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チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン FUJI4LAKES 100km男子に出てきましたよ。

https://www.r-wellness.com/fuji5/

初ウルトラマラソンにチャレンジしました。
参戦するのは毎度お馴染み大学の同級生たち(私以外はドクター)。

昨年の9月に参戦した「信越五岳トレイルランニングレース 2023  ~パタゴニアCUP~」で88.8Kmでの関門制限を突破できなかったリベンジを今年度の目標とした今年度の第1歩のため、3月から少しずつトレーニングを再開しました。とはいえ、冬のシーズンは学生スキー連盟役員の仕事や入試業務、本務校のスキー実習などで全然トレーニングが出来ていません。
身体は正直でこの冬のMAXでは83kgまで上がってしまい、トレーニング自体が膝や腰などに負担もあるなか、なんとかトレーニング時間を(無理やり)確保しての参戦。

実際にどれだけ走れているかを確認すると、2月の総トレーニング距離は15km#たったこれだけ?、3月は74.38km、4月22日の大会当日までは121.22kmのトレーニングが出来たようでした。
体重・体脂肪率は直前で79kg程度、12%程度で77kgまで落としたかったけど間に合いませんでした。。。
血中乳酸動態として、昨年9月の大会前の値は、LT:140 BPM 、 OBLA:155  BPMでした。しかしながら、半年後の今回は老いが進んだのか、LT:120 BPM 、 OBLA:140 BPMでした。この数値を元にペース配分を徹底しました。
参照:運動の指標 としてのAT, LT, OBLAの持つ意味 大阪大学健康体育部 吉田敬義 著 · 1993

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm1949/42/4/42_4_406/_pdf

#運動生理学専門としてはこれが大事

戦略および戦術

今回の戦略は、完走するためにすべてのリソースを使い切るということで、
①140 BPMよりもペースを上げない。(こちらは自身の直前で測定したOBLA値を元に算出)
②血糖を下げないように随時補給を行う。(参照:https://sndj-web.jp/news/002708.php

元論文はこちら https://www.mdpi.com/2072-6643/12/4/1121

③最後は気合と根性 です!
自分に課した約束、それは坂は歩いても良い。ただ、走れる道は坂じゃない。

急遽、購入を決めたOn「CloudMonsterHyper」

戦術としては、おニューのONシューズ「クラウドモンスターハイパー」を新調して、脚へのダメージを極力減らそうということ(https://www.on.com/ja-jp/products/cloudmonster-hyper-m-3me1013/mens/mauve-flame-shoes-3ME10131906)と、
技術的には脚を温存することも大事なので、蹴るイメージは極力なくして、頭の重さを利用するような落下運動を意識しまくりました。

天候は曇り時々晴れ後雨という感じで、富士山は頭隠して出てきてくれましたが、桜や途中に出てきたカモシカさんなどなかなかな景色を堪能することができました。

西湖からの景色、めっちゃサイコー(棒読み)

三島の楽走会の皆さんがサポートに入っていて、お声掛けしたら、お恵み頂き、ゴールまでの力にもなりました!ミニドラ焼き&冷たいコンニャクありがとうございました!

42.195キロ地点はいつの間にか過ぎていたんですが、おおよそ5時間フラットでした。これ、フルマラソンでサブ4も絶対厳しいと思います。。。

最終的にはきちんと12時間52分58秒(グロス)でゴール!制限時間の1時間前にたどり着くことが出来ました。

ゴールで待ってたヒロカズ先生が撮ってくれました


ラスト5キロの河口湖町役場からの追い上げは、③の気合と根性作戦で、心拍数が140以下ならば走り、超えそうになったら歩く(けどめっちゃ速歩き)を繰り返し、おそらく100人近くの皆さんをぶち抜きつつ、ラスト1キロの下りに突入。ここでは脚を使い切っても良いと再度マインドセットして、猛ダッシュしながらゴールを目指しました。
この登坂の途中には、フルマラソンを3時間フラット #ほぼサブスリー
の松村先生が居て、やっと捉えることが出来ました。
啓心寮同部屋の小谷先生は素質の塊で、今回はサブ12てことで、1時間以上も早くゴールしていました。さすがです。
いつも我々のモチベーションを挙げてくれる寮のルーミーである木下ヒロカズ先生は、今回は準備不足ということで62キロ地点で棄権といってるけど、そこまでビーサンで走っていた事自体がすごいです。

まとめ

①100キロウルトラマラソンは、簡単じゃないけど、準備をすれば出来ないことはない課題。
②そのためには自分を知ること。無理と無理じゃないところのギリギリを攻める。
③自分よりも凄い人たちが沢山いて、皆さんをリスペクト。そしてチャレンジしている人、途中応援してくれる人にも。家族にも。

ありがとうございました。感謝です。



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