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気づいていたけど書けなかったこと





ずっと前から気づいていたけど、
書けていなかったことがある。


というか長年生きてきて、ふとした時に気づいてゾッとするのだけど、
また忘れて他のきっかけでそれに気づいてゾッとする、
というのを何度も何度も繰り返して生きてきた。


そして、それはその都度、その時に大切に思う人に指摘されて


そうなんだ、その通りなんだ。
だから私はダメなんだ。
そんな私があなたの人生を邪魔してはいけませんね。
それではさようなら。


と、その人の前からいなくなるようにするのを命をかけてやってきたんだなぁと。


そして、それはどんどん自分の中では傷になって人生の黒点になって
「申し訳なかったシミ」が数年ごとに増えてゆく。


そして、気づいたこと・・・それは
大好きなこの人に今あまりよく思われていないんじゃないか・・・
と感じることで自分の時間を台無しにし続けてきてしまったのではないか、
ということ。

その時に自分が大事にしている誰かが私のことを呆れた目で見ている。


それがたまらなく苦しくてそこから逃げたくなる。
私以外の誰かになりたくなる。
その人が軽蔑してもいなければ、注目もしていない誰かに。
それは町のパン屋さんのおばちゃんでもいいし、
ガソリンスタンドのお兄ちゃんでもいい。
自分ではない誰かに。


そこが先に書いたゾッとするところ。


そして、すさまじい勢いで距離を置いて
音信不通になって
そのどうでもいい人になることを選んできた気がする。

自分でない誰かになりたいだなんて、
なんて失礼なことを自分に思ってきたんだろう??!!!






そして、その「蔑んだ目」は私の頭の中でだけ形成される幻だったということも、ずっとどこかでわかっていた。

そこを見て見ぬふりをしていた自分の痛さが堪らない。
そこもゾッとする。

でも・・・・やっぱり仕方がなかったんだなぁ。


誰もそんなに私のことばかり責めたり考えたりはしていないし、
みんな自分の人生を歩むだけで精一杯だったんだと。


今ならしっかり理解できているし
頭の中でこれも愛だったしあれも愛だったんだよね、と深いところからの感謝が湧き出てくる。

あの時にちゃんと話し合うことだって出来たんじゃないか。
そうやって嫌われることが死ぬほどに辛かったんだと
自分が余りにも頭の中で色々な想像をしてしまって困っているということを
ちゃんと説明できたらどうなっていたんだろうか・・・と
最近よく思う。


なぜ、それが出来ていなかったのか・・・

それは


サバサバした明るい人
細かいことは気にしていないさっぱりした人

に、
見られたいと思って最大限の力を使って演技していたから。

いや、ほとんどの人は私が「繊細」で「気にしい」なことを知ってくれていたと思う。
でも、その「繊細」で「気にしいやんね」って持ち出されると
「そう見えるかもしれないけどそんなことない!」と言いながら煙に巻いてしまうことに命を注いでいた気がする。

そしてそれだけその大好きだった人々に頼り切ってしまっていたことを認めたくなかったのだろう。


今なら言える

「私ってめちゃくちゃややこしいねん」
「頭の中でありもせんことを何度もリフレインさせて苦しむねん」


2016年に皆川公美子さんという尊敬すべきお友達のおかげで、HSP(ハイセンシティブパーソン)について世に色々な発信を始めてくれたのですが、その当時チェックをしてみたら見事にほぼ満点・・・!

すぐにびっくりする、
という項目は自分がそうでありたくないが故に抑えてきて
それが定着したかもな・・・とは思うけど・・・。

それを知ったことですごく安心したし、
あ〜〜その感覚持ってるんって、ある意味特別やったのね!と
思えて嬉しかった。

そしていつの間にかこれも無意識で、カッコつけが災いしてそれをどう隠そうか・・・とそこにエネルギーを注いでしまった。

せっかく公美子さんが突破口くれたのにな〜・・・
まさしく、空気を隅々まで読み取って(事実がどうあれ)自分がどうしたらよいかを瞬時に考えて行動をする真の「気ぃつかい」で、嫌われるのが怖いばかりに言いたいことがちゃんと伝えられなくて、いつの間にか自分も疲れ果てて姿も消す・・・みたいな(涙)



そして、私の身内が3年前に発達障害という診断を下された。

それを機に色々な文献やカウンセラーさんの話を探すようになり、
特に美しい吉濱ツトムさんのツィートやYouTubeを見て
そうか・・・自分はこれも持ってたんやな・・・と納得。

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かといって、自分でカテゴライズしてそういう人間なんです!と限定するのは窮屈・・・。
ほんっっっまにややこしい・・・(苦笑)
今回地球に生まれてきた貴重なチャンスだから、この肉体のある限り、
出来る限りやるべきことはやっておきたい、と思う。


と、ここまで書いて、ちょこっとツィッターを覗いたら、
ウィリアム・レーネンさんが、

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って呟いてて、そうかー!
まさに自分のことをわかってもらおうとこれ書いてた。

そして、全然支配する気はなくて、自分のための忘備録的なメモ的な感じで書いていますからね〜〜(汗)

そして、この自己受容を広げる為に色んな方々や、メソッドや本にガッチリ救い続けてもらっています。

そんな役に立つ事も書きたいけどもそれを書くには根本をきちんと書いておきたいとおもっていたのです。

きっと、忘備録的にたまにこれ系のことをつぶやくのは間違いないでしょう。心の整理になる事はどんどんやりたいと思います!それも自分孝行だもんね。



ここまで読んでくださりありがとうございます。
ササッと読み流して頂けましたら幸いです♡

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ぴろここのタデ食う虫も好きずき
サポート頂けたらすご〜く嬉しいです。 言葉にできないほどに。