DMPランキング2024前期の振り返り(プレマラインの人)

0.挨拶

こんにちはゴマちゃんです。
DMPランキング2024前期お疲れ様でした。
結果は全国56位、東京都10位で終わりました。
私は全国ランカーというわけではないのですが自分自身の振り返りと今後プレマくらいは取りたいって人の参考になればと思いこの記事を書きました。
拙い文章ですが誰かのお役に立てば幸いです。

1.ランキングを走った理由

私は今年の3月までとある医療系大学に通っており昨年〜2月の国家試験が終わるまではデュエル・マスターズにがっつり触れる時間がかなり減っていました。
私がデュエル・マスターズから少し離れている間に友人が全国大会に行ったり、ギリギリで全国を逃したりと周りの人達がランキングを頑張っているのを見て私も頑張ってみたいと思いました。
今年4月から大学院に進学し時間の余裕ができたこと、しばらくデュエル・マスターズをできなかった反動でモチベーションがあったこと、この２つの理由からランキングを走ろうと決めました。
最初は新システムのこともあって大きいのを当てたら全国大会まで目指せるかもなどと思っていた時期もありましたが現実はそんなに甘くありませんでした。私は人並みにデュエル・マスターズができると思っていましたが世界には人を超えたレベルで上手い人達がいます。
今の自分では全国大会などと口にできるレベルではないと思いGP1byeとプレマ圏内を目標に変更しました。

2.月毎のポイント戦績

各月のポイントと参加回数を記載していきます。
100位圏内くらいだと結構ブレもありますが私は比較的平均的にポイントを取り続けた方だと思うので参考になればと思います。

4月　参加回数20回　ポイント1500
5月　参加回数14回　ポイント1750
6月　参加回数21回　ポイント2844
7月　参加回数18回　ポイント2160
8月　参加回数13回　ポイント840
9月　参加回数30回　ポイント3330

序盤はプレマボーダーが概ね9000くらいだろうとみんなで予想しており月1500+優勝数回で行けそうだと考えそれを目標にしていました。
結果的に10842まで伸びて予想は大外れでした。
7月と8月は大学の試験と私が普段しているライブやイベント系バイトの繁忙期が重なって7月は優勝があったのにそれ以外が960ポイント8月は1000すら取れず参加回数も減っています。
8月のポイントが少なすぎてポイント貯金も足りずボーダー落ち9月で盛り返したという流れでした。
8月は末から店舗予選が始まりそちらに出ていた分CSに出ていなかったのもポイントには響いてると思います。
8月はメダルも1枚+1没を繰り返しており忙しいのも合間ってメンタル的に結構やられてた気がします。
店舗予選が3回で終わってくれたことと8月末のゆめみたのライブがなければ9月走りきれてなかったかもしれないです。

3.使用デッキと考え方

4月はアナカラーDOOMと黒緑アビスをひたすらに使ってました。
自分が初めてちゃんと触れた環境山がアナカラーデッドゾーンでアナカラーのミッドレンジ山やハンデス系のコントロールが好きだったことと当時はプレイやリストがまだ洗練され切っておらず黒緑アビスvsマジックがかなりアビスに寄っていたので強いデッキを順当に使っていました。

5月からファンタジーベストが出るまではずっとマジックだけを使ってました。
ちょっとだけ息抜きにゴスペルを使ったこともありましたが基本的にマジック以外の山はCSに持っても行きませんでした。
本当にとんでもなく強かったのでマジックだけ使えばいいやと思っていたのですが振り返ってみるとマジックで取った優勝は0で優勝狙いなら実は黒緑の方がブレた時の幅大きかったかなと思っています。
ただ、この時期ひたすらマジックを使ったことでデュエル・マスターズってゲームは前より上手くなったと思います。それくらい難しくて練習量を求められるデッキでした。

ファンタジーベスト発売から8月末まで。発売後すぐにファイアー・バードで優勝しそれ以降はほぼ青黒コンプを使ってました。
ファンタジーベスト発売以降はかなり雑多な環境になりこの辺からメタ読みも考えるようになりました。

8月末から9月前半は主にキャベツ、コンプ、天門をその日のメタ読みで使い分けてました。

9月後半はコンプ、黒単アビス、アナカラーマルルを使ってました。

メタ読みと考え方について
関東環境、特に東京神奈川千葉が他の地域と大きく異なる部分はランカーと呼ばれる層の人数だと思っています。
CS会場に行けば1/3から〜半分くらいの人が顔見知りや友人と呼べる人達であり大体勝ってる時に当たるのはその人達です。
今期のシステムは60ポイントや120ポイントの価値が低く終盤は最低でもベスト4以上をとらなければと考えていました。
そうなると意識するべきなのは雑多な山達ではなく自分が勝ってる日に当たる山つまり全国ランカーや100位ボーダーを一緒に走ってる人達(以下まとめてランカーとします)です。
私のメタ読みは基本的に逆張りでした。
毎日母数の他にランカー達の使用山をチェックしてランカーの皆んながどういう考えでそれを選んでるのか予想しその考え方なら明日はこれを使うだろうと考えていました。
実際このメタ読み出ていた8月末から9月の間は対ランカー勝率はかなり高かったです。
順張り山で周りに勝てるくらい上手ければ良かったのですがそこまでの自信はなくデッキ相性で勝ちに行く方が確実で楽だったのでこのようなデッキ選択になりました。
ちょっと情けないですしランカーの皆んなには仲良くしていただいていたので気が引ける部分はあったのですが私レベルのプレイヤーがCSで勝つためには必要な戦略だったと思っています。

4.かかった費用

バイトがかなり様々な場所に移動するのもあってモバイルPASMOの履歴を追うのが想像以上に大変だったのでざっくりでお許しください。

交通費

平均したらざっくり1日1300円くらいでした全部で115回CSに出ていたので149500円。遠征はほぼしてないので関東内で出てるだけでこれくらいになります。
正味交通費はあまり気にせずCSに出ていました。秋葉から町田へのはしごとかも普通にしてたので恐らく実際は16万くらいかかっていると思います。

参加費

関東のCSは基本1500円です。瑞江の音速CSが1000円ではっちチームが700円、ポンポコCSが500円ですがそれ以外はほぼ1500円なので115回で172500円。実際は17万ちょうどくらいなのかなと思います。

カードは友人から借りたりもしていたのでトータルでかかった額は40万くらいでしょうか。50万はいかなかったと思います。

5.良かった点と反省点

良かった点
友達はいっぱいできました。知り合いレベルまで広げたら本当に様々な人と関わらせていただいたと思います。
私は元々リモート出身の人間でデュエル・マスターズ関係の友達が関西と北陸に集中していたので関東での交友関係が広がったのが最大の良かった点です。
CS会場に行けば皆んながいるというのもモチベーションになっていました。
本当に感謝しかないです。
デュエル・マスターズってゲームがランキング走る前より確実に上手くなったのも良かった点です。まだまだ精進すべきレベルではありますが半年前の自分よりは確実に上手くなったと思います。
これはプレイだけでなく構築にも言えることで様々なことを考えられるようになったのは大きいです。
記録をとるや人に聞くを日常的にするようになったのも良かった点です。
迷ったプレイや自分では思いつかない捲り目があったかもしれない時は盤面をメモしてカードを並べて写真を撮影して自分より上手い人達に聞くようにしていました。
私はのすけさんのメンシ(通称のすけ鯖)に入っておりそこでのすけさんに聞くことが多かったです。途中から会場で聞くタイミングがあればご本人に直接聞くこともあり本当にお世話になりました。
全国ボーダーで走っていたリルクさんの振り返り記事に書いてあった「プライドなんて1ptにもならない」という言葉は本当にその通りだと思っていてこれを習慣化できたのは成長という意味で良かった点だと思います。

反省点
ぶっちゃけるとあんまり無いです。
かかった費用も大体40万で想定していた範囲内で収まりましたし無事1byeとプレマを取ることができました。デッキ選択も明らかに失敗だったというものもありませんでした。
前期の単位も無事フルで取れましたしランキングのために諦めたライブも特に無く強いて言えばアニメ、漫画、ゲームに当てる時間が減りすぎて尋常じゃないくらい積み上がってることくらいですね。

6.今後プレマボーダーまで走る人に向けて

まず第一に全国を目指して走るのかプレマボーダーを目指して走るのかは決めておいた方がいいと思います。
私は早期にプレマに切り替えたことで精神的にも時間的にも余裕を持てたのでプレマを目指すなら最初から目標を絞った方が良いと思います。
これは私個人の考えで、序盤勝てて全国を目指すみたいな形が悪いというわけでは無いのでご容赦ください。
全国目指して頑張ってる人達は皆んな等しく凄いと思っていますし尊敬もしています。

次に伝えたいのが上手くなる努力をするべきだということです。
まず大前提として自分より上手い人はこの世に沢山います。しかしランキングを走るならこの人達とも戦っていかなければなりません。
先程良かった点でも書きましたが人に聞くことと振り返りをすることが最も重要だと考えています。
なのでまずは自分より上手い人に聞ける環境を作りましょう。これは私のようにメンバーシップのサーバーに入るでもいいですし仲良くしている中に相談できる人がいればその人に聞くでもいいと思います。
自分の弱さを自覚して努力すること、人に聞くことは恥ずかしいことではありません。
私自身もここで慢心せず努力し続けるつもりです。

次に伝えたいのがメンタル管理をしましょう。
私は元々シャドウバースというゲームで長い期間ランキングを走る経験とグランブルーファンタジーというゲームで短期間にランキングを走る経験
をしておりランキング制のシステムに耐性があったのでメンタル管理をできていたと思いますが初めてランキング制度で走るという方はプレマボーダーでも普通にキツイと思います。
実際私の周りでも思うようにポイントが取れず精神的に苦しんでる人が結構いました。
キツイ時は休んでもいいし他に好きなことがあるならそれをやるのも全然良いと思います。私はランキング期間中も普通にライブに行きました。
無理しすぎてコンディションが落ちれば悪循環に陥ってしまうので割り切りと切り替えが大事だと思います。
みんなも是非ライブに行きましょう。

最後に伝えたいのが友達を作りましょう。一緒に走ってる人がいるだけで気持ちの持ち方が全然違います。
良かった点でも書きましたがCSに行けば皆んないるしというのはモチベーションに繋がりますしメンタル管理の点でも重要です。
この記事書く上で一番伝えたかったのはここです。

皆さんのことを心から応援しています。

最後に

前期を走り切った全国ボーダーの皆さん本当にお疲れ様でした。
後期走る皆さん頑張ってください。
皆さんの全国大会での活躍が今から楽しみです。

スペシャルサンクス

一緒にCSに出ていた関東ランカーの皆んな

カードを貸してくれた北方、石井、松本、りっきーその他りっきーDiscordの皆んな

色々なことを教えていただいたのすけさん

CS運営の皆さんとジャッジの皆さん

本当にありがとうございました。