丁寧な所作とは?“今ここ”に集中できていなかった気付き
皆さん、丁寧な所作ができたら良いと思いますか?
丁寧な所作は、どうしたらできると思いますか?
私は、ビックリするくらい丁寧な所作ができていないと日々反省です。
丁寧な所作に憧れる!
では、何故私は丁寧にできていないのか?
それは「今ここに集中することができていないからではないか?」と思いました。
🔷ガサツな振る舞いに気付いた瞬間
先日、健康診断がありました。
お昼前に無事終わり、着替えて帰ろうとしていた時のことです。
今日は朝少し肌寒かったのでジャケットを羽織って行きました。
そのため、ハンガーに掛けていたジャケットを取って羽織ろうと思ったのですが、その時「ガシャンッ」という音が。
私が何気なくジャケットをハンガーから外したため、揺れたハンガーがロッカーに当たり音がしました。
……こういうところだ!!
不意に気付きました。
意識していなかったけど、行動がガサツだ!
いや、意識していなかったから、行動がガサツだったのか?!
丁寧な所作を心掛けていれば、ハンガーが揺れてロッカーに当たることがないよう、片手でハンガーを押さえてジャケットを外すはず。
或いは、ハンガーごとロッカーから取り出してジャケットを外して戻すはず。
些細なことかもしれませんが、こういう小さなふるまいの積み重ねが丁寧な所作なのではないかと思いました。
🔷丁寧でいるために必要な意識
それでは、そのガサツな振る舞いをしてしまった時、私は何を考えていたでしょうか?
「健康診断終わったから、受付で手続きをして…そしたらお昼ご飯だ!何食べようかな〜♪」
完全にマインドレスネス。
つまり、他のことを考えて注意散漫になっていたのです。
今ここに集中できていないから、ジャケットだけ引っ張ったらハンガーがロッカーに当たることを予測できておらず、無造作にジャケットを取ってしまいました。
🔷目の前のことに集中するということ
今自分がしていることや、目の前のことにもっと集中していれば、
「優しくジャケットを外さないとハンガーが揺れてしまう」
「丁寧にハンガーから外さないとジャケットが傷ついてしまうかもしれない」
ということに意識が向いたのではないかと思います。
私は、自分がマインドワンダリングしやすい方だと自覚しています。
目の前のことに集中していたはずなのに、ちょっと気になることがあると
「そういえば、あれって…。もしかしてあの件も関係している…?ところで、この前の出来事って…」
なんて、どんどん芋づる式で話が出てきて、気付くと脳内迷子。
そうなっている間、心ここにあらず。
丁寧な所作からかけ離れた動きになってしまいます。
丁寧な所作ができるようになるために、まずは目の前のことに集中することを心掛けたいと思います。