文房具オタクのはずだった私が数年ぶりにシャープペンの芯を補充した
大人の皆さん、シャープペンをお使いになる機会はありますか。
私が”消しゴムで消せる筆記用具”をメインに使っていたのは高校生まで。
小学生から鉛筆、中学に入ってからはシャープペンと、10年以上に渡ってお世話になってきたわけですが、それも高校生まで。
大学に入ってからはパソコンを使って授業を受けることと、ノートをとる授業が半々になります。
高校生の頃はしょっちゅう補充していたシャーペンの芯も、大学生以降はめっきり機会が減りました。
私、文房具オタクです。
余談ですが、私は小さいころから文房具屋さんに行って色んな筆記用具を見て試すのが大好きでした。
私の地元、仙台の駅前には文房具好きの聖地”文具の杜”という最強の文房具屋さんがあります。買うものがなくてもそこに行くだけで幸せだった。テンション爆上げです。
そんなわけで、普段自分が使う筆記用具にもかなりこだわります。
といっても高級なものを使うのではなく、文房具オタク歴10年の誇りで”手ごろな値段で使いやすいもの”を厳選しております。
例えば、
油性ボールペンはuniのJETSTREAM
ゲルインキのボールペンはPILOTのJuice
水性サインペンはぺんてるサインペン
蛍光ペンはuniプロパス・ウィンドウのソフトカラー
ちょっといいボールペンはPILOTのアクロドライブ
ノートはキャンパスノートの方眼or無印用品の落書き用紙
(キャンパスはメモを取ったり勉強用に、落書き用紙はアイデアノートに)
…こんな感じでまだまだ私のレギュラーメンバーはいるのですが。
他の種類のペンやノートも様々試しましたが、結局このメンバーに戻ってきてしまうんですよね。
もちろんシャープペンとその芯にも推しがいます。
そして私が使っているシャープペンは、uniのクルトガ ユニアルファゲル搭載タイプです。
高校生の時に運命の出会いを果たし、それ以来シャーペンといえばこれ一本、これまで5本くらい使いつぶしてきたほどの大ファンです。
私は筆圧が強いので、普通のシャープペンを使うとすぐに文字が太くなったり薄くなったり、芯が折れてしまいます。
でもこのクルトガだと書きながら芯が回転するので文字がブレにくく、芯も折れにくいです。あとアルファゲルでグリップが握りやすい。ずっと書いても疲れません。
ちなみに、シャープペンの替え芯はPILOTのneox GRAPHITE(0.5B)ですね。色々試しましたが、これが一番書き心地なめらかです私的に。
ところが。です。
もうずっとシャープペンを触っていなかった
社会人になってからシャープペンはおろか、筆記用具を使うことは殆どなくなりました。
会議のメモでノートとボールペンを使うくらいでしょうか。
学生のころストックしていたシャープペンとその芯にもうっすらホコリがつもっていった…わけではありませんが、なんとなく月日が経過したことを感じさせるパッケージの見た目になっていました。少し褪せた感じ。
そのまま上京し、ストックは物入れのずっと奥にしまわれたまま3年間日の目を見ることはありませんでした。
この状況を変えたのは最近始めたプログラミングの勉強でした。
やっぱり紙ベースで勉強したいんや。
私がここまで真剣に何か新しいことを学ぶのは学生以来です。
オンラインでコースを取るとしても、やっぱり私に合っているのは紙ベースでメモを取りながら学習を進めること。書かないと覚えられない性格なのです。
ということでオンラインコースと並行して参考書籍を買い、重要だと思うことや忘れそうなことはその書籍にメモしながら勉強しています。
久しぶりの勉強、すごく楽しいです。学生の頃みたいに試験のプレッシャーを感じる必要もなく、好きなことを好きなだけ学べるの最高。
ここでいよいよ推しのシャープペンとその芯の出番が再びやってきた
勉強をするならやっぱりインクよりもシャープペンのほうがやりやすい。
消しゴムで簡単に消せるし、強調の赤ペンや青ペンがハッキリ目立って分かりやすいからです。
というわけで、本当に久しぶりにシャープペンを一日何時間も握って勉強し、書き書きしています。手が芯で汚れるのとか懐かしい。
そしてもう一つ懐かしかったのが”シャープペンの芯を替えること”。
短くなった芯を出して、新しい芯を数本入れる。
芯がなくなると”私勉強してるなー!”と嬉しくなるんですよ。
高校の受験生時代がふと蘇ってきました。手を芯で黒く汚しながら、なんならノートもうっすら汚しながらひたすら書いていたあの頃。
もう一度あの頃に戻りたいわけではありませんが、将来の不安を感じながらもそれを跳ねのけるためには勉強するしかなくて、と同時に未来への希望を感じていたあの日々は私の人生の大切な糧になってます。
と、久しぶりに替えたシャープペンの芯を見ながら少しセンチメンタルになった朝のことでした。
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