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2024 S2 McCarty594

 おかげさまで、GOLDSTARは7月3日に創業13周年を迎えることとなりました。ささやかながら本日より店内で周年祭を行っています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!

 アップグレードが発表されて間もない S2 シリーズ。 S2 Custom24、S2 Custom24-08に続いてMcCarty594 の最新バージョンが当店にも入荷しました。
 そこで、旧バージョンのS2 McCarty594との比較検証を行いました。

 「常にいいギターを提供していこう」と精力的にギター製作を行っているPRSだけあって、この2024 S2 McCarty594 のアップデートにも力を注いだことでしょう。

 S2の購入を躊躇している方の背中を押したくなる仕上がりになっています(笑)。

左:S2 McCarty594、右:2024 S2 McCarty594

変更点:トラスロッドカバーとペグボタン

 2024 S2シリーズのトラスロッドカバーにはモデル名に加えて ”S2” の文字も入っています。新旧の違いが分かりにくい場合は、ここを見ればすぐに判別できます。
 ペグはCOREモデルである McCarty594 同様のものが使用されていて、ペグボタンも最新型のWing Buttonsが 採用されています。このペグボタンでも新旧の判別が出来ます。
 Wing Buttonsはサウンドの向上をねらって変更されたとのことですが、PRSはここまで拘っているんですね。

変更点:ピックアップ

 今回のアップグレードで重要な点といえばやはりピックアップの変更ではないでしょうか。 今まではSEと同じ 58/15LT”S” でしたが、今回はCOREモデルと同じ 58/15LT に変更されています。このピックアップの変更によってより McCarty594 らしいサウンドになっています。 58/15LT は 58/15LT”S” と比べると音の解像度が高くて全体のバランスが整っていて繊細なコントロールがしやすいですが、ハードめのロック・サウンドなら 58/15LT”S”の方がワイルドでそれっぽいサウンドが出しやすいと思います。 なので、新旧ピックアップのサウンドの違いは、どちらが良い音かということよりも演奏したい曲や好みにもよるかもしれません。

変更点:アッセンブリーパーツ

 ピックアップの変更と同時に、アッセンブリのパーツ類も変更され、キャビティの底には伝道塗料が塗られ、プレートも銅板テープが貼られてノイズ対策がされています。(最近の McCarty594 も同じかもしれません)
 また、トグルスイッチも(おそらく)スイッチクラフト製に変更されて切替えた時の感触もよりスムーズになっています。

オールラッカー塗装

 塗装については、正式にオール・ラッカー(High-Gloss Nitro)塗装となり塗膜もさらに薄くなっていると思われます。
 ちなみに McCarty594と同じ塗装です。デリケートで取扱いに気をつけないといけない反面、弾きこむほどに木材の自然な鳴りが音に反映されていく楽しさがよりいっそう味わえることでしょう。

ブリッジ類もCOREモデルと同じ

 S2シリーズはアジア製パーツが多く使われていますが、S2 McCarty594のブリッジとテイルピースは以前から McCarty594 と同じ物が使われています。

いかがでしたか?今回のアップグレードは音に関わる重要な部分が変更されています。

今は在庫がありますので、新旧のS2 McCarty594 の弾き比べができます。

興味のある方、興味が湧いた方は一度試してみて下さい!

**当店のMcCarty594 在庫リストはこちら

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