出稼ぎ先で-436万円の地下労働を強いられた限界ギャンブラーの魂
名乗るほどの者ではございません、私はGOLです。
2022年5月に観光をメインにヨーロッパ周遊後にアメリカへ向かいライブポーカー漬けの毎日を過ごした約3か月間に渡る遠征の記録である
今回の遠征ではタイトルに書いてある通り旅の途中に様々な災難に見舞われ遠征中に資産が最大436万円も減りました。遠征期間中は苦しい出来事が多くてとても辛かったですがそれ以上に専業仲間や旅先で出会い仲良くなった人たちと楽しんだ出来事もあるので苦しかった思い出も含めて全てが一生物になると感じています。
この一生物だと感じた経験を時間が経って記憶が曖昧になってしまう前に未来の自分に残したい。またもしポーカーキャリア等で落ち目のタイミングが来た時にこのnoteを読み直すことで辛い試練に直面した経験や楽しんできたことの数々の記憶を呼び起こし気力を取り戻せるようにする。
気力がある稼働力は正義なのだ
それでは本編に入ります
ヨーロッパ周遊編
5/8 - 6/2
※ 滞在期間の観光とカジノの比率は7:3くらい
2022年5月8日に日本を出発し約22時間のフライトを経てバルセロナ空港に到着しました。このヨーロッパ周遊編でのチームはバックパッカー経験のあるユーロ君(@euro3330)と元気なタクミッチー(@SVET05taku)と僕。とても頼もしい仲間たち。
到着するなりガウディ作品で有名であるサグラダ・ファミリアをはじめとした建造物をいくつか観て回りながらスペイン料理を堪能しました。
このヨーロッパ周遊中の宿・食事・交通費等の経費が発生する度に全員分の経費を喜んでお支払いする英雄をジャンケンで決めていました。スペインは物価が高いのもあり3人分で1回の食費が1万円を超えることがザラにあったので毎回魂を燃やす戦いをしていました。(なかなか勝てなかった)
カジノバルセロナ
今回の軍資金は約€7400(約100万円)とUS$11,000(約140万円)
※バルセロナ到着時の為替レート
出発前に得ていた情報だと€5-10はあまり立たず€2-5がよく立つ、テーブルはタイト目なプレイヤーが多いので稼ぎ辛いと聞いていたので観光メインの予定だったこともあり€2-5に座れる分だけでも充分だろうと考えていました
実際のところ
€5-10×2、€10-20×1
が頻繁に立つほどの盛り上がりで嬉しい誤算でした。
€7,000の所持金に対してこれらをプレイするには全然合っていないレートでしたがユーロを全部溶かしたときは仲間に借りるかアメリカ編開始までポーカーをしないつもりで€5-10に着席しました。
バルセロナに滞在したのは8日と短期間ですが打ってみた感触だと話で聞いていたほどテーブルが辛い印象はなかったです、滞在していたタイミングが良かっただけかもしれませんがまき散らし系の社長タイプとは毎日同卓していました。ただプレイヤーの見た目から推定する戦闘力は皆さんめちゃくちゃ強そう、ディーラーですらポーカーが強そうな面していた。笑
そんなこんなでのバルセロナ滞在時での成績は以下の通りです
稼働時間:43時間(6日)
収支:-€1945(約26万円)
時給:-€45 (約6,000円)
恥ずかしいですがテーブル辛くないと言いながら普通に負け越しました。自分のスキル不足なのもありますが思い切ったプレイが空振りしたり嚙み合わないところもあり悲しい結果となりました。
マドリード
バルセロナを後にした我々はスペインの首都であるマドリードへ移動しました。日本では見かけないような街並みの美しさはもちろん美術館や王宮などの観光スポットが豊富にあり素敵な街でした。
闘牛場
スペインの国技として盛んな闘牛はおすすめ。
1回だけいいから見てほしい!1回だけで充分なので。
牛の突進を闘牛士が寸前で華麗に交わして牛が絶命するまで剣で突き刺すパフォーマンスとその観客たちの独特のリアクションも含めたすべてが新鮮だった。恐らく日本では味わえない謎な雰囲気を感じてほしい。
闘牛士が牛の突進を待ち構えるポーズはお気に入り
記念写真するときのお決まりのポーズ
カジノグランビア
マドリードでポーカーができるカジノはここです。この時期はちょうどTriton Pokerが開催されていて世界の強豪プレイヤーがこのトーナメントに参加していたようです。
昼間は卓があんまり立っていないですが夜になると€2-5が2卓ほど動いて€5-10が立つときは1卓といった具合でした。このカジノはすこし特殊でアクションが逆時計周りに進むのがなかなか慣れなくて何度もアーリーアクションしてしまいました。。。
ストラドルが基本的に入るテーブルで実質レート€5-10-20。この時点での所持金は€4000しか無く100BBで入るのであれば4機(€1000×4)、100Strで入るのであれば2機(€2000×2)だけしかないので高い確率で破産する可能性がありました、しかしマドリードでの滞在が終わった後はカジノの無い場所での滞在になるので完全な観光モードになる予定だったで全部溶かしたらアメリカ編で収支を間に合わせる心づもりで稼働開始しました。
カジノグランビアでの成績は。
稼働時間:17時間(2日)
収支:-€4714(約63万円)
時給:-€277(約37,000円)
あいやー、、本当に破産してしまった。。
稼働開始する前は仮にタコ負けしたとしても『軍資金が少なかったし分散を考えると仕方ないよね!』と心の準備をしていたはずだったのにいざ負けたら結構萎えました。。。
まぁこの旅で大金を失ったわけだけどレートを考えていればよくある話というわけで。。。リアルBRに致命傷を喰らう下振れで破産しなくてよかったという感じかな。。。
所持金がほとんど残っていなくて悲しかった。日頃から金欠と言って苦しんでいる人の気持ちが分かったような気がした。財布の中身を見る度に「ぼくの全財産がこれだけ?」と思ってしまうのは本当に悲しすぎる、これからもお金は大切に使っていこう。
続きの旅ではヨーロッパ遠征編で唯一調子のよかったタクミッチーにお金をお借りしつつ残りの滞在日程で観光を楽しみました。
この旅ではユーロ君も調子悪かったようで文字通りしぼんでいた。小学生の頃の授業で朝顔の観察したことがあったけどそれが萎んだ時の様子と重なった。ふむ、目に見えるマイナスイオンとはこのことを言うようだ。彼の歩く後ろ姿があんなにも小さく見える日が今後も訪れることはないであろう。
僕自身も下振れを喰らっているけどこのツイートはおもしろくて元気がでた。実際喰らったダメージは小さくなかったもののダウンスイングの耐性はある方だと自負しているのもありメンタル的には平常運転でした。美味しいものを食べて寝たらだいたい回復する。だってまだ60時間しかポーカー打っていないだもん!しゃーなし!まー、本音は絶許!!
持参していた約100万円分のユーロは全滅したわけだが僕の手元にはまだ1万ドルがあるのだ!このお金とアメリカに預けている分を元手に大プラ転を目指せさせればよい。前回の遠征で勝ち越せた過去の自分が自信の後押しとなってくれた。
そうそう!バッグの中に入れていたこの1万ドルでね!!
って、、、
ん?
このバッグの中に入れていたはずのいちまんどる、が、
え、、あ、、まじ?あん?
人生初のスリ被害
ずっと手に持っていたはずのバッグから1万ドルが入った封筒がいつの間にか無くなっていたのです。。毎日所持金の有無を確認していなかったのでどのタイミングで失ったかは不明なのですが手と目の両方を離した隙は存在していてそこを突かれて抜かれてしまった。
もしかしたら忘れていただけでキャリーバッグの方に入れていたのかもしれないと淡い希望を持っていたのですが、バッグに入っていた長財布の中身を念のため確認すると入れていたはずの1万円とクレジットカードが無くなっていた。
それが分かったのと同時に淡い希望を砕かれました。こうして人生初のスリに遭ってしまったのです。人生初にしてはダメージが大きすぎないか?初回は100円くらいにしてくれ。
完全に気をゆるんでいた自分の責任なので反省します。被害届を出したところで盗まれたものは戻ってこないと思っていたのとスペインを出発する直前のタイミングだったので諦めることにしました。
ただ不幸中の幸いだったのがバッグの中に入っていたパスポートやワクチン接種証明書がとられていなかったこと。もしバッグごと奪われてそれらが無ければ国境を越えられないし予定がすべて狂ってしまうし再発行のためにさらなる時間とお金と労力を無駄にしてしまうところだった。究極を言ってしまえば命があるだけで運が良い。健康に生けているだけで丸儲け。まー、本音は絶許だけどな!!!
上を向いて歩こう
涙がこぼれないように。
命がある限り時間をかけて稼ぎ続ければ金銭的なダメージは徐々に癒されていく。被害額は一撃で約140万円と結構大きいけどそのポジティブマインドで耐えました。スペインでは観光客のスリ被害が多いとは聞いていたけど自分が喰らうのは想像していなかった。高い勉強代となりました。
ちなみに僕が持ち歩きに使用していたのは観光に不向きなハンドバッグでした、皆さんも海外に足を運ぶ際は体に密着させるタイプのボディバッグとかにしましょう。(旅の常識おぶ常識)
収支と経費
さて、悔しい涙を抑えてヨーロッパ編の成績を振り返ります。
▼収支
カジノバルセロナ:-€1945(約26万円)
カジノグランビア:-€4714(約63万円)
スリ被害:-$11,000(約140万円)
⇒ -229万円
どひゃーーー。
▼経費
€3329(約45万円)
スペイン、フランス、パリを1ヵ月ほど周遊経費を参考までに経費の内訳は以下の通りです。参考まで。
※レジャー:観光とか食費を除いた娯楽費(展望台入場料、サッカー観戦、テニス観戦、闘牛観戦、サグラダファミリア入場料)
※下振れ:漢気ジャンケン等によって相手分の経費を支払った額
※収入:漢気ジャンケン等によって自分の経費が浮いた額
「収入合計」と「下振れ」の差分(+€343)が今回の上振れ分。
5月の遠征だけで資産が約274万円も減りました。念のためお伝えしますと僕は一般的な庶民であり1ヵ月でこの金額を失える器ではないです。倹約家なので日頃から浮かせてきた費用以上に喰らったので凄く悔しいです。。。
凄く悔しい思いはしましたが気持ちを切り替えて観光を楽しみました。
(本当はいろいろ書きたいことあったけどTwitterの引用にて)
ラスベガス
6/3 - 7/6
ヨーロッパ編で観光を存分に楽しいだ分、アメリカではたくさんポーカーに打ち込むつもりでした。何よりも間に合っていないからな。ラスベガスの空港からカジノへ向かうUberの窓からみえるザ・アメリカな景色を眺めて徐々にポーカーモチベが上がっていき胸が躍りました。
束の間のアップスイング
到着前日に飛行機の出発時間の関係で3時間くらいしか寝てなかったけど到着してすぐにカジノへ向かえるだけの元気は無限に沸いていました。
セッション開始してから調子良くて運がツキ始めたか?と思ってしまうくらい順調に連勝し4日連続で$1000(約13万円)以上勝っていたのでこれを毎日やれば月次3万ドル勝ちいくぞ!先月の損失分が全部戻る!このままいっけぇー!
ポーカーある程度やっている方からしたら分かるとは思うのですが都合が良い日は長くは続いてくれないのですよね。調子に乗っているとすぐに調整の波が入いるのです。3日で-$6000(約80万円)の負け。
その直後に再び連勝し$9000(約120万円)勝ち戻して爆勝ち圏内へ戻りました。このようなスイングをして改めて思うことなのですがポケットが刺さった時の威力がバグ過ぎる。セッションが順調なときのセットで致死量を与えていた率が異常である。
そして突然ですが僕のアップスイング劇場はここで終了します。(2週間で終わった..)中旬から下旬にかけて小さい勝ちと大きい負けを繰り返すようになりました。
6/22の-$9192の悔しい日は今でも忘れません。この時の実質レートは$5-10-20。このタコ負けしたセッションは5時間しかプレイしていないのですがテンポよく破壊され続けて-$9000まで勢いよく走ったけど取り戻すための戦意を失ったためRecプレイヤーもいる卓でしたが撤退しました。
僕は元々無限稼働癖みたいなのところがあり負けている時は”勝つまでやめねー!”タイプの人間なのですが、この時に限っては
✔ 大きく負けている時のプレイは悪くなりがち
✔ 1日で取り戻すためには大量の幸運と時間が必要
と冷静に考えることが出来たので歯を食いしばり勇気の敗走を選択したのです。珍しく”理性"が"無限の力"を抑えることができた。これで良いのだ、長い目で見よう、ボロボロな精神状態で無限稼働するよりもコンディションが優れている時にコツコツと期待値を積んでゲームを楽しむ方が良いに決まっている。
収支と経費
約1ヵ月のラスベガス編終わりましたが結局のところ悪い流れが好転することなくヨーロッパ編に引き続きラスベガス編でも負け越してしまいました。運が悪いセッションもあったとは思いますがさすがに実力不足を痛感しました。ストラドルゲームの知識不足もありプレイが悪いような。。。
ラスベガス編の結果は
▼収支
稼働時間:309時間
収支:-$7617(約-99万円)
時給:-$24(約3120円)
▼経費
宿:$893
食費:$368
交通費:$968
下振れ:$3147(内バカラ-$2910)
レジャー:$8
その他:$17
収入:+$514
⇒$4887(約63万円)
※下振れ:漢気ジャンケン等によって相手分の経費を支払った額、あとサイドギャンブルで負けた分。
※収入:漢気ジャンケン等によって自分の経費が浮いた額
「収入合計」と「下振れ」の差分(-$2633)が今回の下振れ分。
宿はAirbnbで大きな家を借りて8人暮らし。買い出しの費用についてはシェアハウスメンバーで折半していたのでコストは低めに抑えることができました。ただ自宅から主な稼働先のカジノまでUberで片道だけで$20(約3000円)ほどかかるため出勤コストを抑えるためには仲間と稼働開始時間を合わせる等の工夫が必要でした。あとバカラはクソ!
6月の遠征だけで資産が約162万円も減りました。念のためお伝えしますと僕は一般的な庶民であり1ヵ月でこの金額を失える器ではないです。てか先月の損失分も含めたら約436万円も減っているのか!?きっついな!!
ロサンゼルス
7/7 - 8/6
ラスベガス編が終わりロサンゼルス遠征期間が1ヵ月あるとはいえ436万円分の損失額を今回の遠征期間で全て戻すのはかなり厳しそう。でもこういう辛い状況でも選択肢は「頑張る」か「めちゃ頑張る」しか無い
そしてここはロサンゼルス。聞いたことがある人もいるであろう「ロサンゼルスは時給10,000円以上出る」ほどゲームが良いという話を。
その話が本当であるならば帰国までの残り1ヵ月で時給10,000円で300時間稼働すれば+300万円が見込める。スペインとラスベガスでのポーカー分は癒える。1ヵ月だけでプラ転させるだなんて贅沢なことは言わない。大タコ負けの状態から経費負けくらいまで戻せれば実質勝ちではないか。
しかしながらすこし前に読んだ某ポーカーの闇noteによるとロサンゼルスで時給10,000円だすと公言するポーカープレイヤーは下記の3択であるとのこと。
・そもそも嘘
・異常に強い
・短期での上振れ
僕は嘘をついて成績を公表するつもりはないし2ヵ月連続で負け越しているので異常に強いということも無いでしょう。であれば。
この1ヵ月だけでいい!!短期で超絶上振てくれいッッ!!
イテコマース
勝利のスローガン1:『コ、ースカジノでぇぇ!いてこまーす!!』
主戦場はコマースカジノ。滞在先はカジノに併設されているホテルを選びました。宿泊コストはAirbnbを利用するよりも高くつきますがホテルであれば移動時間は数分で済むのと稼働中に疲労を感じたり卓が悪い状況でも無理せず部屋で休んでから再稼働する選択肢を気軽に加えることができるので大変良き
さっそくウェイティング登録してウキウキしながら待つ。数分もしないうちにフロアから呼ばれ$5-10卓に案内される、これから同卓するメンバーに挨拶をする。
1時間につき1万円以上奪いたいGOL「ハロー!!」
勝利が絶望的となったコマース星人たち「・・・。」
全員ではないがコマース星人は対象をとらない挨拶に対して挨拶を返さない人が多い、気にせず座ろう。着席するなり卓のメンバーを見渡したところRegular風の人はいない。座っているプレイヤーの大半は腹回りのお肉が立派、毛量が少なめ(or 皆無)かご年配、このうち2~3つ当てはまっている。素晴らしいくらいに相手から戦闘力を微塵も感じない。
『ツモ!』
『んー、ツモ!』
『ご無礼、ツモりました』
数時間プレイしただけど感じた、どうやらロサンゼルス編からボードを開けばツモる力が爆上がりしているようでした。セットは無限につくれるしドローはリバーまでに当然のようにツモってしまう。
結局このゲーム相手よりツモれば勝ち、場所がロサンゼルスであれば無限の爆勝ちの嵐を呼ぶ。
コマース稼働5日で1万ドル勝てました、ラスベガスでは相手のツモに延々と放銃し続けた大量の不運を一気に清算できる兆しが見えた週でした。
リバイセコウ
勝利のスローガン2:『バイシクルカジノでリバイセコウ!』
戦場をバイシクルカジノに一旦チェンジ。
ロサンゼルス編のスタートは4人~6人(ラスベガス編のシェアハウスメンバーが大半)で来ました。WSOPも終盤に迫る頃だったことからコマースで稼働予定である他の日本人プレイヤーも増えてくることを思うと身内メンバー全員でコマース$5-10に集まると卓が辛くなるのもそうですが卓自体が枯れてしまう可能性があることを危惧しました。
※実際は$5-10だけでも安定して3~5卓動いていたので枯れることは無かったと思います。
そこで我々のメンバーのうち4人はコマースとバイシクルに活動場所を分け前・後半で2人ずつ分かれるシフトを組みました。僕は後半バイシクルのシフトに入っていたので移動!
4日間バイシクルで稼働しました。僕がメインに稼働している$5-10はあまり立たなかったので主に$5-5で稼働していました、派手な勝ち方は無かったものの安定して勝つことができました。またメインレートの半分以下であっても雑になることなくプレイの振り返りも欠かすことなく目の前のゲームと向き合うことが出来たので、仮に資産の大半が消滅したとしても低いレートからしたコツコツと頑張ることが出来るようながしました。
バイシクルに限った話だとは思いませんが僕の知っている$5-5では1~2人のリンプインに対してIPから6倍の$30レイズをしても各方面からコールされて5way、フロップ時点でのポット額 $150になり2ベットポットであるにも関わらずSPRが既に小さいなんてことが頻繫に起きます。またマルチウェイだとハンドがボードに絡んでいない時にポットを獲るのが難しいので我慢が求められる局面が多い。
追いコマース
勝利のスローガン3:『帰国まで追いコマース!』
コマースカジノで高時給を出せている実感があったので帰国までの滞在はコマースで決定。先月までの損失分が大きいので少しでも捲れるように稼働時間を増やすつもりでした。睡眠・食事以外の時間は稼働にフル投入しました。地下無限稼働隊の魂です。とにかくひたすら稼働するしかない。
ときには休みをとりたい日もありましたエンゼルスのオオタニさんが投げる日の野球観戦やサッカー観戦等、仲間から誘われた遊びは全部フォールドした
帰国まで遊ばぬ。
疲労を感じてはいたけど休むことなく愛したポーカーで戦い続ける。帰国間近のラストスパートに魂を燃やし何日も卓が割れるまで打ち続けました。
そんなこんなで全力稼働すること1ヵ月
あっという間に帰国日を迎えました
いや「あっという間」というの盛ったかも、ロサンゼルスでのポーカー生活は正直なところ長く感じましたし稼働するのが途中から苦しいと感じるようにもなりました。ひたすらホテルの部屋とポーカールームを行き来する缶詰生活の日々。度々発狂しそうになりました。
ただ精一杯全力稼働した甲斐があって沢山の幸運に恵まれました。
大きい勝ちセッションを何回か出すことができ最終的にロサンゼルス編では大勝を収めることができました
最終結果
一旦ここで先月までの収支と経費を振り返りましょう
▼収支と経費(ヨーロッパ編&ラスベガス編)
・カジノバルセロナ 収支:-€1945(約26万円)
・カジノグランビア 収支:-€4714(約63万円)
・スリ被害:-$11,000(約140万円)
・ ヨーロッパ編 経費:€3329(約45万円)
・ラスベガス編 収支:-$7617(約-99万円)
・ラスベガス編 経費:$4887(約63万円)
⇒ - 約436万円
何度振り返っても損失額が大き過ぎる。。。
ただあまりにも大過ぎる損失額…
んー..圧倒的赤字..
これらをすべて..
すべてこの1ヵ月で取り戻しました!!
ロサンゼルス編のポーカーだけですべて捲った!!
今回の遠征では合計689時間稼働しました、そして最終的に間に合ったの嬉しすぎた!!
ロサンゼルス編での経費は1泊約200ドルする部屋を2~4人で割りつつ食費 1日$15~30くらい掛かったと思いますがそれを含めても取り戻すことができプラ転した、意地。
まじかよ。1万ドルも盗られた上で2ヵ月連続でタコ負けしても1ヵ月頑張ればプラ転するのかね。。。僕自身もびっくり。。。だって内心プラ転させるのすら諦めていたからね。。
まっすぐ順調に勝ち続ける以上に達成感が大きい
僕が戦ったロサンゼルスに闇なんて無かった
希望の光でしかなかった、ラブコマース。
本当によく耐えた。お疲れ自分。
まとめ
予期せぬトラブルが起きたりポーカーで全然勝てない苦しい時期は誰にでも訪れうる、ましてや「このテーブルでは自分が1番強いはずなのに..」と感じているときほど大きく負けると悔しさを通り越した虚しさで自信を失うこともある
実際に遠征途中もあまりにも下振れを喰らい過ぎて心が沈みかけました
ただ勝っても負けてもやれることなんて自分のプレイを振り返り学習しつつも睡眠をしっかりとって次の稼働に励むしかない
自分は自分がやるべきことをやるだけ
恵まれていると思うのが自分よりもポーカーの理解度が高い友人が多くいること、今回の遠征でも気になったハンドがあったときは信頼できる仲間に意見を求めることができる環境だったことがメンタルの支えになってくれたことは間違いない
ただ自分のポーカースキルが足りなくて完全に理解した!と思える瞬間が来る気がしない。
今回のように成績が不安定なうちは安定したメンタルと稼働力を武器に専業ポーカープレイヤーを続けていくことになるであろう
以上
長文に関わらず最後まで読んでくれた皆さん
ありがとうございました!!
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