自分時間を作ること自体に価値はないということ
皆さん、毎日自分の時間は作れていますか?
自分時間は充実したものにできていますか?
私は、二児の母であり、管理職としてフルタイムで働いていることもあり、毎日自分時間を作ることを何よりも大事にしています。
自分時間を作ることができれば毎日充実する!
そう思って毎日せっせと自分時間を捻出していました。
が、最近それは間違いだったことに気付きました。
🔷自分時間作りに夢中だった頃
仕事、家事、育児…世の大人達は毎日やらなければならないことに追われ、気付けば1日が終わっている…。
朝から夜までやることだらけで、自分時間なんて作れないよ!
そういう人、たくさんいると思います。
でも、なんとしてでも自分時間を作らないとストレスで倒れそう!
そう思って、私はなんとか自分時間を捻り出していました。
その方法は、「隙間時間の有効活用」です。
隙間時間を有効活用して自分時間にしていこう!
そう思って、隙間時間を探したところ、私にとっての隙間時間は「家事時間」でした。
例えば、料理をしている時や洗濯物を畳んでいる時は耳が空いているので、その時間を使ってAudibleやYouTubeを聞きながら、家事をしていました。
これで、家事時間を自分時間として有効活用できる!
そう思って ワイヤレスイヤホンで耳読しながら家事をしていました。
ですが、ふと思いました。
充実感が……無い?
🔷自分時間を作ることが目的だった
隙間時間を自分時間にできている、やりたいことに時間を使えている!
そう思っていたのに、累積の自分時間が増えても充実感はいまひとつ。
時間を有効活用できているのに、なぜ…?
その答えがなかなか出せずにいたのですが、最近家事時間での耳読をやめてみたところ、原因が分かりました。
「自分時間にすることに必死で、本当にやりたいことができていなかったから」
だと気付きました。
とりあえず、本読むことは良いことだからインプットどんどんしよう!
そんな気持ちで耳読していた私…。
それは、本当にやりたいことなのか?
改めて自分に問い直してみました。
答えは「否」でした。
「私、家事しながらも学んでる!」という気持ちに浸っていただけで、内容は流れていくだけだったし、聞きたい本より家事しながらでも聞けるような本を選んでいたし。
“やった方が良いかも”レベルのことに時間を使っていました。
でも、本当にやりたいことがやれないと、自分時間が作れても価値がないのです。
だから、子供が寝て「やっと自分時間だー!」と言って渋々洗濯物畳むのも、だらだらとテレビ見たり、スマホいじったりするのも充実感が味わえないわけで。
一人時間=自分時間=充実した時間、とは限らないと改めて気付きました。
自分が本当にやりたいことができてこそ、自分時間に価値が生まれるのです。
🔷自分時間に必要なのは充実感
改めて、自分時間に必要なものは長さでも、やれた量の多さでもなく、自分自身の充実感だということに気付きました。
だから、たった10分でも、寝る前に自分が好きな本を読むことに集中できたり、朝家族が起きる前にストレッチしたり、
「自分が本当にやりたいと思うこと」
に集中する時間を作ることにこそ価値があるのです。
そのことに気付いてから、私は自分時間の長さ以上に「何をするか?」を真剣に考えるようになりました。
そして、自分が本当にやりたいことに気付いてそれをやることを最優先に考えるようになったら、自分時間がめちゃめちゃ充実しました!
皆さんが、本当にやりたいことはなんですか?
今、自分時間をそのために使えていますか?
せっかく頑張って作った自分時間、本当にやりたいことをして充実感を味わっていきましょう♪
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