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公認会計士のキャリアの作り方~会社の看板でなく、自分の名前で生きる方法

こんにちは。ゴルファー会計士です。

今回、公認会計士のキャリアの作り方を紹介します。

最終的なゴールは、「会社の看板に頼らずに、自分の名前で生きていける会計士になる。」ことを目指すキャリア構築です。

そのために必要なマインド、考え方、キャリアの作り方を紹介したいと思います。

私の自己紹介です。

監査法人マネージャー10年以上勤務。上場企業の主任。コンサル業務にも力を入れており、これまで、IPO支援、DD、課題調査、研修講師、データ分析コンサル、業務改善コンサルなどを行ってきました。

キャリアについては、3~4年前から考え始めました。

キャリアを考える中で、かなりの量の本を読み、それを自分に当てはめるという作業を、繰り返し繰り返し行いました。

転職経験のある人に聞いたり、エージェントと話したり、転職サイトをチェックしたり、SNSで調査したり、オープンワークで情報収集したりしました。

今では、自分なりのキャリアの作り方を確立できたので、紹介したいと思います。

自己紹介はこちらの記事を参考にしてください。


色んな話を聞くと、会計士になって、監査法人や事業会社に就職しているけど、不安という方が多いです。

リモート環境になり、不安。どうやって成長すればいいのか分からない。上司の言うことを聞いてるだけで、成長できるのか。自分のキャリアを会社は真剣に考えてくれている気がしない。

といった悩みを持っている方が多いです。

悩みを持つきっかけは多いと思います。

このコロナ環境。仕事自体が楽しくない。やりがいを感じない。


そういう不安を持つこと自体は決して悪くありません。というのも、悩みや不安を持つことで自分のキャリアを真剣に考えるからです。

自分の場合は、スタッフ、シニアスタッフまではほとんどキャリアについて真剣に考えていませんでした。というのも、それなりに仕事ができ、クランアントからも社内でも評価されていたからです。(自慢ではないですよ。。)

でも、3年前からこのままでいいのかな?

と考え始めるようになりました。そこから自分のキャリアを真剣に考えるようになりました。正直、スタッフ、シニアスタッフの頃から考えておけばよかったと後悔しています。


なので、今スタッフ、シニアスタッフの方なら、この記事を読んでいることをチャンスととらえてください。この記事を読んで、キャリアの考え方を知って、必ず自分の頭で自分のキャリアと向き合ってください。

記事を読むだけでは何も変わりません。

読んだ後、紙に書くことで、何かしらキャリアを考えるきっかけにしてください。何か行動を必ずしてください。(お願いです)

マネージャーの方でも、遅くありません。というのも、私がキャリアを真剣に考えるようになったのは、マネージャーになった後でした。

何か始めるのに、遅いということは無い。今日が何か始める一番早い日です。


では、キャリアを考える目的は何でしょうか?

キャリアを真剣に考える目的は、「自分の名前で生きるため」です。


順番に話します。

漠然と仕事をしているだけでは、漠然とした行先にしか行きません。行き先がたまたま自分がなりたい目標であるケースもあるかもですが、可能性は低いです。

キャリアを考えることで、なりたい自分を考えます。なりたい自分をイメージすることで、戦略的にゴールに向かえます。ゴールに向かうためにどんなスキルが必要か、どんな経験が必要かを把握します。そして努力します。

キャリアを考えることで、なりたい自分になれます。

なりたい自分というのは、私の定義は、「自分の名前で生きられるようになる」ことです。(これは、motoさんの「転職と副業のかけ算」という本を参考にした考え方です)

会社の看板に頼ることなく、自分の名前で戦っていけることが、目標であるべきと思います。

自分の名前で戦えるようになれば、会社で出世するもよし、転職するもよし、独立するもよしです。

このような状態にになることが、公認会計士としての最大の価値です。

難関資格の公認会計士に合格したのだから、最大限この資格を活かすべきです。

そのために、キャリアを自分自身で考え抜く必要があります


是非、この記事を読んで、「自分の名前で生きられる」公認会計士を目指しましょう。自分自身もワクワクする毎日を過ごせています。


目次
①会社勤め人の一般的キャリアの考え方とキャリアを考える目的
②あるべきキャリアの考え方
③公認会計士の場合のキャリアの作り方
④監査法人での具体的キャリア構築法
⑤私のキャリア紹介
⑥お勧め本
⑦まとめ

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