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羨望。「こんなこと、出来るんですね。」

彼女には「偶然」出会いました。とあるつながりから強引に誘われた2023年の忘年会。遅れた私の席は、かなり「出来上がっていた」宴席の隙間でした。そこはギタリスト男性数人が座っており、私もギター好きだから、という理由で「初めまして」と参戦。その席の隣に座っていたのが、彼女でした。でも彼女は30分ほどで退席してしまい、ろくにお話も出来ませんでした。

後日、先輩が主催するセッションで、私がPA担当だったとき、見覚えのある方が入ってきました。先輩曰く「今日1曲歌ってもらうので」とのこと。
お互いに「あっ!」という再会でした。

その後、彼女がボーカリストであること、ボイストレーナーでもあること。
実は2022年10月に私の職場(商業施設)で歌ってもらっていたこと・・・などが判明し、急速に距離が縮まりました。

そんな彼女がCDを作成し(昨年既に入手済み)、このたびAppleMusicに
アップされたとのこと。
恥ずかしながら、私は「そんなこと出来るの?」と思いました。
たしかに、ユニクロでさえ自分のデザインTシャツが販売できる時代ですから、不思議でもないのですが、羨ましい・・・のひとことです。
私も楽器を演奏する者として、自分の演奏をこうして世界に残すことが出来るのは羨望でしかありません。

Karisome - EP - Jucaのアルバム - Apple Music

サブスク登録している方は、ぜひ一聴してみてください。

ロケ場所は「ダーツバー808」

「JAZZ」と聞くと思い起こす曲は何ですか?思い起こすアーティストは誰ですか?難しいと感じますか?詳しくないから、と引いてしまいますか?
このCDを聴けば、すべてが「関係ない」と感じるでしょう。
そこには「曲があり、歌がある」それだけです。
ではJucaという彼女の声に特徴も印象も無いのか?というと、それは逆です。1曲目、いかにもジャズのボイシングから始まるスタンダード曲から聞こえる歌声は「心地良い」という言葉が一番近い感想だと思えます。
演奏陣も彼女自身も、技術をひけらかすことなく、自然に聴こえる・・・
ことこそがプロの証だともいえます。

転調、シンコペーション・・・音楽的な説明を加えるのは止めましょう。
あまり意味がありません。
短い作品ではありますが、何度も流してしまう。または朝に昼に夜に深夜に「聴いてみようかな」と思ってしまう。
そんな作品だと私は感じましたし、実際にCDを流してきました。

それが今回サブスクリプションで、移動しながら聴けることが出来るようになって、まずは嬉しい。そして多くの人に「拡散」できることも嬉しい。

10代の頃、自分が見つけた素晴らしいアーティストのレコードをカセットテープに録音して「聴いてみて」と配ったことを思い出します。

彼女はイベントにも出演することもあるし、自身でボイストレーニングセミナーも主宰しています。(私も生徒の端くれ?)
ぜひこれからも貴方のリストに加えておくことをお勧めします。

This CD is by Japanese vocalist “JUCA”
Although it is a short work of five songs, I find myself playing it over and over again. Or I would think, “Let's listen to it” in the morning, during the day, at night, or late at night. I felt it was such a work, and I have actually played the CD.
I am glad that it is now available by subscription, and that I can listen to it. And I am also happy that I can “spread” it to many people.
I remember when I was a teenager, I recorded songs of great artists I had discovered on cassette tapes and handed them out saying, “Please take a listen.

Translated with DeepL.com (free version)


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