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相手の気遣いから気付いたこと

朝、同居人は傘を持って行かずに出勤した。
夜、その日は同居人の帰りが遅くなると知っていたので、
やることを済ませた私は寝ようとした。
ふと窓を見てみると傘がないと辛いぐらいに雨が降っていた。
同居人が傘を持っていないことを思い出し、駅に着く時間にあわせて傘を持って駅まで歩いて迎えに行った。

駅に着いたが同居人が見当たらない。
私が同居人に「いまどこにいるの?」とLINEで聞いてみると
駅から少し離れたコンビニにいると返ってきた。

・・・朝傘を持っていかなかった同居人が悪いし、
そもそも同居人は自分の傘を持っておらず、私の傘を使っていた。
これまで何回か「自分の傘買ったら」と言っても「今度買う」という状況。

そんなことを考えていたら、私は急にコンビニまで迎えに行くことが面倒になってしまい、
「コンビニまで行けたなら傘買って帰ってきたら」と返した。
同居人からは「コンビニの前で待ってる」と返事がきた。
仕方ない、行くか。。。と、おそらくかなり不機嫌な顔でコンビニに行った。

コンビニで同居人と合流してから、なんで駅から少し離れたコンビニに居たのか聞いた。
そしたら会社近くのコンビニに昔ドライブのお供として買ったおやつがあり、私がおいしいおいしい、と言っていたことを思い出して買ったが、会社に置いてきてしまった。
だから同じコンビニにもあるかと思って駅から少し離れたコンビニに向かったそう。コンビニにはお目当てのおやつはなかったが。

同居人の気遣いに心が温かくなった。
自分がとった態度が情けなく感じてしまい、泣いてしまった。

自分は他人の行動に対して、すぐに感情的になるのではなく、
”ちょっと待ってみる”が必要だと気付いた。

同居人に帰り道、「やっぱり傘は買っておいたほうがいいね」と言った。
返事は「今度こそ買うかあ」
きっと、すぐ傘を買わないのには意味がある。
”ちょっと待って”みよう。







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