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「ソトイク祭」 あとがきリレー 最終話

先月 開催された『ソトイク祭』。

「ソトイク祭」あとがきリレー 最終話は、
ソトイク・プロジェクト代表 ゴレイコが綴ります。

まず、『ソトイク祭』に ご来場、ご出店、ご協力、ご協賛いただきました
皆さま、この度は、誠に ありがとうございました!!!


『ソトイク祭』は、わたしたち ソトイク・プロジェクトの大きなお祭り!

『ソトイク祭』は、わたしたちが、今まで ソトイクとして活動する中で培った、
想いや人をつなげ、気づきや考えを共有し、
「自分らしく、子育てしやすい まち」を 現実のものとして、
みんなで作っていくために、最大のパワーと気持ちを込めて つくる、
とても大切な機会であるイベントです。

第2回目のイベントテーマは、『パパ』。

育児、子育ては、
まだまだ、母親主体、母親視点で語られたりすることがほとんどですが、
パパや父親が主体的だっていいじゃない。パパが育児の主役だっていいじゃない!

って、ことで、
どうして、パパの育児話って、あんまり耳にしないの?
パパたち同士って、お互いどんなふうに思っているの?
どんなコミュニケーションしてるの?
ママ無しで、子どもと過ごす時って、どう過ごしてるの?
そもそも、パパって、育児、仕事、家族について、どう思っているの?

と、視点を『パパ育児』にしてみると、メンバーたちから疑問が出るわ出るわ。。

イベントでは、育児への主体性が、
どちらかにあることが正しいとか間違いとかいうことを問うのではなく、
世の中の育児や育児者へのイメージそのものが、
育児に対しての考え方や関わり方、
つまりは、人々の生活の仕方、家族での役割、まちや公共での環境づくり、
などにも深く関わっていると仮定し、まずは、そのイメージの扉をたたいてみて、
それぞれに、その気づきや考えを、持ち帰ってもらおう。
というイベントづくりをしていきました。

あとがきリレーでも、メンバーたちが書いていましたが、
『パパ視点』のトークは、普段 表で話されていないこともあってか、
想像以上に盛り上がり、まだまだ話し足りない、聞き足りない、内容となりました。
(スピンオフ企画、どんどんやりたいですね!)

『パパ』をイベントのテーマにしたことで、
世の中の育児や育児者へのイメージそのものを、
少し 柔らかくできた感触がしました。


共に まちと育児をつなげるパートナーやサポーター

また、イベントの楽しいマルシェやワークショップ部分を担う、
ご出店&ご協賛いただいた方々は、
初めましての方々や、これまでに コラボイベントをさせていただいた方々、
日頃から繋がりのある方々と様々ですが、
みなさん、育児や育児者へ対しての理解やサポートの気持ちがある方々ばかり。

ソトイクの「外(ソト)で みんなで育児(イクジ)する」に共感いただき、
共に まちと育児をつなげるパートナーやサポーターとして、
イベントを盛大に盛り上げてくださりました。

ソトイク的には、お祭りといえど、
『ソトイク祭』は、感謝祭の意味も大きくあり、
この、共に まちと育児をつなげるパートナーやサポーターの方々に、
日頃の感謝もお伝えするのと同時に、
さらに、共に繋がりを広げ強めていくためにも、

ソトイクが、どんなキッカケで始まったか、どんな取り組みをしているか、
また、これからどんなことをしていきたいか、など、
改めて ソトイクを知っていただく機会として、
トークイベントの最後に、ソトイクのことをご紹介する時間をつくりました。

まだまだ、言葉や形にできていないことも多く、
不十分な内容に 個人的な反省もありますが、
この時間には、ソトイク本拠地である塩尻市の市長にもお越しいただき、
ソトイクのお話をじっくり聞いていただくことができました。

2年が経ち
2021年11月に、初のソトイクイベントを開催して、ちょうど2年が経ちました。

たった2年ですが、ソトイクを中心としたまわりの光景や人々の会話が、
確実に ざわざわと変わり始めていると感じます。

それは、育児への課題や不都合を、ためらいながら口にしたり、
諦めて取り組むのではなく、課題や不都合があるなら、
変えていこう、変えていけるかもしれない、変えられる、
というような空気に、ざわざわと、それぞれの意識が変わり始めている。

歩みは、少しゆっくりかもしれませんが、着実に まちと育児をつなげ、
「自分らしく、子育てしやすい まち」を 現実のものにするために、
ソトイクは、まだまだ 変化し、進化し、育児を楽しく、面白く、
世の中に 仕掛けていきたいと思っています。

来年のソトイクは、さらに 新しい取り組みが始まります!
お楽しみに。


ソトイク・プロジェクト
https://www.sotoiku2021-japan.com


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