見出し画像

念願のサンライズ出雲 予約から乗車まで

2024年5月、ずっと乗りたいと思っていた念願の寝台特急サンライズ出雲に乗車しました!

ノビノビ座席の事前予約から乗車の記録です。
※これで予約できた!という実績はありますが保証はないのでご了承ください


サンライズ出雲に乗ろう

計画

東海道線を使って通勤していた頃、残業した帰り道22時前に東京駅に着くとホームにいる寝台特急サンライズ出雲。そこに乗っている人たち、羨ましい…特に金曜日の夜、仕事終わりに寝台列車に乗って旅行へ。そんなの、どう考えたって、憧れますよね!!!

でも、人気のサンライズ出雲。
思い立ったときに乗れるものではありません。

なかなか機会がなく何年も経過した頃、出雲大社に行きたい夫とサンライズ出雲に乗りたい私の意見が一致。じゃあ行こう!ということで、2024年5月に決行することになりました。

サンライズ出雲準備開始

事前予約

サンライズ出雲は人気があり、予約は簡単ではありません。なので、まずは情報収集から。

特に金曜日の夜、東京駅を発車するサンライズ出雲はやはり人気がある…予約開始と同時に予約することは必須です。

JRなので1ヶ月前の10:00から販売開始で、いわゆる"10時打ち"というものが必要になりそう。でも10:00は仕事中。確実に取りたい。

どうしたら確実に取れるのか調べているとノビノビ座席に限り、e5489というサイトで事前予約が可能なことが判明しました。
予約受付開始は本来の発売日の1週間前の朝5:30からとなっています。事前予約すると発売開始時に自動的に予約を取ってくれるようです。

ただ、事前予約したからといって必ずしも取れる訳ではありません。
事前予約の順番に予約発売と同時に予約してくれるようです。つまり、事前予約の順番が遅いと予約できる可能性が下がるのです。

じゃあ5:30に起きよう!!!

ということで、事前にe5489の会員登録を済ませておきます。そして、何度か予約フォームを操作して練習しておきます笑

そして決戦の日。めざましを掛けて就寝。
5:25 起床
5:30 予約開始と同時に操作開始
5:32 無事に予約完了
5:33 就寝

やることはやった。あとは結果を待つのみ…

※オンライン決済になるのでカード番号は控えておくと良いです

結果発表

そして、運命の(?)1ヶ月前の10:00。
10:00ぴったりにメールが届きました。

タイトルで一安心

無事に予約完了です!

そして、なんと席は真ん中上段!
5:30に起きた甲斐がありました👏
(5:30は気合入れすぎだったかも?笑)

サンライズが無事予約できたので、レンタカーと宿と帰りの飛行機を確保して(1ヶ月前だから飛行機高い!!)乗車の日を待ちます。

あ、その前に発券しないと!

品川駅で発券

事前予約する際、注意しなければならないことがあります。それは"発券できる場所が限られている"ということ。

JR東海の駅でのみ発券可能です。つまり、関東圏だと東海道新幹線が止まる東京、品川、新横浜でのみ発券が可能となります。

私は品川駅で発券しました。必要なものは支払に使用したクレジットカード。

品川駅構内の新幹線乗換口前にある発券機に支払に使用したクレジットカードを差込み、電話番号下4桁を入力して発券するだけ!

……のはずが、お取扱いできません。の文字。

急いで隣の窓口に駆け込みます。
予約完了のメールを提示し係員さんに泣きつきます(事情を説明します)。
クレジットカードを提示して予約内容の確認があり、無事に発券できました!!!

何がいけなかったのかは不明です。何があるかわからないので、窓口がやっている時間に行くことをオススメします。

お金のこと

予約完了と同時にクレジットカードの決済が行われます。一人当たり16,040円でした。

内訳
特急券3,830円(ノビノビ座席)
乗車券12,210円(東京都区内〜出雲市)

サンライズ出雲乗車

乗車当日

そんなこんなでやっと金曜日の夜。
仕事を急いで終わらせて定時ダッシュ!
(在宅勤務なので)0秒で帰宅し、自宅でシャワーを浴びてから東京駅に向かいます。
※サンライズ出雲にもシャワールームはありますがシャワーカード争奪戦とかタオルとか面倒なので…

グランスタで夕飯を食べ、NewDaysでお菓子と翌朝の朝食を購入していざホームへ!

早く着き過ぎた笑

21:24 9番線に入線!
有楽町方面からやってきます。

ブレている…笑

21:28 乗車開始!
ノビノビ座席なので12号車です。

ノビノビ座席上段

21:50 定刻に発車!
ここから12時間の旅が始まります。

車内改札があるので車掌さんに特急券と乗車券を提示します。

ノビノビ座席は雑魚寝です。
雑魚寝と言っても一人のスペースは確保されていて、思っていたよりも広くて快適。頭の部分は仕切りがあるので隣の人もあまり気になりません。
また、頭以外の部分も明確に区切りがあるので
若干自分のスペース狭くない??みたいなこともありません。個人的にはここがポイント高めです笑

備品は紙コップと、うっすい毛布と、何に使うのかわからない白い布だけ。有用なのは薄い毛布だけ。
ブランケットを持参したので、薄い毛布を床に敷きました。

当然ですが、床は硬いです。
中にはキャンプ用のエアーマットを膨らませている人もいました。もちろんあれば快適だと思いますが、荷物の関係もあり諦めました。
床で寝ることが得意なのでいけるだろう、と。

車窓から見える夜景を眺めながらお酒(ジュース)を…とか思っていたけれど、睡魔には勝てず大船あたりを過ぎたところからもう記憶がありません笑

とは言っても熟睡はできず
2時間起きくらいに目覚めては寝て、目覚めては寝て、、を繰り返し。
でも電車のガタンゴトンという揺れのおかげか、疲れのおかげか、わりと快適に眠れたと思います。

起きてからは朝ごはんを食べたり、Netflix見たり、車窓から景色を眺めたり、また寝たり、、、
そんなことをしながら出雲市駅が近づいてきました。

あ、最後に車内について、少しだけ。
ノビノビ座席は12号車で、後ろの13号車は喫煙車両なので、タバコ苦手な方は前方11号車側のトイレをおすすめします。

あと、各席にコンセントはありません。通路には何個かあり、充電している人はいましたが、おそらく充電中のスマホを見守ることができる下段の人。上段はポータブル充電器マストです。

出雲市駅到着!

途中9分程度の遅れはありましたが最終的には定刻10:00に出雲市駅到着!

降りて、サンライズ出雲の記念撮影!

改札で駅員さんに乗車券、特急券はスタンプを押していただき記念に持ち帰ってきました。

まとめ

東京から12時間。飛行機だったら2時間くらいで着く距離をあえてのんびり向かう。
長いような、寝ていたらあっという間のような、そんな列車旅でした。
サンライズ出雲、一度乗ってみる価値はあると思います。

次は島根・鳥取観光編です。

いいなと思ったら応援しよう!