#飛行物体について語る
昨日、道を歩いていて、
ふと空を見上げると、
一筋の白い線が見えた。
ヘッダーはその時の写真。
白色の一筋の線って何か綺麗。
定規で引いたわけじゃないのに、
どうしてあんなにまっすぐなんだろう、
なんて、思うことがある。
また、ある時は白い線が曲線で、
青い空にぐちゃぐちゃな線を見て、
まるで子供の落書きみたいだな、
なんて思うこともある。
その白い線の先端に見えるのが、
光る飛行物体。
地上からは形ははっきり見えないけれど、
確かに空中に存在している。
昔は、あの光る飛行物体は
もしかしたらUFOじゃないか、とか
流れ星ではないか、なんて
想像を膨らませていたっけ。
でも今では、
あの飛行物体は多分飛行機なのだろう、と
現実を見るようになった。
それが大人になることなんだろうし、
それが現実をみることなんだろう。
けれど、少し寂しくなったなぁ。
想像力が乏しくなったなぁ。
なんて、少し悲しくなる。
社会人になって、
いかに論理的に物事を考えられるか、
いかに効率的に動けるか、なんて
考えさせられることばかりで、
ふと空を見上げて、
雲が綺麗だとか、星が綺麗だとか
思う余裕が無くなったなぁ、なんてね。
そんなことを思いながら、今日も仕事をして、
でもたまに空を見上げる余裕があればいいな。
そんな日々。
……話が少し逸れたかもしれないですね。
では、また明日。