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スーパーでの涙のわけ
昨日のビデオをたくさんの方々に観ていただけて嬉しいです・・・
アフレコを入れる時点では全く何を言うか決めていなくて
そのときに頭に浮かんだものを画面に合わせて話して行く感じで進めていましたが、
やっぱり慌てていて、あんなに勇気を出してスーパーの中の様子を撮った割にはやはり、注意されるんじゃないかっていう恐怖からちょこっとしか撮れていなかったというのもあって、
そのときの心情を全然説明できていなかったなぁと思います。
まず、列に並んだときの異様な空気。
ただ静かにカートの音だけがなる空間。
誰も目も合わせてさえもくれない。
おじいが列に並んでいる私に話しかけた時、入場制限していた係りの男子に、
「そういう風に人と話さないでください!
それが決まりなんです」
と言われて、
おじいが野太い声で
「息子の嫁にちょっと確認を取っただけですから!」
とビシッと言っておさまったんですが、
我々も知らない決まりが色々あるんだなぁ・・・と背筋が凍りました。
その後、ビデオにあったように順番を守って
中に入って、野菜や果物を見ていたのですが、
自分たちが家からしてくる使い捨てのゴムの手袋の上に
野菜をとる時のための手袋をはめるのですが、
その感触ととともに、周りで無言で買い物をしている人々の気というかなんというか、
なんとも言えない異質の空気が押し寄せてきて涙が止まりませんでした。
週末に、フィレンツェ周辺在住の4人の友達とひとときチャットをして、
それが終わった後で、ひとりの友達がぽつりとスーパーに行って感じたことをメッセージで送ってくれたのですが、それを私も実感するとは・・・。
いや、もう本当に異様としか言いようがなくて、
今までいたイタリアのあの姿は幻だったの???と思うほどの
変わりようを身にもって感じる時の涙やな〜〜〜
そして、呑気そうに構えていながら、実は制限のある生活にくたびれてきていることにも気づいたのでした。
一つの売り場に行ってから「あ!あれも欲しいと思ってたのに!」と
後戻りすること40回くらい・・・(苦笑)
最後にズッキーニのパック買い忘れて後悔〜〜・・・
いいや、なくても大丈夫。
今日の昼食はおじいさんが美味しいBrodo(コンソメスープ)を作ってくれたので
螺旋階段を階段をくるくる登って食べに行きます。
とにかく今日も元気に引きこもります。
昨日の動画、よかったら今日の日記を踏まえてご覧頂けたらうれしいです^^
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