50年分の自分史~ユーミン万歳⑦~
「最後の春休み」のイントロは、ギターの静かな音色から始まる。まるで春の光が木枠のガラスから廊下に差し込む様子を、カメラがスッと寄っていくかのような写実的な音。こんなイントロは今皆無。でも昭和生まれには琴線に響くんだな。
描かれているのは共学の学校です。
私は男子校、当時男女別の高校も大都市圏では多かったはずなので、この歌の歌詞に憧れを抱いた10代(私のような)も多いはず。
そして名曲「リフレインが叫んでる」
もうタイトルそのものが革新でした。イントロもピアノに絡まるの風のようなノイズと、ハイハットの入りで盛り上げていきます。そう、この歌はサビから入っているのですが、サウンド的にフルになるのはワンコーラスを待たないといけません。ドラマチックな展開とはこういうことですね。
私のようなギターファンには、たまらない歪とギターソロ。ユーミンサウンドには欠かせないギタリストの皆さんのおかげです。
そして次の曲のイントロも・・・・。