【ドサンコとカーバンクルのリアルニンジャアニマルのドージョー】#1
ソウカイヤは滅び、エイジ・オブ・ソウカイヤは終わりを告げた。
大きなニンジャ組織が一つ滅びたところで、ニンジャたちの日常は変わらない。
今まで通り、ネオサイタマは狩場でしかないのだ。
そんな中でもチームファンタスティックビーストは己が持つ人間性で動いていく。
今度の仕事はドサンコのカーバンクルのリアルニンジャアニマルが運営するドージョーからだ!
あの2人が言っていたドサンコの遺跡とはこのドージョーのことなのか?
オールソロキャンペイグン第7弾開幕!
チームファンタスティックビーストのニンジャについてはこちら
1(今ここ) / 2 / 3
NM:では今回もヨロシクオネガイシマス!
ウィズダムサファイア(PL):ヨロシクオネガイシマス!
キョセイニンジャ(PL):ヨロシクオネガイシマス!
モレファシア(PL):ヨロシクオネガイシマス!
クェルヴァルム(PL):ヨロシクオネガイシマス!
◆導入◆
余暇を終え、いつも通りの仕事へ戻ったチームファンタスティックビーストこと君たち。
ユヅキ社長からは余暇前に「余暇が終わったらドサンコからの仕事依頼の件について話をする」と言われたものの、まだザイバツニンジャが暴れまわっているためその話は流れに流れて1ヶ月あまりが経過した。
チームファンタスティックビーストもその話をすっかり忘れ、各々の仕事に忙しんでいたある日。
アメジスサフィールを含めた君たち5人は唐突にユヅキ社長へ呼び出された。
ウィズダムサファイア:「また急な呼び出しだな」カネモチのヨージンボの仕事から戻ってきて早々呼び出された
モレファシア:「あの件かしらね、ドサンコ寒そう」屋上菜園で畑いじりをしていたところを、ミルシュニーアからユヅキ社長が呼んでいると言われて降りてきた
クェルヴァルム:「僕は別に寒いのは平気だけどね」ザゼントレーニングのセンセイを終えたところで呼び出された
キョセイニンジャ:「3徹明けにはきつい、ニンジャでもだ」ヨロシサンで3日連続でぶっ通し研究をしていたため寝ておらず、帰って寝ようとしたところで呼び出された
NM:君たちはユヅキ社長を待たせるわけには行かないので社長室へ入った
ユヅキ社長(NM):「以前、ドサンコでドージョーを構えるカーバンクルのリアルニンジャアニマルからの派遣依頼を受けたと話したことは覚えているかい?ザイバツニンジャがネオサイタマへ攻め入ってきた関係で一度は断ったんだが、ほんの数日前に電話で再び依頼が入ってきたんだ」
ウィズダムサファイア:「だとは思っていました」
キョセイニンジャ:「電話…ですか」
クェルヴァルム:「ドサンコって、インターネット使えたっけ?」
モレファシア:「コロニー都市ならIRC完備。それ以外は不明」
アメジスサフィール(NM):「コロニー都市間の移動も楽じゃないよ、ドサンコ・グリズリーが襲撃してくることがあるから」
一度は断っていたというユヅキ社長の話を聞いて、その話が余暇が終わった後に出てこなかったのにも納得した君たち。
だが、電話で再び依頼があったとはどういうことなのだろうか。
疑問に思っているとユヅキ社長は話を続ける。
ユヅキ社長(NM):「君たちは知っているかは分からないが、そのドージョーは今エメラルドキャメロットなるクリスタル・ニンジャクラン集団から嫌がらせを受けていると聞いていてね」
クェルヴァルム:「…」アメジスサフィールのときよりも表情が険しくなる
ユヅキ社長(NM):「私も調べられる範囲で調べた情報しか知らないから定かではないが、クリスタル・ニンジャクランとカーバンクル・ニンジャクランは非常に仲が悪いというのだけは分かっている。なにせ、人間性を残してモータルと共存する道を選択したクランと、妄言にまみれて非クリスタルのクズを見下している人間性の欠片もないクラン。確執なんかが生まれても何らおかしくはない」
尚もクェルヴァルムの表情は険しいままだ、それどころかアメジスサフィールの表情も険しくなっている。アメジスト・ニンジャですらもクリスタル・ニンジャクランとは仲が悪かったのだろう。
ユヅキ社長(NM):「嫌がらせがエスカレートして、これ以上ドージョーに危害が出る前にどうにかしてほしいとのことなんだ。明日にでもすぐドサンコへ行ってくれ。移動手段は手配してある」
急遽ドサンコへの出張が決まった5人。
ドサンコでは何が待っているのか、クリスタル・ニンジャクラン、エメラルドキャメロットとは一体?
とにかく今はドサンコへと発つ他ない。
ウィズダムサファイア:「すぐ向かいます」
モレファシア:「アッハイ。でもフリーズドライにならないか心配だわ」
キョセイニンジャ:「防寒着を用意せねば」
クェルヴァルム:「クリスタル・ニンジャクラン…忌まわしき確執」
◆ドサンコへ◆
翌日、キョートを経由してドサンコはネオチトセ空港へ降り立った君たち。
目的のカーバンクルのリアルニンジャアニマルが運営するドージョーは人里離れた地図にも記されていない空白地帯にあるという。
そんな場所から一体どうやってIRC通話などを行ったのかが謎だが、オリビンフラッシュとオブシディアンフェザーから貰ったマキモノに記された地図を頼りに探す他ないだろう。
とりあえずもう時間も遅い、ネオチトセ空港から近い第463コロニーにユヅキ社長がホテルを手配しているのでそこへ向かうとしよう。
ウィズダムサファイア:「流石にネオサイタマの冬より寒いな」
モレファシア:「寒さが防寒具貫通してるんだけど?」
クェルヴァルム:「僕はこれくらいならなんとも無いかな」
キョセイニンジャ:「雪上車タクシーを手配してこよう」
アメジスサフィール(NM):「この姿なら寒さも平気だと思ってたけど、普通に貫通するね。防寒具着けててもダメ」
第463コロニーへは雪上車を改造したタクシーがあるので、キョセイニンジャが手配したそれに乗って移動することに。
だがその道中、後5分ほどで第463コロニーへ到着するといった時である!
GRRRRWOOOOOW!!
突如獣の雄叫びが聞こえたかと思えば、ナムサン!ドサンコ・グリズリー3体が雪上車タクシーを襲ってきたのだ!
このままでは雪上車タクシーが破壊されてしまう!正当防衛重点だ!
敵データ公開な
ドサンコ・グリズリー(モータル/アニマル)
カラテ:6 体力:6
ニューロン:2 精神力:2
ワザマエ:6 脚力:3
ジツ:- 万札:-
『基本ダメージ2』『攻撃回避可能(U-HRAD)』
※ドサンコ・グリズリーの攻撃回避難易度はNORMAL、ただし雪が深い上に回避ダイス半減
※ドサンコ・グリズリーの攻撃はサツバツ!なし
※こちら側のサツバツ!が命中した場合は即死
イニシアチブ順は下記の通り
キョセイニンジャ
↓
モレファシア
↓
クェルヴァルム
↓
ウィズダムサファイア
↓
ドサンコ・グリズリー
※アメジスサフィールはタクシー護衛のため非参戦
1ターン目
キョセイニンジャ:ドサンコ・グリズリーAとBにカラテ、4/4
【カラテ】NORMAL
4d6(4 + 4 + 1 + 3)= 12
4d6(4 + 6 + 1 + 5)= 16
ドサンコ・グリズリーBは命中すれば●ドクター・ドリトルでサツバツ!のため即死
NM:AとBは3つで回避
【回避】U-HRAD
3d6(3 + 5 + 5)= 13
3d6(4 + 3 + 6)= 13
キョセイニンジャ:「イヤーッ!イヤーッ!」殺人的ケリ・キック!
ドサンコ・グリズリーA(NM):「グワーッ!」ケリ・キックを受けるが傷は浅い!
ドサンコ・グリズリーB(NM):「当たらん」回避!
ドサンコ・グリズリーA【体力】6→5
モレファシア:Aに4/4で追い打ち
【カラテ】NORMAL
4d6(1 + 1 + 4 + 3)= 9
4d6(6 + 1 + 2 + 3)= 12
NM:Aは1/1で回避
【回避】U-HARD
1d6(2)=2
1d6(5)-5
モレファシア:「リーフ!リーフ!」2連続蔦ストレート!
ドサンコ・グリズリーA(NM):「グワーッ!グワーッ!」2発命中!若干後ずさる!
ドサンコ・グリズリーA【体力】5→3
クェルヴァルム:AとBに5/4でカラテ
【カラテ】NORMAL
5d6(5 + 1 + 2 + 3 + 2)= 13
4d6(4 + 1 + 2 + 3)= 10
NM:Aは最後の1個、Bは1個で回避
【回避】U-HARD
1d6(4)=4
1d6(6)=6
クェルヴァルム:「イヤーッ!ハイヤーッ!」ワンツーからの尻尾振り回し!
ドサンコ・グリズリーA(NM):「グワーッ!」被弾
ドサンコ・グリズリーB(NM):「ヌウッ!」側転回避!ワザマエ!
ドサンコ・グリズリーA【体力】3→2
ウィズダムサファイア:AとBに6/6
【カラテ】NORMAL
6d6(3 + 6 + 3 + 2 + 4 + 3)= 21
6d6(3 + 3 + 4 + 3 + 4 + 4)= 21
NM:Aはダイス使い切りで回避不可、Bは2個回避
【回避】U-HARD
2d6(5 + 6)= 11
ウィズダムサファイア:「イヤーッ!イヤーッ!」回し蹴り!
ドサンコ・グリズリーA(NM):「アバーッ!」被弾!もはや瀕死だ!
ドサンコ・グリズリーB(NM):「当たらん」回避!
ドサンコ・グリズリーA【体力】2→1
ドサンコ・グリズリーの言っていることはチームファンタスティックビーストは全員理解できてます
NM:ドサンコ・グリズリーAはモレファシア、Bはキョセイニンジャ、Cはウィズダムサファイアにそれぞれ攻撃
【カラテ】NORMAL
6d6(1 + 1 + 6 + 1 + 3 + 3)= 15
6d6(2 + 3 + 6 + 3 + 2 + 2)= 18
6d6(5 + 2 + 5 + 5 + 2 + 4)= 23
ウィズダムサフィア:ダイスブッダほんとに気まぐれすぎだろ
キョセイニンジャ:1d6のU-HARD回避で6出してたしな
モレファシア:でもd3ダイスは許されない
NM:回避ドーゾ!
モレファシア:全投入回避
【回避】NORMAL
7d6(1 + 2 + 1 + 6 + 6 + 4 + 2)= 22
NM:サツバツ!出目回避だ!カウンターカラテでドサンコ・グリズリーAは死亡!
ドサンコ・グリズリーA(NM):「ドサンコの自然の厳しさを思い知れ、イヤーッ!」爪の斬撃が襲う!
モレファシア:「当たらないわよ!そしてこれを避けれるかしら?リーフ!」攻撃を回避し、強烈な蔦ストレートカウンター!
ドサンコ・グリズリーA(NM):「アバーッ!」ドサンコ・グリズリーは急所を貫かれショック死!
ドサンコ・グリズリーB(NM):「人間ごときに!イヤーッ!」噛み付いてきたぞ!アブナイ!
キョセイニンジャ:全ダイス投入回避
【回避】NORMAL
6d6(5 + 6 + 5 + 3 + 5 + 1)= 25
NM:カウンターカラテしますか?
キョセイニンジャ:通常回避で
NM:OK
キョセイニンジャ:「イヤーッ!」恐るべきニンジャ筋力で噛みつき攻撃を受け止める!ゴウランガ!
ドサンコ・グリズリーC(NM):「死ね人間!イヤーッ!」ヤリめいたチョップ!
ウィズダムサファイア:3個で回避
【回避】NORMAL
3d6(5 + 6 + 3)= 14
ウィズダムサファイア:「イヤーッ!」ニンジャ筋力で強化された腕でチョップ返しによる回避!
2ターン目
キョセイニンジャ:Bにカラテ、4/4
【カラテ】NORMAL
4d6(6 + 6 + 1 + 6)= 19
4d6(1 + 5 + 3 + 3)= 12
キョセイニンジャ:ヒサツ!と通常
NM:3/3で回避
【回避】U-HARD
3d6(4 + 2 + 3)= 9
3d6(4 + 1 + 2)= 7
キョセイニンジャ:「イヤヤヤヤヤーッ!」ナムサン!コマめいた回し蹴りだ!
ドサンコ・グリズリーB(NM):「アババババババーッ!」多段連続ヒット!ドサンコ・グリズリーBは頭部を砕かれ死亡!
モレファシア:2連撃、4/4
【カラテ】NORMAL
4d6(5 + 1 + 1 + 5)= 12
4d6(6 + 3 + 1 + 4)= 14
NM:2/2回避
【回避】U-HARD
2d6(6 + 1)= 7
2d6(5 + 1)= 6
モレファシア:「リーフ!」素早い蔦ストレート!そして変則的カラテパンチ!
ドサンコ・グリズリーC(NM):「イヤーッ!グワーッ!」蔦ストレートは回避したが、突然のカラテパンチに対応できない!被弾!
ドサンコ・グリズリーC【体力】6→5
クェルヴァルム:強烈な尻尾殴打
【カラテ】HARD
9d6(5 + 2 + 4 + 1 + 6 + 5 + 6 + 5 + 6)= 40
サツバツ!出目だ!
2d6(1 + 5)= 6
NM:通常回避難易度HARD、U-HRADで回避可能なので難易度+1、U-HARD2!
【回避】U-HARD2
2d6(1 + 1)= 2
クェルヴァルム:「イヤーッ!」鉄骨を振り下ろしたかのような強烈な一撃!
ドサンコ・グリズリーC(NM):「アバーッ!」避けられず、クリーンヒット!頭がトマトめいて潰れる!ナムアミダブツ!
◆戦闘終了な◆
どうにかグリズリーを倒すことに成功したものの、何か違和感がある。
グリズリーの死体を調べてみると、なんと黒帯を締めているではないか!
君たちはかねてよりカラテビーストの噂は聞いていたが、実在しているとは思いもよらなかつた。
雪上車タクシー運転手の話では、ドサンコ・グリズリーはコロニーへ持っていけば高く売れるらしい。
君たちは死体を引きずる形で君たちは第463コロニーへと向かった。
クェルヴァルム:「尻尾が血で汚れちゃったよ」
モレファシア:「蔦が血で染まりかけてる」
キョセイニンジャ:「カラテビースト…実在していたとは」
ウィズダムサファイア:「だがカラテビーストの森へは行きたくないな」
◆第463コロニーで◆
グリズリーの死体を引きずってコロニーに到着した君たちはユヅキ社長が手配したホテルへ入る。
なおグリズリーは【万札】30で売れたらしい(オボロヅキ社の取り分になるので君たちの手元には入らない)
ウィズダムサファイア:「ようやく防寒具が脱げるな」
モレファシア:「フリーズドライにはならなかったけど、防寒具貫通するのは勘弁してほしいわ」
クェルヴァルム:「いい感じの寒さだったかな」
キョセイニンジャ:「さっさと風呂に入ろう」
その後風呂に入ったり、くつろいだりして各々の時間を過ごし、君たちが食事をしていると、何者かが君たちの席に地図らしき紙を置いて去っていった。
部屋へ戻ってその紙を確認してみると、マキモノに描かれた地図と酷似する部分があり、置かれていた紙に描かれていた地図はマキモノの地図をより詳細に描かれているもの。
ウィズダムサファイア:「なんだこれは?」部屋へ戻ってその紙を広げ、マキモノの地図と照らし合わせながら呟く
キョセイニンジャ:「第203コロニー、わりかし遠いな」
モレファシア:「長旅になりそうね」ドライマンゴーかじりつつ言う
クェルヴァルム:「…」置き去られた紙に描かれた地図を見て誰が描いて、誰が置いていったのだと考えている
場所的には第463コロニーから3時間ほどの距離にある第203コロニーのさらに北東のあたり、ウェイストランド山の麓のようだ。
その麓に印が付けられており、極太ミンチョ体で「カーバンクルのリアルニンジャアニマルのドージョーな」と書かれている。
誰がこの地図を置いて去ったのだろうか?だがこの地図の信憑性は高いと判断できるので行って見る他ない。
明日に備えよう。