僕のヒーローアカデミア。
終わりましたなー
面白い漫画でしたー
精神描写の濃淡が少年漫画として素晴らしいバランスだった。設定と絵柄がサッパリしてて読みやすかったな。
トガヒミコ!
物心ついてから生き辛い感覚がある所謂マイノリティーには効いたわ。
自分が普通とは違う。と認識したとて、その普通という基準は移り変わる。故に普通基準を意識していないとならないのは非常に疲れる。
その普通じゃないのが格好いい事なら格好いいのだが、そうじゃないから生き辛いだけなのよなー
「誰もわかってくれない。」ってずっと感じてると麻痺して、誰にも理解されない事が当たり前になるから、逆に他人の気持ちを理解しようとしなくなるからの悪循環。
ラーメンとかカレーが好きじゃない人がいくら理由を説明しても理解されないのは、大多数は嫌いじゃねーからなのよな。
ヒロアカのテーマの一つとして、マジョリティとマイノリティ。ってのがあると思う。
デクは能力無し。あの世界ではマイノリティ。みんなは何だかの能力あって。
しかしヒーローたる精神の資質は持ち合わせていた。優しさと勇気と根性。
トガヒミコは圧倒的にマイノリティだったわけではなく、誰もが少しだけ持っている資質が多い。
そこがデクとは違うのだ。
デクは現実にはいない。いや、現実的ではない。いるかもしれない。けど100%優しさと勇気と根性の人に俺は会った事がない。
トガヒミコはいる。トガヒミコ度が多いか少ないかの違い。誰もがズレてて、繕っているだけだ。
トガヒミコはヒロアカの中ではマイノリティだが、現実だとトガヒミコっぽい人がマジョリティなのだ。
周りとの違いに悩む事なんてないのだ。
現実にヒーローはいない。聖人もいない。
いるのはイカれた奴か少しイカれた奴。世の中そんなもん。
そう思うと生き辛さが軽くなるさ。
みんな違ってみんなイイ。ってありがたい言葉だぜ。
色々ガタガタぬかしましたけど、ヒロアカ面白かった最高です。って事
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?