こぬか雨。立川にて。
10代に心を動かされた音楽。それはひとつには決められないし、無意識に影響されている音楽も無数にあるだろうと思います。
それでも音楽と文字から受けた刺激は、まちがいなく今の自分を作ったと
言って良いと思っています。
「伊藤銀次」さん。日本の音楽シーンを語るときに必ずお名前があがる方ですね。私もとてもとても影響されました。
その伊藤銀次さんが、立川市のイベントに出演されることに。
しかもフリーライブ&屋外ということで、仕事を定時+1分で退社して
立川グリーンスプリングスへと向かいました。
ようやく会える…正確には見ることができることは、ワクワクします。
立川は不思議なところで、佐野元春さんを初めて生で見たのも、立川の
シネマシティでした。
テレキャスターらしいテレキャスターを抱えた銀次さんは、ひとりのギタリストをバッキングに、あの名曲からスタート。会場の年配客・・・ご夫妻も多く、やはりここが福生の隣であることも無関係ではないでしょう。
実は私はバッグに「ミュージックステディ」と油性ペンを忍ばせていました。機会があれば、ぜひサインをお願いしようと。
でも考えてみれば、このコロナ禍に無理なお願いだったかな、と思い直しました。しかし、この紙面には杉真理さんのサインもありますからね。いつか必ず!
さてステージでは「こぬか雨」が歌い始めると、すぐに「雨」がチラチラと。MCの方も仰っていましたが、客席側の誰もが「マジック!ミラクル!」と思いました。そして曲終わりと同時に止んでしまいました。
こういうことってあるんです。空の(天の)神様が見ていて、心遣いをして
くださるというか。
アコースティックバージョンの各曲は、銀次さんのMCとも相まって、私には素直に響き、同時に心の中ではオケが鳴っていました。
「ようやく会えた」伊藤銀次さん。次回はサインをお願いします。
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