独断と偏見に基づく電子ピアノ鍵盤格付け(2022年度版)
~~木製グランドピアノ長~~
SSS 【ヤマハ】 グランドタッチ
・2017年に登場したClavinovaの上位機種用
・主要機種 CLP-775,785 実売価格 28万~
・シーソー式のむく材をつかった木製鍵盤
・剛性感のある弾き心地だが多少打鍵音あり
【河合】グランド・フィール・アクションⅢ
・2020年に登場したCAの上位機種用
・主要機種 CA79,99 実売価格 28万~
・シーソー式の合板をつかった木製鍵盤
・ヤマハの比べてタッチ、打鍵音もソフトな感じ
【ローランド】ハイブリッド・グランド鍵盤
・2018年に登場したLXの上位機種用
・主要機種 LX706,708 実売価格 30万~
・シーソー式の樹脂と木材のハイブリッド構造鍵盤
樹脂を木材でサンドイッチにしたような構造
・鍵盤振動機能というローランドのみの機能あり
~~木製アップライトピアノ長~~
SS 【ヤマハ】グランドタッチエス木製(Y)
・2020年に登場したClavinovaの中位機種用
・主要機種 CLP-745 実売価格 23万~
・グランドタッチの鍵盤長を短くしたもの。構造、材質は基本的に同様
【河合】グランド・フィール・スタンダード・アクション
・2017年に登場したCAの低位機種用
・主要機種 CA49,59 実売価格 19万~,
・シーソー式の合板をつかった木製鍵盤
S 【ヤマハ】ナチュラルウッドエックス
・2014年に登場したClavinovaの上位機種用
・主要機種 P-515,CSP-170 実売価格 18万~、30万~
・GH3X鍵盤の構造をもとに鍵盤部分をむく材の木製に変えたもの
【ローランド】PHA-50
・2015年に登場したLXの中位機種用
・主要機種 HP704 DP603 FP-90X 実売価格 20万~
・PHA-4をベースとした樹脂と木材のハイブリッド構造鍵盤
~~プラ製アップライトピアノ長~~
AA 【ヤマハ】グランドタッチエスプラ
・2020年に登場したClavinovaの下位機種用
・主要機種 CLP-735 実売価格 16万~
・グランドタッチの鍵盤長を短くしたもの。鍵盤はプラスチック
A 【ヤマハ】GH3X
・2011年に登場したヤマハ初のエスケープメント付き鍵盤
・2002年に登場したGH3にエスケープメントを付けたものである
・前世代のClavinovaの下位機種に搭載されていたが、グランドタッチ
エス(プラ)にとって代わられた。
【河合】レスポンシブ・ハンマー・アクションⅢ
・2014年に登場したCNシリーズ用の鍵盤
・独自のレットオフフィール(エスケープメント)とGH鍵盤同様の
鍵盤の重みを変えるカウンターウェイトを実装
・主要機種 CN201,301 実売価格 12万?~
【ローランド】PHA-4スタンダード
・2014年に登場したローランドのエントリー向け鍵盤
・エントリー向けながらエスケープメントを搭載し、3つの高精細
センサーによる打鍵検出精度が高い
・主要機種 HP702.90Xを除くFPシリーズ 実売価格15万~.6万
▽▽ここから下はエスケープメントなし
B 【ヤマハ】 GH3
・2002年に登場したヤマハ初の3センサー型。3センサーになり
連打性が高まった。Clavinovaの上位機種に搭載された。
・主要機種 YDP-165 実売価格 12万~
C 【KORG】 RH3
・2009年頃に登場したKORGの上位機種用。
2センサー方式ながらそこそこの連打性と弾き心地をもつ
・主要機種 D1.LP-380 実売価格 5万~.7万
D 【ヤマハ】GH
・1997年頃の登場した2センサー型の鍵盤。約20年の間、ヤマハの電子
ピアノ用鍵盤のベースとなっていた。
・GHとは4種類の重さを変えたハンマー(実際はU字型の針金)の事
を指す
・鍵盤の重さとバネを併用したタイプであるが、しっかりした重さが
ある鍵盤として評価されていたが、連打性は低かった。
・現行機種ではすでにないが2013年のYDP-163まで搭載されていた
これはClavinovaより性能のよい鍵盤はアリウスには搭載しないルール
によるものである。
~~プラ製17~18cm前後~~(RHSは不明)
E 【カシオ】3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤II
・2012年頃登場したカシオの主力鍵盤
・鍵盤長は短いながら自重を利用した打鍵機構であり、3センサーで
連打性を上げている。
・ただしある程度の重さがあるために短い鍵盤長故に奥が弾きづらい
・主要機種 PX-770,870,CELVIANO 実売価格 7万~
【カシオ】スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤
・3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤IIをもとにさらに
コンパクト化を進めた鍵盤
・2センサーである、
・主要機種 PX-1100 実売価格 6万~
F 【ヤマハ】 GHS
・2004年頃にポータトーンなどの鍵盤にグレードハンマーなる針金を
いれた作った鍵盤らしい。(あくまでも噂です)
・Pシリーズでは2007年のP-70からGH鍵盤にとって代わり、従来の
ユーザーからは軽い、安っぽいと不評であった。
・今や殆どない2センサー方式で連打性が弱い
・鍵盤重量を軽くしたことでバネ感か強まり安っぽいタッチである。
・今や殆どない非アイボリー処理の白鍵であり滑りやすい
・主要機種 P-125,YDP-145 実売価格 7万~,9万~
【河合】RHS
・コンパクト型のESシリーズの下位機種に搭載されているもの。
・あまりに情報がなく詳細は不明であるが、個人的な感想としては
河合版のGHS鍵盤である。
私は最初に触った時にはあまりの鍵盤の軽さに電子ピアノだとは
思わなかったほどである。
・センサー数は不明だが2センサーのよう
・鍵盤支点長さは写真から21cm前後と思われる
・GHS同様に非アイボリー処理
・レットオフ・フィールやカウンターウェイトはない。
・もしかしたらGHS鍵盤以下であるかもしれない(個人の感想です)