20f ハンドレビュー② 〜Too much Bluff〜
こんにちは!
goleiro.tikです!
今回は20NL FLASHのワンハンドをご紹介します!
『怪しくね?🤥』という気配を感じ取って見事ブラフキャッチを成功させたハンドです!
今回のハンド
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今回のハンドに戻ります。
20f, ef 100bb, 3bp, SB 3Bet vs. BTN call
Preflop
Villain BTN/6c6d 3bb/c
Hero SB/8c8d 12bb
Flop 9c9d7s (pot 25bb)
Hero SB 12.5bb
Villain BTN c
Turn Kc (pot 50bb)
check around
River Tc (pot 50bb)
Hero SB x/c
Villain BTN 25bb
Hero won the pot.
今回は見事ブラフキャッチを成功させたワンハンドです!
プリフロップ
前回の記事の通り、SBは3Bet or Foldを好みます。
今回のSB/88は、BTNのオープンに対しては十分3Betできる強さだと思います。
BTN/66はコール一択でしょう。
フロップ
3Bet potの9ハイ以下のペアボードは、ミドルサイズ以上のベットを使うことが多いそうです。
これは恐らくお互いのレンジにトリップスが少なく、AAやKKを一方的に持っている3ベッター側がレンジアドバンテージを得られるからだと解釈しています。
GTO Wizard推奨サイズはフロップ66%ですが、ターン以降のサイジングが難しいので実戦では50%サイズを選択しました。
そんなところでお相手はスナップコール。
フロップCBはターン以降のベットを見越して、33%か50%を好んで使っています。
フロップで25bbのポットとして、フロップ→ターン→リバーでキレイにAIするためには、
①33%→60%→60%
②50%→50%→50%
③75%→110%(ターンAI)
④75%→33%→50%
といったサイジングになりそうです。
75%CBから打ち始める③、④はターン以降の分岐が難しくてまだ使いこなせてません。
今後の課題ですね。
ターン
ターンはKcが落ちて、クラブのバックドアドロー、JTがダブルベリーに発展したといった具合でしょうか。
このときに考えたことは、『自分がAKを持っていた場合どうするか?』です。
フロップCBにコールされてターンでKを拾ったら、とりあえずは一安心といったところでしょうか。
20f を打っていくにあたり、OOPでのチェックレンジの強化がかなり大事だと感じています。
相手もアグレッシブにプレイすることのメリットを理解しているので、強いときはベット、弱いときはチェックみたいな偏ったプレーをしていると一方的に殴られ続けることになります。
となると、AKをチェックレンジに残すこともあるなと考え、今回はチェックを選択しました。
チェックレンジの強化というやつでしょうか。
チェックすると、お相手もチェックバック。
とりあえずは一安心です。
そんなところでGTO Wizardを確認してみると↓
ほぼ全レンジで33%CBを選択していました!
これは自分の中で新しい発見です!
フロップで66%や75%といったミドルサイズを選択した場合、ターンで刻むとプレッシャーを与えられない上に、リバーではSPRが0.5程度になり効果的なAIができないと考えていました。
そのため、ターンは③のチェック or ポットオーバーAIを多用していました。
実戦では、チェックレンジをAKで守ることもあるだろうと考えてチェックしましたが、ベットの選択肢も考察しておく必要があると思います。
ターンKcでアグレッサーのSBがレンジベットできるのは、BTN側のKハイの大部分がフロップCBで淘汰されているからだと思います。
SB vs. BTNの位置関係だと、BTN側のAKは基本的には4Betに回ることが多いため、AKはSB側に一方的に存在することになります。
Kcはストレートやフラッシュ完成カードにもならないので、SB側のレンジを一方的にimproveさせるターンになりそうです。
こういった打つべきシチュエーションで一切打たないといった選択を取ると相手が一方的に得をするので、サイジングはともかく、ベットはした方がいいということがわかりました!
リバー
今回のプレイラインと逸れますが、Turn 33%ベット後の展開が気になったので調べてみました。
ちょっと今の僕では理解できなかったです。
疑問に思ったポイントをまとめておきます。
・33%サイズと54%サイズ(AI)の2サイズ用意する意図?
・T, 8, 7のワンペアをチェックするのはSDVをとることだろうとまあ納得◎
・QxやJxをストレートブロッカーとしてブラフするのは納得するが、Axの多くがブラフに回るのはなぜ?
また今後の研究材料にします!
本題に戻る
かなり寄り道しましたが、話を今回のハンドに戻します。
ハンドをおさらいすると、
・ボード:9d9c7s-Kc-Tc
・アクション:50%/c - x/x - x/50%/c
ここまで考察してきてなんですが、相手のこのラインはかなりブラフ過多になっていると直感していました。
引っかかっていた点は3つあって、
①フロップのスナップコール
②ターンのチェックバックレンジ
③リバーのベットサイズ
です。
①フロップのスナップコール
正直これがかなり怪しかったです笑。
この時点で相手のレンジはほぼほぼポケットか7xだろうと考えていました。
ツーオーバーはもう少し悩むだろうし、9x や77もスナップコールとはならないでしょう。
②ターンのチェックバックレンジ
フロップのCBでKxの大半を淘汰できているだろうということに加えて、もし仮にKxを持っていた場合、ドローが伸びたボードでトップペアをIPチェックバックレンジに残せるプレイヤーは少ないだろうという推測がありました。
③リバーのベットサイズ
打たれたときの直感は『弱そうやな~』でした笑。
このレート帯になると、しっかりとドデカバリューベットを打てるけど、まだ自信満々にドデカブラフできない人が多い印象を受けます。
サイズ=ハンドの強さになっているプレイヤーが本当に多いです。
恐らく、相手の思考としては、
相手2回チェックしてるし、SDVのある微妙なハンドっぽい。
66はSDVを取ってるエニーペアに負けてるからブラフに回そう!
Tヒットは微妙やけど、7以下のペアは降ろせそうかな?
なんぼ打とうかな?
あんまりデカすぎてコールされたり、レイズ飛んできたりしたらしんどいな。
とりあえず50%使うか!といったところでしょう。
フラッシュやストレートからのバリューベットなら、もっと大きなサイズが飛んでくるだろうと思いました。
ここはブラフ過多になっている局面だと思います!
88はブラフに回りそうなスモールペアやAハイにも十分勝っているし、SDVを取りそうなTxもケアする必要がなさそうなので十分キャッチにいけると判断しました。
実際、66をブラフに回すのはやり過ぎだと思います。
こちら側はフロップペアボードの場合、ほぼ全レンジCBから入っている可能性が高く、Aハイがかなり残っています。そこに対してSDVがあるのでチェックバックの方がいいかなと思います。
しかし、相手がここでミドルペアでキャッチできないと踏むなら、ブラフをトライする局面としては悪くないと思います。
結局は相手次第ですね。
これは後付けですが、88は98sのトリップスのコンボを減らしているのもキャッチにいきたい理由の1つかもしれません。
まとめ
今回はブラフキャッチをテーマにしましたが、3Bet potのサイジングについても考察できる有益なワンハンドでした。
今後も相手のベットに偏りがありそうなときは、しっかり考えて対処していきたいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おまけ
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