【ライブレポ】CDJ18/19 フジファブリック

2020年12月24日 08:29

私にとって、生涯忘れないライブの1つです。
私が過去に個人的に書き留めていた同ライブレポがありましたので公開します。
公開にあたり、表現に変更がある点についてご了承ください。

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リハーサル

ロックンロール
くるりの曲だと感じたけど、曲名までは知らなくて、お客さんの反応を見て知りました。
山内さんの配慮が素敵。それに乗っかるメンバーも素敵。
Water lily flower をリハでやったのは私の中で大事件だった。
(リハでやる＝本編でやらないなので)
あれだけ今年のリリースの中でも大切にしている曲なのに、本編でやらなくて良いの？
と思った。
1コーラスまでだったけど、演奏は変わらず美しかった。めっちゃ大好きな曲。

本編

1:若者のすべて
毎年恒例の『銀河』スタートだと思っていたので、びっくりした。
びっくりしたけど、とても納得できた。

何年経っても思い出してしまうな

CDJ GALAXYのトリで、この曲を最初に持ってきた事が今日のすべてだと私は思います。
込められた想いの強さに、1曲目から泣いてしまった。

2:虹
落差がすごい。一気に引き上げられる。

遠く彼方へ鳴らしてみたい
響け世界が揺れる

この合唱に参加できて良かった。
1曲目の後なので、遠く彼方を想って、上を見上げていました。周りにもそういう人がいました。

メンバー全員のソロ回し見られて感激。
金澤さんキーボード、山内さんギター、加藤さんベース、玉田豊夢さんドラム全員凄かった。
中でも金澤さんがあそこまで荒ぶってキーボード弾いてるのは記憶にない。凄まじい気迫だった。

3:電光石火
今の体制になってからの曲。個人的思い入れも深い。大垣に向かう電車の中で聴いて以来ずっと大好きな曲です。

時は止まらない何も心配なんてないのさ

1-3曲目までで、志村さんに向けての想い•決意表明のように感じた。

MC 最新アルバムの告知。もにょる。金澤さんこける。
その後にミスらず慎重に言った為か、それだけじゃないのか分からない。けど、『東京』の出来た経緯がだいぶはしょられてた。
(MCで言い間違えて、だったらその曲を作ろうとなった。という感じでコンパクトになっていた)

4:東京
今回のセットリストの中では異色の、フジファブリック最新アルバムからの1曲。
フジフレンドパークでユニコーンさんが出演された時のMCで、曲名の言い間違いから生まれた曲。
曲は初めて聴いた時より、より好きになった。
加藤さんのベースソロが拝めたのはとても嬉しかったです。

5:銀河
CDJのフジファブリックのセットリストには『銀河』が入っていてほしい。私はそう思ってる。
名イントロ、名ギターソロがある、フジファブリック四季盤冬の名曲。
今日のギターかっこよかったなぁ。全楽器隊良かった。

6:SUPER!!
上手でギターチェックしてる時点でほぼ演ること確定する曲。
間奏のギター、ベースのヘッドを上げ下げする動きもだいぶお馴染みになってきた感がある。嬉しい。

あの頃描いてた夢を忘れはしないよ
君を忘れはしないよ

歌や演奏を通して、繰り返し伝えられる志村さんへの想い。

MC2:
CDJ9/10の過去映像を介しての出演を語る。
楽器をステージ上に置いて、当日やる予定だったセットリストを、過去のフェス出演映像を流す。
フジファブリックはどれだけ無念だった事か、想像しただけで胸が痛くなるし、CDJでこの話を聞くたびに胸が痛い。
(ここで、「何で？」って聞いたフロントエリアのお客さんには、今すぐ手元のスマホで調べて、分からないなら黙ってと思った。
家に帰ったら、母も似たような感じだったので、それが世間の感覚なのだなと感じた。
9年前のことだからな)

ここで、「故郷やもう会えない人に手紙を書くような気持ちで書きました」と言われた時点で涙腺が緩んでた。

7:手紙
最初のGコードで泣いてた気がする。
今あまり元気じゃないし、目線が故郷に向いてるから、歌詞と演奏が刺さる。そして心が温められる。
今年1番良い『手紙』をいただいたな、と感じた。

8:星降る夜になったら
「しんみりしちゃったから、最後もう1曲演って終わりにしよう」
と山内さんが言って、この曲のイントロが流れた瞬間、もう声にならない叫びが口から飛び出た。
私のFABchライブリクエスト曲。
何より金澤さん作曲で、志村さんがA•Bメロを修正し、作詞を行った曲。
今日のセットリストで泣くなっていうほうが無理だ。泣いたけど楽しいし、でもこの場に志村さんがいない事がとても悲しい。

色んな感情が渦巻く、特別なライブになりました。一生忘れないと思います。