【国慶節戦線24】マカオのポーカー事情
みなさん、ごきげんよう、我是”GOL”
2024年9月3日~10月7日のマカオ遠征から帰国しました、昨年から何回もマカオへは行っていまして初遠征から約1年が経ちキリが良いのでマカオポーカー情報をまとめがてら戦闘記をお届けします。
▼過去の作品はこちら
初マカオ遠征記、本記事は過去記事の更新版として位置付けます、過去作と同一内容が含まれることをご了承ください。
(同一箇所は過去記事から削除予定、もしくは過去記事を非公開)
2024/10/25:全体文言修正、" 思い出のハンド ”を追加
それでは本編をどうぞ
経費
宿泊先
▼Golden Crown China Hotel
利用したホテルを紹介します。
場所はマカオ空港の目と鼻の先
空港に到着してから爆速チェックイン可
ホテルから主要カジノまで
徒歩30分 - 40分
タクシー片道:約1000円
マカオは夜中に1人で歩いても問題が無いくらいに治安が良いので気力がある時はカジノまで徒歩で行きます。
ランドリーサービス有(高額)
Webサイト上には ” ランドリーサービス有 " と記載があったので数日分の洗濯物が溜めた袋を持ってフロントに洗濯をお願いしに行ったら料金表をスッと渡されそれを確認すると『 Tシャツ 1枚700円 』などなどと書いてあり目玉が飛び出そうになりました。
フロントマンに
「それ本当!?流石に高過ぎない!?」
と尋ねてもその彼は
『うん、、高いっす。。』
と苦笑いでそう返事するだけ。
そんな申し訳なさそうな顔をされてしまったら抵抗できません、、金額の高さにひっくり返ったまま部屋に戻り溜まった洗濯物を手洗いしました、笑
ちなみにタイパ島側で洗濯できるサービスは存在しないらしいです。
▼Inn hotel Macao
結局のところ洗濯を必要とするホテル滞在の場合は Inn hotel Macao が一択です。(日本人専業勢の大半はこのホテルを利用)
それを知っていてもつい冒険したくなってしまう。
食費(カジノコンプ)
カジノで半日ほどポーカーをすればコンプで2食分を賄えるのでそれで済ませれば食費はほとんど掛からないです。
▼カジノコンプを利用できる食事
よく注文するもの、どれも美味しいのでおすすめです。
滞在の経費は基本的に宿泊費、交通費が大半になると思いますがサウナ(本番までの風俗のこと)に興味があるならその限りではありません(笑)
交通費、宿泊費
飛行機 成田空港 ⇔ マカオ空港:7.5万円
ホテル1泊:平均1.3万円( 9/3-10/7 )
※国慶節期間中は休日料金(+タクシー代)
※ドライバーによっては両替不可なので100HKD 紙幣以下のお金を用意した方が良いです、ちなみにバスの運賃は一律6HKD
単騎行動であれば1ヵ月の経費はおおよそ50万円
ホテルで相部屋にすると当然経費を抑えられます。
「 経費の節約 」と「 睡眠の質 」
のどちらを優先したいかは方針次第
食事
ポーカー仲間とご飯を食べにいくのは戦闘の原動力にもなるので気分転換を兼ねて外食へ行くのは良きです、マカオでの行きつけのお店を紹介します、どこもお手頃で1人100~300香港ドル程度です。
通称:” 始まりの中華屋 ”
住所
613 R. de Fernao Mendes Pinto
Inn hotel から徒歩3分の位置にあります。
始まりの中華屋
激アツ店、ここ好きな人、みんな友達
ここは僕が初マカオ遠征で初日に行ったお店、その時に友達からマカオのイロハを丁寧に教わった場所でありゲームのチュートリアル感を覚えたことから『 始まりの中華屋 』と呼んでいます(はじまりの街 感がある)
由来なんてそんなもん、そもそも店名を未だに読めない
店内の治安は比較的悪い寄り、堅気に見えないお客さんも少なくはないしタバコの吸い殻は床に落とすのが普通(?)みたいで広い層に愛されているみたい、たまに他のお客さんから当然のように中国語で話しかけられる。
もし中国語が分からず返答に困った時は
右手でグーの形から親指と小指を立てて🤙
「リューバイ!!」
と元気よく笑顔で言えば喜んでくれる。
僕もそういうのは大好きだ🤙
このお店の安定メニューは麻婆豆腐と炒飯です、他にも冒険メニューが沢山あるので足を運んだ際はいろいろ試してみてください。
タイミングが合った際は一緒に始まりましょう。
ニニ 通称:” リャンリャン ”
住所
665 R. de Fernao Mendes Pinto
始まりの中華屋の隣の隣の隣の隣の隣あたりにある安くて美味しい中華屋
贏到粥:Yeng Dou Jok
マカオに来たならば1度は足を運びたい場所、あさり鍋のお店
人気のお店なので行く前に電話予約(中国語)をするか23時以降(閉店は午前1時)に行くことを推奨します、タクシーで移動する際はドライバーに店名を知らせるだけで場所が伝わります。
主要カジノ
この国はマカオ半島側とタイパ島側(タイパ、コタイ、コロアン島)の間に橋を挟んでざっくりと2つのエリアがあります。
タイパ島側には VenetianとMGM Cotaiがあり卓数の多さと安定性の高さから主戦場にする人が多いです、マカオ半島側ならWynn Macau かな
カジノパワー:Venetian > MGM Cotai > Wynn Macau
※Venetian - MGM Cotai 間は徒歩15分で移動可
※Wynn Palace のポーカールームは閉鎖(2024年6月末)
Grand Lisboa(タイパ島側)や MGM Macau(マカオ半島側) にもポーカールームはありますが立っていない時があったり他のカジノほど卓数は多くないです。
トーナメントイベント(MPT)
9/3(火)~9/15(日)にMGM Cotaiでトーナメントイベントが開催されました。
キャッシュ卓状況
50/100 ×10~12卓
100/200 ×2~4卓
200/400 ×0~2卓
期間中は概ね上記の通りです、平日でもお昼過ぎにはキャッシュ卓が全力展開して夕方にはウェイティング数(50/100の待ちは60人+)が多くなるので油断していると長時間座れないです。
バイイン
マカオとしてはお手頃な価格でハイローラー以外はアメリカでの$1,000級
Mystery Bounty:5000HKD(約96,000円)
Golden Lion Bracelet:6800HKD(約130,000円)
Main:8880HKD(約170,000円)
High Roller:88,000HKD(約1,700,000円)
僕はGolden Lion BraceletとMainの2つに参加しましたがいずれも着席早々に飛びました、ちなみにHigh Roller は計6人参加(内 VIP2名)だったので参加した時点で激アツFT進出できる状態でした、次回開催時の参考までに。
大型連休:国慶節(10/1 ~ 7)
中国には国慶節と呼ばれる大型連休がありその時期は凄く盛り上がります、大抵の場合は難易度はそのままでステークスは1つ上がる具合になります。
盛況時の卓状況
時間帯によって状況は全く異なりますが盛り上がっている時は概ね下記の通りです。
▼The Venetian
50/100 0卓
100/200 15~20卓
200/400 4~10卓
300/600 - 1k/2k 1~4卓
14時頃には 100/200 の待ちが70人を越え新規受付が停止となる日もありました、200/400+は比較的早く着席できます。
▼MGM Cotai
50/100 4~6卓
100/200 6~10卓
200/400 1~3卓
300/600 - 0.5k/1k 0~1卓
基本的に50/100は日中には座れない、100/200は数時間待ち
スモールステークス卓
マカオ半島側のカジノであればどうにかなるかも分かりませんが連休の時期に50/100には座れない前提で行動した方が良いです。
100/200 は早く起きて新卓に座るようにしていればウェイティング数と卓数の多さから渋い卓に座っていたとしてと我慢していればどうにかなります、しかし豪快にばら撒く系の社長は基本的に高いステークスに座るので運良く神卓を引けた際は灰になるまでHighの気持ちで無限稼働しましょう。
ハイステークス卓
200/400+卓を立てる際に卓数が足りていない時は50/100卓か100/200 卓を潰して新卓が立ちます、それも緊急通達 & 即解散なので大型連休中は200/400+に座れるプレイヤーが完全な人権を得ます(笑)
200/400+の卓数は普段よりも多くなるものの今年は 専業 / プロが集まり過ぎたためかゲームが悪かったと聞いています、ある日はVenetianで200/400が10卓ほど立っていたにも関わらずどこも渋かったのだとか
その日を境にメインステークスを下げたプレイヤーもいたようでその影響もあってか200/400+の卓数は少なくなり厳しそうな状況でした。
しかしながら社長卓に出会えるのはハイステークスです、それも急に出現します、当然良い卓の席は空かないので渋い卓で我慢比べをするのも良いですが悪い卓ならば早々に切り上げて新卓から良い卓を何度も引くのも大切に思えます、ただ急に卓が良くなることもあるので難しいですね。
休息
大型連休中であれば起きる時間を間違えてしまうと大量ウェイティングにより卓難民になります、そのため稼働に適した睡眠サイクルの心掛けが大切です。
気持ちが高まっている時期だと無意識下でも興奮状態からか寝付けなかったり熟睡できなかったりと睡眠不足になりがちです、眠りについたとしても4,5時間で目が覚めてしまう日が続きました、ただ起きてから頭はスッキリしているけど身体は疲労で睡眠を求めている状態
つまり心は元気だけど身体はしんどい
その状態は無理をしているということなので短期間に限定すべき、周りに頑張り過ぎる人が多いと感覚が麻痺してしまいしがちですがタフな戦闘は1日だけでも大変なことなのでここぞというタイミングで気合を入れましょう。
体調管理
マカオでは謎の強い菌が蔓延しているからか体調を崩しやすいです、特に大型連休のような各地から大勢の人が集まってくる時期はいつも以上に予防(手洗いうがいマスクチップに触れた手で顔を触らない)を心掛けましょう。
よくある症状の1つに深いところから出る大変酷い咳がありましてそれを放っておくと悪化するし1ヵ月ほど続きます、苦しくてポーカーどころじゃなくなるので早めに病院で診てもらいましょう。
医療費は診察と薬代込で200~400HKD / 回
鏡湖病院
スモールステークスの景色
50/100 HKDは100bb が約19万円なので感覚的には高額に思えますがこの国では最低レートでなので卓のレベルは当然低いです。
卓を見渡しても強そうな人をあんまり見かけないしリンプは多いし初心者のとんでもないプレイを観測した時には興奮が冷めないまま
『 これは時給20~30bb 出るぞ!!!』
と口走ってしまいたくなるほどゲームが良いことが多々あります
高いレーキ:5% 5bb cap
レク同士のリンプポットの多さ等からハンド数を稼げない
激しくペイオフするプレイヤーが少ない(アグレなRecが少ない)
見た目から弱そうで実際に弱いけど一応専業ですみたいな人が結構いる
ただ上記の要因から最低レートとは言え意外と簡単には勝たせてもらえないです、一応彼らにも負けたくない気持ちくらいはあるのでスタックを軽々しく寄越してくれないです。
『ノーギャンボウ!ノーフィーチャー!』
と遺言を残し散っていくようなアメリカで目にする派手なポーカーとは異なりマカオはニット系が多いので結構頑張る必要があります。
高レーキ卓であるためタイトにプレイをせざるを得ないけどより多く勝つためには何度もリバーまで連れて行って叩き落とす必要があるのにポットを獲得する度に3~5bbもレーキを支払わなければならないのでポットレーキの強さに苦しめられます。
『 ステークスが高い割にはゲームが美味しい 』という話を聞いてウキウキで挑戦しに来たプレイヤーも意外と苦戦した人も少なくないのではないでしょうか
ただ観戦していてショウダンされるハンドがかなり強いわりにはポット額が小さかったり3ベット4ベットには激強なハンドが多いしタフなラインで攻撃されることが滅多にないのでゲーム展開としては難易度が低いので気はだいぶ楽です。
しかし進行は遅い上に落ちている期待値をコツコツ淡々と拾い続ける耐久戦で基本的に展開が地味なのでこのゲームと向き合う難易度は高いのかもしれない、これにしんどさを覚えるプレイヤーは珍しくないです、もちろん僕は楽しんでいます。
戦闘履歴
今遠征の戦闘履歴について簡易的に残します、参考程度までに
稼働時間・期間
稼働時間:403時間
滞在期間:9月3日 夜 - 10月7日 朝
稼働時間は一丁前
いつものことだけど大変でした
今遠征は開始1週間目に4連敗し900bb(50/100)下山
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