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前傾キープ、手元の低いインパクトを目指す方法

「前傾キープの練習を10年も続けてきたのに、グリップと右手の使い方を変えただけでこんなに簡単に体が浮かなくなるなんて、、、今まで何をやってきたんでしょう。」

昨日レッスンに来られた方の率直な感想でした。

やはりお悩みとして多いのは手元が浮いて、前傾が解けていくというスイングエラー。

前傾をキープするための練習というのはほぼ意味がないというのは以前からちょいちょいお伝えしているところではあるのですが、

「前傾が解けないように、前傾をキープする意識を持ちましょう!」

なんかこういう言葉って合ってるようでいて文章化してみると全然おかしいですよね。

現代のレッスンはデータ主義になっていて、めちゃくちゃ高機能なセンサーをペタペタはっつけたりしてスイングを分析できて、

「プロの平均より手元が○°浮いてますね〜」
「プロの平均よりシャフトがここで○°傾きが足りないですね〜」

、、、

いや、目で見ても分かるわそんなもん。

って正直思ってしまうんですが、
じゃあそれを直すためにどうしたらいいのか?というところが重要なはずで、

ぶっちゃけどんなに正確な数字で評価できたとしても、その数字の正確さと良い解決策の提案が出来るかどうかなんて全く比例関係にない。ですよね。

こういうの身近にも分かりやすい他の例があるので、皆さん経験があるところで言えば整形外科です。

「膝が痛いんです」

「わかりました、膝のレントゲン撮りましょう。」

「何も問題ありませんね、休みましょう」または「レントゲンでは分からなかったのでもっと精密な機械で撮影しましょう」

んでどんなに精密に調べても、問題ありませんねって。

いや、痛いんですけど。

膝に痛みが出てるというのは顕在化した症状であって、その原因は他(股関節や背骨、足、使い方)にある場合が確率的にもめちゃくちゃ高いはずのに、痛いといえばその箇所だけを精密に診断する。

そこに原因がないなら、検査精度を上げることに意味はないということですよね。


なんの話をしてたか忘れました。

えっと、前傾キープが出来ないというゴルファーが知りたいのは、「○.○度起きあがっちゃってますね」っていうその角度の正確な数字じゃなくて、根本的に何が災いしてしまっていて、その解決策は何なのか、ですよね。



「グリップとリリースの仕方」

右手を上から持って(ウィーク気味にして)、背屈キープで前腕とクラブの角度を保って回内方向へリリース

末端の使い方を直すことが、体の起き上がりを根本的に改善する方法だということをここに記しておきます。

そして現在主流のフックグリップが起き上がりの原因であるということも記しておきます。

フックが主流だから、それによって起こる他の悩みもまた主流になってしまっているのですと…


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