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映画「ムカデ人間2」あらすじと少しのネタバレ感想
今回はまたあの話題の(?)ホラー?グロ?閲覧注意映画「ムカデ人間」の第二弾「ムカデ人間2」のあらすじとレビューをしたいと思います。
見どころ
・主人公の「ムカデ人間」への熱望っぷり
・前作の「ムカデ人間」は映画オチだったという事
・マーティンの狂いっぷり
・ムカデ人間の作り方の雑さ
・前回よりもグロい
今回は第一弾よりもグロさ満点なので苦手な方は回れ右でお願いします。
ざっくり話すと、主人公のマーティンは映画「ムカデ人間」の大ファンで、いつしか自分もヨーゼフ博士のようにムカデ人間を作りたくて12人の人間を拉致しますが・・・・
あらすじ
幼い頃に父親から性的虐待を受けていたマーティンは大人になっても精神的な発達障害と持病の喘息を持っています。
そんなマーティンは肥満体型で背も低く、言葉もろくに話せません。
マーティンの母親はそんな彼を疎ましく思っていました。
(マーティンの父親は彼への虐待によって投獄されています。)
マーティンは映画「ムカデ人間」の大ファンで自分でムカデ人間の写真を集めたブックを作っていましたが、母親はマーティンのそんな所も気に入らず、ある日その写真を破いて捨ててしまいます。
マーティンは自分も「ムカデ人間を作ってみたい」という欲望にあらがえなくなり、自分の勤務先でもある地下駐車場にやってくる人を次々にバールで殴って貸倉庫に連れ去り、恐ろしい計画を実行しますが・・・
感想
これは前作よりもぐろさ満天ですので苦手な方は観ない方がよいでしょう。
主人公のマーティンは障害を抱えているので劇中「あー!」とか「うー!」しか話しませんが、その分喜びや悲しみ、怒りを全て表情や叫びのみで表現しています。
作中で母親がマーティン作のムカデブックを破り捨てるシーンがあるのですが、そこでも涙を流し、憧れのハイター博士の写真を抱きしめているシーンにマーティンの「ムカデ人間」への愛を感じました。
ムカデ人間の先頭には前作にも登場していたリンジーが来るのですが、彼女に食事を与えたが抵抗され、マーティンがブチ切れる時の行動にも注目してほしいです。
無理やり食事をさせた後にマーティンがムカデ人間たちにした事もこの映画の見どころと言えるでしょう。
個人的にはカツロ―にも登場してほしかったのですが、劇中では電話越しに名前だけ出てきます。
最後はリンジーとマーティンの相打ちになるのですが、またこれも・・・・
オチは本編で観てください。