推しの子も終わったのよな
俺は良作だったと考える。
現実と空想の混ぜ具合が絶妙だった。
軽いところはファンタジー。重いところはリアリティー。的な作者の屈折具合が堪らなく好みだった。
主人公はセンセー(アクア)であり、推しの子はサリナ(ルビー)であるところのタイトルの妙。
推しはアイであり、推しの子供はルビー。センセーは闘病しているサリナに対して色々な感情を抱いていて、サリナが推しの子だった推しの子でもあり、なんかスゲっす。
アイ、センセー、サリナ、共通しているのは親からの愛情不足。親というか普遍的と言われている母性愛不足。
この作品のテーマの一つに母性愛というもの。というのを感じる。
ぐちゃっとなって愛着障害っぽくなったアイ。
全部諦めたセンセー。
最後まで頑張ったサリナ。
サリナ時代の母はヤベーし、ルビー時代の父もヤベーし、母は殺されるし、兄も逝くし、境遇ガチャ大ハズレなのに、立派な子やで。
俺は最終話、泣けたぜ。
結局、自分と向き合うしかねー
結局、頑張るしかねー
結局、生にしがみつくしかねー
仲間は探すのではなく、集まったのが仲間理論よな。これが結構大事なのよな。
光ってる物に集まるのよな。
その光が本物だろうが偽物だろうが、眩しくて何が光ってるかわからねーくらいに光ってる光が光なのよな。
最近、漫画の最終回が多くて、好き勝手言ってる雑魚がいるけど、何のつもりなんだろうな。
打ち切りだろうが何だろうが終われてすげーよ。まずすげーのよ。
合わない作品はあるだろうよ。
面白くねーんじゃなくて合わないだけよ。
漫画家ってマジですげーよ。
赤坂先生も横槍先生も本当にお疲れ様でした。
俺はメム推しでした。
そして、神崎光って…
推しの子!
面白かったです!!