息子から「マヨネーズ理論」を学ぶ
ゴールデンウィーク中、マリオカートをしていたら、ネットに繋げて世界中の人とレースができる機能を発見した6歳児。
それから1ヶ月弱。週末、息子に誘われ一緒にレースをしていた時のこと。
息子︰「そこはショートカットできるよ」
母(心の声)︰(何故知っている?!)
息子︰「ここでドリフトした方がいいよ」
母(心の声)︰(何故知っている?!)
息子︰「この国旗はスウェーデンだね」
母(心の声)︰(何故知っている?!)
息子︰「このコースは課金しないとできないんだよな…」
母(心の声)︰(何故知っている?!)
…惨敗でした。ちょっと泣きそうでした。
私が気付かぬうちに、息子は色々な意味で相当なレベルアップをしていました。
コンピューター相手ではなく、年齢も技術力もバラバラなリアルなプレイヤーと繰り返し競い合うことで、他のプレイヤーのスキルを習得していったようです。
そして、100ccで勝つのが精一杯な母親を尻目に、200ccのレースでもいい試合をするようになった息子。
子供の学習能力の高さを思い知らされました。
そこで、先日読んだ本『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか』に書かれていた「マヨネーズ理論」を思い出しました。
すごい人のやり方を丸パクリして、最速最短で成長するメソッド。
激しくやり込んでいる人の走りを徹底的に観察し、完コピ。
そして、基本の「型」となる走りを習得した後、キャラクターやマシンを自分なりにカスタマイズ。自分の走行スタイルに合ったキャラクターとマシンを見つけるべく、トライ&エラーの繰り返し。
息子から「マヨネーズ理論」の威力を学びました。
そして、もうきっと一生息子にマリオカートで勝つ日は無いだろうと思い、切なくなりました。