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VOWWOW 2025.1.8 水道橋

さて二度目のライブリポートをかける幸運に、まず感謝です。昨年クラブチッタでの約束通り・・・今回の「TOKYO DOME CITYHALL」公演は、チケットは抽選となりました。スポーツ紙で書かれた「争奪戦」という表現は正確ではないと思います。もはや「戦うことも出来ない」プラチナチケットなのですから。
最初から文句ばかり?だけど「衰えを感じさせない」表現も大変失礼です。
記者さんを批判するつもりはないけれど、このバンドを陳腐な表現で、世間に広めることは慎んでいただきたい。

さて昨年のクラブチッタ・・・は、新美さん1周忌という感傷的な意味もあって、また「観られる」こと自体が奇跡だと思っていたのに、今回は期待の中身が異なります。まだ・・・まだ体感できるのだという歓び。そして抽選だったからこそ、全国から馳せ参じたファンの多かったこと。周囲の声を聴いていても、チッタとは異なる観客層だったと思います。

キャパ(公表2200弱)の中で、私はアリーナ右手13列=恭司さん側。
抽選でこそ、得られた幸運。今回も「双眼鏡」持参です。

セットリストや音を言葉で表現することは、これも難しいのでしないけれど
双眼鏡で何度も確認できたのは、メンバーの「穏やかな表情」です。
チッタにも増して、本当に・・・本当に楽し気で、優しい表情だったのは「人見元基」さんです。チッタより、客席が近く見えていたのかもしれません。実際距離的には近かったはず。まるで愛でるかのように視線を巡らせ、微笑みながらの「シャウト」は、双眼鏡の中でも、裸眼でも・・・こちらが涙が出るほど感激しました。
座席のアングル的にも、恭司さんのピッキングもじっくり拝見出来ました。

MCもベテランらしい、余裕のコメント。
冒頭から「B何とかに行かずに、こっちに来てくれてありがとう」は、笑った。DOMEでは「B:First」で水道橋の駅は大変だったらしい。

「事務所に所属していないアマチュアみたいな僕達・・・やっていることはプロだけど」そうか、事務所に所属していないのか・・・。
それにしても、今回も2daysで5000名で、抽選に漏れた人も沢山いる(はず)まだ…次があるというコメントを信じているが、次は「渋公」か、武道館しか残っていないのではないだろうか?
確実に言えることは「スタンディング」は無い・・・。絶対に無いと思う。
今回も休憩25分って、演歌より長い(笑)。が、テンションは全く落ちなかった。これもバンドのパワーでしかない。

人見元基さん・・・VOWWOWは彼がいなければ存在しない。戻ってきてくれて本当に有難うございます、と思っている人は多いと思う。
形容詞が見つからない・・とはこういう人に使う形容であって、だから冒頭の「衰えを感じさせない」などという表現は全く当てはまらないのだから。
眼の前にいてくれることに感謝したい人って、人生の中で何人会えるだろう?大げさでなく、そう思ってしまうのです。

多くのファンが思っていることは、もっと大きなバンドになってほしい、いやもうこれ以上有名にならないでほしい・・・。
何より「新作」を待っている。いや既に曲を貯めている気もする(願い)。

私自身も稚拙なリポートを、もっと何回も書いていきたいのだから。

見えないけど13列目の私がいる。



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