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良いギターは軽い⁈
”良いギターは軽い”と思いますか?
ギターにとって重量の違いは音や弾き心地に影響します。
フェンダーのビンテージタイプが好きな方には、3kg前半のストラトキャスターやテレキャスターがとても魅力的に感じる方が多くいらっしゃいます。
また、ギブソンのビンテージタイプのレスポールが好きな方には、3キロ後半の物が人気です。量産レスポール・モデルの中には軽量化の為、ボディの内部をくり抜く「チェンバード加工」が施されている物もあります。
「重いギターは長時間持っていられない・・・」
「重いギターを立って弾くと、すぐに肩が痛くなる・・・」
という理由で、軽いギターを探されている方が多くなっている様に思います。
確かに、ギターが「軽い」というのは、大きな魅力の1つですが、「良いギター=軽い」ではないと個人的に感じています。そして、軽さだけに拘らず、”重量バランス(重さのバランス)”も同時に気にしてほしいです。
ギターの種類によって良いと感じる重量バランスは違います。
例えば、レスポールとSGでも違ってきますし、フライングVやエクスプローラーもそれぞれ違います。
ちなみに、レスポール、ストラトキャスター、テレキャスターの良い重量バランスの目安はほぼ同じです。
バランスをはかる方法
レスポール、ストラトキャスター、テレキャスター、PRSなどでバランスをはかる方法の1つは
1,椅子に座ってギターを膝に乗せる
2,手を軽く離す
3,ギターが左右のどちらかに傾くか様子をみる
3の結果、
A,どちらにも傾かない
⇒ 良いバランスです。左手でネックの動くきを抑えながら弾かなくても良いので、ストレスフリーです。
B,ボディ側に傾く
⇒ 度合いにもよりますが、手を話した瞬間に落ちるように傾くのであれば、悪いバランスといえます。ボディの重さもですが「ネックが軽い」のも原因でしょう。軽いネックのネック材の密度が小さく、音の抜けが悪い物が多いです。
C,ネック側に傾く
⇒ 中・高価格帯のストラトキャスター、テレキャスターでしたら、経験上"当たりの個体"の可能性が高くなります。このクラスのボディ材は密度が均一かつ軽めの物が多い上に、ネック材の密度が詰まっていることでやや重くなります。コシのある太い出音になります。
ちなみに、Paul Reed Smith の場合は若干ボディ側に傾く物が多い気がしますが、昔ほどではありませんが重量の個体差もあります。”良い個体=軽い個体”というわけではありません。
最後に
良い個体を見つける為には、楽器店を巡りまわってギターを弾きまくって持ちまくることが確かかもしれません。しかし、手間も暇も掛かりますし、お住まいの関係上なかなか難しいかもしれません。
選択肢が少ない場合には、サウンドと共に重量や重量バランスも気にして選んでみて下さい!!
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