ドラゴンズ昇竜祭2020
今回は、12/12(土)に球団史上初のオンライン開催となったドラゴンズ昇竜祭について書きます。
オープニング
チアドラの皆さんが登場し、シーズン中にも披露されていたと言うダンスを披露!私もナゴヤドームに行くとチアドラの皆さんのダンスを見てテンションが上がってから試合を楽しんでいたので、久々に球場に行った時のような気持ちで楽しんでいました。
(写真は中日ドラゴンズ球団公式Twitterより)
新入団選手紹介
ドラフト会議で指名があった、今年の中日ドラゴンズへの新入団選手の紹介。新入団選手を代表して、ドラフト1位指名を受けた高橋宏斗選手が挨拶を行いました。中でも「9人の絆を合わせて頑張っていきたい」と言う挨拶が印象に残りました。大変なことばかりの時期に入団した同期で、これからのドラゴンズを担ってほしいと強く思いました。
座談会 アダルトチーム編
カードトークには京田選手・高橋周平選手・井領選手・祖父江選手・加藤選手が登場。
お題:子供の頃のクリスマスプレゼント
高橋周平選手は、スーパーファミコンなどのゲームをあげていました。ゲームの年式に世代を感じます。...と思ったら結構私と年代が近かったので、もしかしたらレトロゲームで遊びたかったのかもしれません。
井領選手は、松井秀喜選手のリストバンドを思い出の品としてあげていました。憧れのプロ野球選手の使用したものをプレゼントとしてもらえるのは嬉しいですよね。
加藤選手は、小学校低学年時に内野手用のグローブを買った話をされていました。私も小学校時代に地域のソフトボールチームでセカンドをやっていたので、その時のことを思い出しました。
祖父江選手は直前に住所変更を行ったため、なしとのこと。切ない思い出ですね...
お題:生意気な後輩
「だいぶ攻めたトークテーマだなぁ」と見ていてひやひやしました。
京田選手は、「可愛い後輩」として郡司選手の名前をあげていました。
他の選手も、その場にいない選手をあまり貶すような発言をしないところが、中日ドラゴンズの選手らしくて好きだなと感じました。
お題:プロポーズの言葉
井領選手は3年目に「そろそろ指輪買いに行こうか」とおっしゃったそうです。積み重ねた時間があってこそ、この言葉が響くのだと思いながら聞いていました。
京田選手はこっそり指輪を買いに行った上で、奥様の背後から回り込むようにして指輪を渡されたそうです。素敵なサプライズだと感じました。
高橋周平選手は、シーズン最終日に「シーズンを一緒に戦ってくれてありがとう」という想いを込め、ユニフォームで奥様に告白されたそうです。
祖父江投手は社会人時代所属されていたトヨタ自動車硬式野球部が所有するグラウンドで真っ暗な中、膝をついて指輪を渡されたそうです。
どの選手も素敵なプロポーズをなさっているなと感じながら聞いていました。
お題:オフの日の過ごしかた
京田選手は車でドライブすることが趣味のようで、最近家族でディズニーランドに行かれたそうです。素敵なオフですね。
高橋周平選手は、ゴルフか釣りをなさっているようです。釣りは去年のオフに始められたと伺っているので、余程熱中されているのでしょうか。
祖父江選手は、読書…と言われかけましたが、オフの日の前は夜更かししすぎて眠れず、結局寝て過ごすのが多いとのことです。
加藤選手はシーズン中はモーニングを食べ、練習をしてから犬の散歩をされ、シーズンオフにはゴルフをなさるそうです。
野球選手はゴルフをなさる方が多いイメージです。休みの日でも、負担をかけない範囲で体を動かしていたいからということなのでしょうか?
お題:手料理で1番好きな食べ物
なぜか大喜利状態で、卵料理縛りに。
高橋周平選手は卵焼き、井領選手はオムライス、祖父江選手はスクランブルエッグ、加藤選手はだし巻き卵、卵かけご飯をあげていました。
京田選手は唐揚げ・カニ玉・サラダなどをあげていました。
お題:高校時代の変わったルール
加藤選手は、1年生が通ったらいけない道があるという、体育会系部活動にありがちなルールの話をされていました。令和の時代に、こういった特に理由のない理不尽なルールはやめて欲しいと切に願います。
京田選手は、規律を破ると外禁止、次に家禁止、最後にベット禁止という厳しいルールがあったそうです。京田選手の出身校は強豪校・青森山田高校だから、冬の時期にベッド禁止は相当骨身に応えるのでは…?
高橋周平選手も強豪校・東海大甲府高校の出身のためか、規律を破ると長袖・水を飲む・外出ということを全て禁止するという厳しいルールがあったそうです。強豪校は練習量も凄まじいだろうけれど、こういった厳しい規律も選手にとっては堪えるだろうなと感じました。
お題:中日ドラゴンズで、結婚するとしたらどの選手?
ファン感謝祭でも良く話題になるトークテーマです。
高橋周平選手はキャプテンという立場もあってか、選べないという回答に。
井領選手は落ち着いた雰囲気で「マスター」の愛称で親しまれる、阿部寿樹選手とのこと。しっかりしており、優しく、家族思いというところが良いそうです。
京田選手は堂上直倫選手を挙げていました。中日ファンの首がもげるほどうなずく回答だと思います。1つのポジションを極めるのも難しいプロ野球の世界で、内野のポジションがすべて守れるということは恐ろしいことだと思います。しかもナイスガイ。素晴らしい選手だと思います。
マスコットチャンネル反省会
初めにオープニングムービーが流れます。
2020年1月1日に球団公式マスコットチャンネルが開設され、ドアラの背番号にちなみ、「登録者数の目標は1994万人」ドアラ・シャオロン・パオロンが編集作業をしたり、企画の映像が流れます。
その結果、「わずか1990万人足りず」目標を達成することができなかったため、来年のマスコットチャンネルにご期待ください!という、ドアラの持ち前のポジティブさが存分に発揮された、印象深いはじまり。
お題:試合前のルーティーン
ドアラは「トイレ行く。めしをくう。肉をたくさん食べて大きくなりたい」とのこと。それは、日々の生活ではないのでしょうか…?
シャオロンは「チアドラとダンスをすること」との回答。流石ドラゴンズマスコット界の良心、模範的な回答ですね。
お題:最近のなやみ
ドアラは「将来のこと 食べていけるか」という大変シリアスな回答。とりあえず今年は現状維持の食パン612グラムで契約を更改されたとのことなので、来年以降も球団マスコットの顔としての活躍を応援しています。
(参照記事:「中日ドアラは現状維持の食パン612グラム」日刊スポーツ様)
お題:今後行いたい企画
ドアラはチアドラのダンス『Make u happy!!』の1時間耐久動画に挑戦したいそうです。体力、持つんでしょうか…??
シャオロンは「パワプロの動画をやりたい」とのことです。中日ドラゴンズには平田選手を始め、多くのパワプロ大好き選手がいるので、ひとりひとりと対決する企画も楽しそうですね。
パオロンは「落ち着いたら外に出て動画撮影がしたい」とのこと。何も気にせず動画が撮影できる日を心待ちにしています。
最後に来シーズンへの意気込みとして、ドアラが代表して、「まじめがとりえ 少しふざけたい」というコメント。普段コミカルなイメージのドアラだけど、真剣な場面では真剣にコメントをしてくれる姿勢が大好きです。
3番勝負! ヤングチームVSアダルトチーム
このコーナーからはヤングチームとアダルトチームに分かれて、対決形式で総合得点を競います。
ヤングチーム:石川昂弥選手・根尾選手・郡司選手・山本拓実選手・マルク選手
アダルトチーム:京田選手・高橋周平選手・井領選手・祖父江選手・加藤選手
絵心対決 準備編
ヤングチームからは根尾選手、アダルトチームからは祖父江選手が出場。
根尾選手は達筆かつ絵が上手なイメージがあります。そして祖父江選手はご自身曰く「抽象画寄り」とのことです。
両者ともベレー帽を被り準備万端。この対決の勝者には2ポイントが与えられるため、チームの命運を左右する真剣勝負となります。
両チームの画伯が絵をしたためている間に、次のマシュマロキャッチ対決へ。
受け止めろ!マシュマロキャッチ対決
ヤングチームからは郡司選手・山本拓実選手、アダルトチームからは加藤選手・高橋周平選手が出場。
ルールはパチンコで放たれたマシュマロを、いかに多く口でキャッチできるかを競うというものです。
両チームキャッチャーの郡司選手・加藤選手が受け手、山本拓実選手・高橋周平選手がマシュマロの出し手となります。
日々ピッチャーの球を受け止めるポジションであるキャッチャー同士の、負けられない対決が始まります。
両チーム試合前に1分間の練習時間が設けられるのですが、高橋周平選手は何故か加藤選手に対して、ライナーで力一杯マシュマロを打ち込んでいました。対決のルールを理解されているのか心配になる場面でした。
試合は延長戦までもつれ込む大接戦。
アダルトチームは2個、ヤングチームは3個のマシュマロをキャッチしたため、対決はヤングチームの勝利に終わりました。
特にヤングチームが残り15秒でアダルトチームの個数を上回ったところは、手に汗握る名場面でした。
ジェスチャー当て対決
ヤングチームからは石川昂弥選手・郡司選手・山本拓実選手・マルク選手、アダルトチームからは京田選手・高橋周平選手・井領選手・加藤選手が出場。
今年大流行した『鬼滅の刃』、イチロー選手といった選手のモノマネから、「これは一体どうやってジェスチャーで表現するのだろう…?」という疑問が湧く、木村拓哉さんのモノマネまで多彩な問題が出題されましたが、ヤングチーム・アダルトチームとも見事なチームワークで次々に正解を導き出します。
しかし人生経験の長さが大きなアドバンテージとなり、アダルトチームが勝利。
ここまでの対決がそれぞれ1勝ずつのため、ヤングチーム・根尾選手、アダルトチーム・祖父江選手が出場した絵心対決に全てが託されました。
絵心対決 結果は…??
ヤングチーム・根尾選手は名古屋城と青空でドラゴンズブルーを表現。しかも、名古屋城の石垣の下に味噌煮込みうどんまで添えてあります。この1枚で名古屋を説明できるほど、要素の取捨が素晴らしかったです。
さらに根尾選手はもう1枚絵を描いていました。お寺の門と、柄杓で水をすくう場所でお寺を表現されたことから、「どうすればこのお題が伝わるか」ということを考えた際の要素の選択が、考え抜いて行われたものであることを感じました。
アダルトチーム・祖父江選手の絵は、ご自身の宣言通りかなり抽象画に寄っていました。バンデリンドームの上に、ドアラのようなコアラ、シャチホコ、背景には「Nagoya」の文字。カラフルな色遣いもあり、南国にいるかのような印象を受けました。
風景画の根尾選手、抽象画の祖父江選手、勝負の行方は...両チームとも失格。根尾選手は絵を2枚描いたこと、祖父江選手は背景に直接「Nagoya」と書いたことが原因でした。そして罰ゲームとして青汁を飲むことになってしまいました。
結果は残念でしたが、両チームとも全力を出し尽くした、素晴らしい対決でした。観戦していて本当に楽しい時間でした。
座談会 ヤングチーム編
カードトークには石川昂弥選手・根尾選手・郡司選手・山本拓実選手・マルク選手が登場。
お題:昇竜館の良いところ
ナゴヤ球場・室内練習場の隣にある選手寮「昇竜館」の良いところについて。
石川昂弥選手は、「周りに何もなく、野球に集中できる環境」という利点を述べられていました。
郡司選手は、「室内練習場がすぐ近くにあるため、トレーニングルームですぐ練習ができる」ことを挙げられていました。
根尾選手は、「新聞を毎朝読むので、中日新聞の1面をチェックできること」というメリットを挙げられていました。
お題:一番高い買い物について
石川昂弥選手・根尾選手は「治療器具」との回答。プロ野球選手は体が資本なので、セルフケア用器具を自費で購入なさるあたりが素敵だなと感じました。
郡司選手は「ダウンジャケット」との回答。20万円くらいのジャケットを気合を入れて買ったそうですが、一括払いにしたためすぐにカード上限が来てしまったようです。私も近しい経験をしたので、親近感が湧きました。
山本拓実選手は契約金で家のリフォームを行ったとのことです。素敵なお金の使い方だと感じました。
マルク選手は「マットレス」を購入されたとのことです。これから引っ越し予定だそうです。
お題:自粛期間中に新たに始めたこと
石川昂弥選手は「テニスボール積み」を始めたとのこと。イチロー選手も行っていた練習方法で、3つ積むことが出来れば、打席でボールが止まって見えるそうです。「2つまでは積むことができるけれど、中々3個目が積めない」とおっしゃっていました。
根尾選手は「瞑想」。試合前にベンチで石岡選手が瞑想をしている姿を見て始めたそうです。試合前にベンチで2人が瞑想をしている姿を想像すると、しんとした緊張感がベンチに満ちていそうだなと感じました。
郡司選手はピアノの演奏を始められたとのことです。以前演奏動画をSNSにアップロードされていたかと思いますが、消されてしまったのでしょうか?もう1度聴きたいです。
山本拓実選手は『鬼滅の刃』の読書。昔、根尾選手も山本選手の部屋に来てすごい集中力で読んでいたという話を聞いたことがあります。中日選手の間でも確実に『鬼滅の刃』ブームが到来しているようです。
マルク選手は「スペイン語」。中日ドラゴンズの助っ人選手はドミニカ共和国・キューバ共和国などのスペイン語圏の選手が多いため、チーム内の第2言語がスペイン語であると以前どこかで聞いたことがあります。そのため、アリエル・マルティネス選手とスペイン語でコミュニケーションを取ろうと勉強されていたそうです。言葉で伝えきれない部分はボディーランゲージで補うという言葉に、言葉で伝えきれなくてもコミュニケーションを取ろうとする姿勢に、胸が熱くなりました。
お題:今後の抱負
石川昂弥選手は「一軍でレギュラーを獲る」、根尾選手は「ショートのポジションを狙う」、郡司選手は「トーク力の向上と正捕手の座の獲得」、山本拓実選手は「優勝することに向けて練習を重ねること」、マルク選手は「一軍に定着し、今年の試合数よりもっと試合に出て活躍すること」とそれぞれ抱負を述べられていました。
中日ドラゴンズの未来を担う選手達のご活躍を応援しています!!
追記:ONE BLUE プロジェクトについて
去る12月13日、中日ドラゴンズ公式ツイッターが下記の発信をされました。
公式サイトにもありますが、今年1年は特に試練の年だったと思います。
開幕が延期になったことで、試合日程の再調整が行われたり、そのために選手の方々の練習も、目まぐるしく変化する状況に合わせる形になったかと思います。
また現地で応援するファンも、密集しない形での声を出さない応援など、昨今の状況下で行うことができるスタイルでの観戦となりました。
そして私は、今年は球場で観戦することを断念しました。
そんな中、中日ドラゴンズの選手からのメッセージや、勇姿が収められた写真の数々に胸を打たれました。
「僕らのドラゴンズ、僕らがドラゴンズ」
その想いを胸に、来年こそは現地で声援を送れるよう祈っています。
ONE BLUE オフィシャルサイトは下記リンクから遷移できます。
https://dragons.jp/special/oneblue/