![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144086625/rectangle_large_type_2_155927924b49dcfa2ec4e81edabb0399.jpeg?width=1200)
【ゴルフ】2024年度のセッティングができました!
橘です。2024年度が始まってはやくも2か月が経過しました。2023年度は超ド級のスランプに陥っていましたが、ようやく解決の糸口をつかみましたので、整理させていただきます。ちょっとだけギアが新しくなりました。飛ばない人の参考になればと。
すべてのベースはHS38m/s
自分のセッティングを考える上で最も重要なこと。それはヘッドスピードが38m/sしかないことです。標準的なアマチュア男性は40m/s。飛ばない部類の女子プロとだいたい同じぐらいと認識しています。まぁわかりやすく言えば、青木瀬令奈プロだったり、西村優菜プロだったり。これだけはどうしようもないです。
目標は明確です。ハンディキャップを9以下にすること。そのためには競技会に出てよい成績(グロスで5位以内)でフィニッシュすることが求められます。そうすると、ハンディキャップ委員会が「こいつのハンデ減らそうか?」といってくれるから。で、どの競技会に出ているの?といわれれば、自分の所属しているコース、リバーサイドフェニックスゴルフクラブです。競技会でのヤーデージはトータルで6500Y。これまた、女子プロのレギュラートーナメントと同じぐらいです。まり、飛ばない私が6500Yのコースで結果を出すためのセッティングが必要になるよ、という意味ですね。
飛ばない女子プロ的なセッティング
前置きが長くなりました。手元のクラブを表にまとめると、こんな感じです。2010年ごろからセッティングをエクセルにまとめています。もうずいぶんと長く記録していることになりましたね。
![](https://assets.st-note.com/img/1718412680401-CciJ3DSDYN.png?width=1200)
2018年あたりからいろいろ試行錯誤しましたが、転機になったのは、2020年ですね。それまでスリクソンでまとめていたのですが、いよいよハイロフトのユーティリティが欲しくなったので、PINGに手を出してしまったわけです。で、番手とロフトの関係を見ると、こんな感じになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718412720835-Ara0zwiDla.png?width=1200)
キャディバッグに入れられるのは、パターを除けば13本ですので、当然、ここからなにを外すかがポイントになってくるのですが、だいたいこんな感じで考えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1718412738779-XwuKotvStU.png?width=1200)
ドライバーとパターを除いて4つのグループに分けられます。それぞれの役割の基本的な考え方はこんな感じです。かえってわかりにくいかもしれませんが、サッカーのフォーメーションに置き換えてみます。どうでしょう?
![](https://assets.st-note.com/img/1718413679161-kPtoj7bOT2.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1718413848327-T37ZzHowz5.png?width=1200)
それでは具体的なクラブについて、グループごとに見ていきましょう。
ドライバーはスリクソンZX5 mrkIIで
![](https://assets.st-note.com/img/1718412794002-Mlk3HMgbeO.png?width=1200)
ドライバーはずいぶんと長いこと、スリクソンです。それことZ525から歴代。いまは比較的扱いやすいとされるZX5。今回のモデルからクラウンがマット調(ピカピカしない)になりました。あとで説明するPINGのFW、ユーティリティもマット調なので、メーカーは違いますが、統一感がとれました。ドライバーだけはいつも買い替えるときにフィッティングを受けるようにしています。そこでもいつもわかるのですが、ヘッドスピードが38m/sなので、理論値上最大キャリーは200Y、ランが出たとしても220Yぐらいしか飛びません。いや、寂しい。。。
FWはピンG425MAXで4本から選択
![](https://assets.st-note.com/img/1718412927075-PFPZqXdWNH.png?width=1200)
実は先に購入したのはピンのユーティリティだったのですが、それがあんまりにもよかったので、まず3番ウッド、5番ウッドを買いました。しかし後述しますが、19度のユーティティがまったく歯が立たない(キャリーが22度とほとんど変わらない)ため、7番ウッドを導入。それまたあんまりにもよかったので、さらに9番ウッドを導入しちゃいました。
投影面積がかなり大きめで、フェイス面の上下が狭い。出っ歯なので、ボールを拾いやすいイメージがあります。発売当時もかなり話題になりましたが、ちょっとトップ目に入れてもぐんぐん高くあがります。私のヘッドスピードでは3番と5番ウッドのキャリーはほぼ変わりませんが、低くて転がしたいボールを打つ必要があるとき(林からの脱出で距離を出したいとき)のため、3番ウッドは外せません。
UTはピンG425で5本から選択
![](https://assets.st-note.com/img/1718413173945-wQxCVo25QZ.png?width=1200)
ユーティリティは私のゴルフのキモです。いつもラウンドするのは、ホームコースであるリバーサイドフェニックスゴルフクラブであったり、パブリックである新玉村ゴルフ場なのですが、前者は約6500Y、後者は約7000Yと、とにかく長い。だからセカンドショットはいつもフェアウェイウッド、ユーティリティを持たされるわけです。
数年前まではユーティリティもスリクソンZシリーズを利用していたのですが、実はスリクソンではロフト30度以上、いわゆるハイロフトのユーティリティがないんですね。そこでチョイスしたのは、PING。なんと7番ユーティリティまであるのです。
ロフト30度といえば、最近の標準的なロフトでは7番アイアン相当でしょうか? ヘッドスピード38m/sではキャリーは飛んで140Yいくかいかないか程度。スピンもかなり少なくなります。それでも高さは出るので使えますよ。ちなみに7番ユーティリティはロフト34度。これは8番アイアン相当です。こちらは老後にとっておこうと思っています。
アイアンはスリクソンZX5 mrkIIで
![](https://assets.st-note.com/img/1718413208804-SWi3UYTN3i.png?width=1200)
ということで、上のセッティングが6番ユーティリティまでなので、アイアンは7番からで十分です。本当はロフトは31度なんですが、6番ユーティリティとの距離の階段をつくるために2度寝かせています。だからPWのロフトは46度。いわゆる飛び系では42度とか、43度とかもありますよね。これは、いわゆるギャップウェッジを入れなくないための処置です。上をどうしても厚くしたいんですよ。
ウェッジはアキラ ツアーウェッジIVで
![](https://assets.st-note.com/img/1718413258829-xUOF0zt194.png?width=1200)
ウェッジはずーと52+58(ゴーニーゴッパチ)です。技術的にはたぶん50度と56度のほうがいいような気もするのですが、このロフト構成に慣れてしまっているので、なかなか変えられずにいます。そろそろ50度と56度にしたいなーって思ってはいるんですよ。
アキラのウェッジのなかでも、ツアーウェッジシリーズは吊るしでも販売されているエントリーモデルです。それでも十分にフェイスを開きやすくなっています。昨年春に数年ぶりにモデルチェンジされたことを機に、近所のショップで注文し組んでもらいました。シャフトはアイアンと重量差をつくりたかっとので、NsPro1050ghです。もうずいぶんと長く使い続ているので、なんだか変える気がしません。
グリップはSTM S1
![](https://assets.st-note.com/img/1718413303611-G5Kj2LPyTg.png?width=1200)
セッティングとは直接関係ないような気もしますが、グリップはSTMというメーカーのs1を使い続けています。グリップに★の加工があるため、グリップ力がかなり強いです。いわゆるエストラマー素材。ゴム製と比べてグローブが汚れにくいこと、雨の日でもある程度のグリップ力が維持されるのでお気に入りです。価格が少々高めなので、そろそろ辞めようかなって思っていくつか試してみましたが、やっぱり慣れているものがベストということで、s1に戻ってしまいました。色はグレーかスカイブルーか。いまはスカイブルーですね。
パターは完全に迷走中です。。。
![](https://assets.st-note.com/img/1718413347793-EbtKblG5wn.png?width=1200)
パターは完全に迷走しています。ベースとしては、オデッセイのTENシリーズ、2ボールツアー。白いサークルに線が入っているモデルです。これとは別に、センターシャフトのモデルも持っていますし、いわゆるオリジナルともいえる、2ボールも持っています。すべて白いサークルに油性マジックで線を入れていますが。調子によってブレードタイプも使いますが、なかなかうまくいきません。パターについての迷走はまだまだ続きそうです。
道具の組み合わせって楽しいです
ということで、橘ダイスケの2024年度のセッティング紹介でした。いままでスリクソンが主体となる2020年度、2021年度、PINGの導入した2022年度、2023年度と試行錯誤を続けていますが、基本的に絶対的にかわらないことがあります。それは、ヘッドスピードが38m/sしかないことです。このヘッドスピードでは飛びません。でも、飛ばないからといってスコアが出ないわけではないはず。引き続き試行錯誤の日々は続きます。みなさんの参考になれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました!
橘ダイスケのマガジン一覧
●100切りの先へ
一度の偶然でなく、毎回のラウンドでスコア100切りを目指すアナタに、セッティングやクラブごとの練習方法、コースマネジメントまで、多彩な切り口で紹介する橘のメイン・マガジンです。
●スコア80台への道
いつでも90台でラウンドできるようになったら、次の目標は80台でのラウンドですね。ここからはより緻密な戦略・戦術が求められます。100切りでは物足りないアナタのための金言集ですよ。
●おすすめコース&練習場
地元埼玉や群馬、出身地である京都・滋賀のコースや練習場をピックアップして紹介しています。ちょっと足を伸ばしても価値あるところばかりです。
●ゴルフ雑記
橘自身のセッティングやギアに関する雑感など、つれづれなるままに書かせていただいているメモみたいな記事集です。ゴルフ業界への提言も。
●サイトマップ
おかげさまで記事もだいぶんと増えてきましたので、リンク集的な意味合いで整理しています。テーマごとに分類しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。すこし間が空いてしまいましたが、引き続き、つれずれなるままに記載していきます。今後ともよろしくお願いいたします。