街なかですれ違うたくさんの外

          豊洲しか知らないんですが 1

          豊洲の寿司大について書いてみたくなった。  築地場外の頃は「深夜から並ばないと食べられない外国人にも大人気のお店」くらいの認識で、正直そこまでして食べたいものなのか?と思っていた。2018年の豊洲移転後も意識の外という感じで。それがコロナウイルス蔓延(2020年~)で外食産業に受難が訪れたわけだが、給付金を選択して休業店が続出したとき「豊洲は営業中」のニュースを耳にしてパッと思い浮かんだのが寿司大のこと。   どうも心の奥底で夜中から並ばなくて済むなら一度は食べてみたかった

          豊洲しか知らないんですが 1

          移動するとうふ

          「京都の豆腐」に弱い。京野菜などもそうで字面だけで美味しそうに思える(嘘)。近年、心を鷲掴みされてるのが森嘉さんの嵯峨豆腐である。老舗の看板であるが、それを東京に持ち帰って食べることに執念を燃やしているのだ。京都旅の最終日は必ず大丸京都店( "きょうとみせ" と呼ぶのはご存知ですよね)の地下食品街に突撃する。嵯峨豆腐が入荷する貴重な空間へ。 この嵯峨豆腐700gもある。市販の豆腐が300~400gであることを考えると約2倍。みっしり重い (ここは油揚も大判)。その日のうちに

          昼下がりのとうふ

          ひとりでゆっくり飲みたい時、通し営業の店ほど心強いものはない。昼の混雑がおさまった14時半すぎによく訪れていたのが「銀座の三州屋」である。半休を取って勤務先から向かうとちょうどそんな時間。近隣に2店舗あり本店と支店だというが、自分が訪れるのは一体どちらなのか実はよく分かっていない。かつて、初訪問という友人と店で待ち合わせしたとき約束の時刻をだいぶ過ぎてもやって来ず心配で電話したら、看板が目に入らず入口前を何度も素通りして行ったり来たりしていたという。私がひいきにしているのは細

          昼下がりのとうふ

          高架下のとうふ

          同行者がほしい店がある。そのひとつは有楽町駅ちかくの高架下「新日の基」だった。仕事帰りな人の憩いの場であると共にご亭主アンディさんの発信力で外国人客が押しかけるいい意味でカオスな場。大声で話さないと会話がかき消されるほど喧しく、気のおけない友人とバカ話しながら飲みたい空間だった。 今では「例の状況下」でほとんどひとりで行く。肉豆腐を赤星で流し込むのがたまらない。かつての喧騒がウソのような静かな空間。そういう店で飲むは好きだけどそれはここの本来の姿ではない。テーブルをひとり使

          高架下のとうふ

          おでん屋のとうふ

          銀座「かめ幸」さんを先日初訪問。ワンカップの出汁割りで〆るいつもの枠から一歩出て座長的 "ハレ"なおでんを求めて。 出汁が濃くて黒光する大根に一瞬ギョッとするが、ほんのり甘くて病みつきになる旨味。そして見たこのない豆腐の存在感。豆腐ラバーとしてはたまらない食べ応えに大満足だった(後半リピート)。どこの豆腐を使っているんだろう?

          おでん屋のとうふ

          居酒屋のとうふ

          いきなりだが、旅先でひとり居酒屋に入るのが好きだ。 そして、頼まずにいられないのは豆腐なのだ。冷奴、肉豆腐、鶏豆腐、揚出し豆腐、湯豆腐、、、。ちゃんと意識していこうという思いを込めて初投稿は伊勢市「一月家」さんの名物・湯豆腐。これからもっと豆腐に寄り添っていこう。  

          居酒屋のとうふ