こんにちは。フリーキュレーターの牛込麻依です。
2023年10月に参加しているAIR日高村の活動レポートをお届けしています。
2022年のAIR日高村
今回はAIR日高村2年目となる2022年参加アーティストのまとめ第三弾ということで、秦雅則さん・大漁舟隆之さんのお二人を紹介したいと思います。秦さんは2022年10月中旬から11月頭まで、大漁舟さんは12月上旬から下旬まで日高村に滞在されました。
2022年度参加アーティスト・秦雅則さん
2022年度のプログラムで4組目となるアーティストは、写真を用いるアーティスト秦雅則(はた まさのり)さん。
秦さんは日高みよし農園に受け入れされ、3日間農業体験を行ったそう。3日間だけだと、農作業を進めるというよりも、職場見学・体験程度で終わってしまうそうだが、それ以外の時間を思索にふける時間や、写真の撮影に使ったようです。
2022年度参加アーティスト・大漁舟隆之さん
2022年度のプログラムで5組目、最後に参加したアーティストは、画家・映像作家の大漁舟隆之(たいりょうぶね たかゆき)さん。
大漁舟さんも同じく日高みよし農園さんに受け入れされ、2週間農作業をされたそう。みよし農園さん曰く、観察力があり器用で、言われた指示を的確にこなす力があったとのこと。普段画家として活動している中で鍛えられた目と手が役に立ったようです。
元々大漁舟さんは農業に興味があったそうで、AIR日高村のプログラムとも相性が良かったとか!三好さんも興味がある方が来てくれて嬉しそうでした。
滞在中は、NPO法人わのわ会で、障害者の方を対象にした年賀状を描くワークショップを開催されました。
日高みよし農園でパートの方々とたくさんコミュニケーションをとり交流しただけでなく、わのわ会でもアートをツールにした交流を。大漁舟さんは滞在中の時間を有意義に、村に何かが残る形で過ごしてくださったようです。
宿泊したとまととには、大漁舟さんが描いた絵が飾られています。こうやって目に見える形で残してくださるのも嬉しいですね!
なかなか普段の生活の中で絵を描くことってないですよね。AIR日高村のアーティストが来たから、絵を描く機会ができたのだと思います。AIR日高村、いいことやってますね。
以上で、過去参加されたアーティストさんたちのまとめを終わります。
陶hanayaの美しい陶器
日高村の中でも谷間にある陶hanaya。元々お祖父様が使っていた納屋を工房にして、陶芸をされています。お隣の母屋ではお母様が雑貨店を運営。
高知県内各所で個展も開催されているようなので、ぜひフォローしてみてください!
大滝山ハイキング
日高村で手軽にハイキングができると聞いて、大滝山にやってきました。片道約45分くらいのハイキング。頂上付近には巨岩がゴロゴロと。
頂上は絶景!風が拭いている日だったので、とっても気持ちよかったです。高知ならではの山並みの景色が広がります。
こちらのハイキングコース、観光協会主催で体験コンテンツとして実施中!お寺のお坊さんの説法を聞きながらのハイキングというなかなかクセ強めなものになっています。皆さんもぜひ修行体験してみては?
城八幡宮 花採太刀踊り
毎年10月15日に行われる、無形民俗文化財の太刀踊りを見てきました!
毎年曜日関係なく、10月15日に行われるそう。700年の歴史をもつ、由緒正しい踊りです。ベテランの方々は真剣を持って踊ります。太鼓と鐘、歌に合わせて狭い境内で踊る様は圧巻。皆さんの練習の成果にうっとりしました。
近年は少子高齢化が進み、踊り手も少なくなってきているようですが、700年の歴史を存続させようと頑張っていらっしゃいます。どうにかこのまま続けていってほしい文化です。なかなか貴重な体験をさせていただきました。