見出し画像

+1のアイデアは何?いつもそれだけ。

そう考えるようになってからのぼくは、以前のようにすぐ自信を失い、大きく落ち込むようなことはなくなりました。

この考え方は自然とじぶんを肯定できるのです。
カンタンで、誰でもできます。もちろん今日から。

たとえば、今、仕事で思うようなパフォーマンスが出ていないとしましょう。ぼくはいまだに日常茶飯事です。

そんな時に「あ〜じぶんはダメだ」なんて思うのではなくて、こういう質問を問うてみるのです。

「理想の状態が10点満点だったとしたら、今(の私)は何点だろう?」

できれば何か紙にメモ書きしながら進めるといいですね。

だいたい、悪くても2点とか3点とかになります。
0点、とかマイナスなんてまずないでしょう。
そう、何かしら行動しているので流石に0にはならないのです。

そうしたら、心の中でシャウト(叫ぶ)です。

「おおぉ!3点もあるじゃないかぁ!」と。

じぶんを賞賛、拍手です。

その流れで。
「その3点ってどんな内容だろう?」と問いかけます。

どうしてこんな辛い状況の中にも関わらず3点もできているのか、私は?

できていないことではなく、たとえ小さくても「できていること」にフォーカスできるのです。

ぼくのような昭和生まれ世代は、いくら頑張っていても「まだまだ!」「もっともっと!」と叱咤されて育ってきたためか、欠点や不足点に目を向けるのがどうやら得意。

でも、ここでは「できている点」だけに目を向けます。
問題は何だ?とか原因は?とか真面目に考えないでください。

ヘタに目線を上げたりしちゃダメですよ。
むしろ下げていい。

小さくても自分に◯をつけること。
これが自信のタネになるのです。

できていることを認識する。
その上で、次はこうします。

「じゃあ今の3点を『4点』にするには、何ができそう?」

10点満点を意識してギャップの7ではなく、ただ+1のアイデアを出す。
欲しいのはスモールアクションです。
+1ならアイデア出やすいはず。

ポイントは、すぐできるようなこと。

ここでもハードルは上げちゃダメですよ。
バカバカしいくらい、低くするのです。

「文房具屋に行ってお気に入りのノートとボールペンを買う」
「机の上を片付ける」
「3分間、いや2分間ストレッチする」

そんなレベルでいい。

要は、「できない」「足りない」という大きなボールを抱え続けることではなくて、小さな「できた」をとっとと積み重ねていくことなのです。



今、思うように学業や仕事が進んでいない人。
人間関係で悩んでいる人。
自分に自信がない人。

見るポイントを変えてみませんか。
理想と現実のギャップではなく、今できていることの発見です。

「今のあなたは10点満点中、何点でしょうか?」

まずはこの質問からはじめていきましょう。
1点でもあるなら、それは素晴らしいのです。
生きているだけで、1点以上ありますからね。

じぶんに拍手をおくることからはじめましょう。

そして一緒に考えましょう。
1点を増やすための、すぐできる「+1アイデア」を。
シンプルにそれでいいと思います。

それでは、また。



ヘッダー画像は、中目黒土産店さんからお借りしました。
ありがとうございます。


いいなと思ったら応援しよう!

こまさん|メモ書きクリエイター
よかったらサポートお願いします。 記事を書く励みになります。