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アシンメトリーな日記:6日目

「ピエロの素顔」

おはようございます、きんぎょです!
今日もアシンメトリーな人生のおもしろエピソードです。

前回までのあらすじ~

中学に上がった僕は、相変わらずおデブで笑いを主戦場としていました。秋の中3を送る会の練習試合で、目を閉じてジャンプして3年の先輩の鼻を骨折させてしまう学校一番の不良の先輩に、部室の前のコンクリートの上に正座をさせらるが、その怖い先輩から優しさのあるお説教で号泣してしまう。。


そして次の年の3月、3年生は卒業していった。

そして4月には後輩が入部してきた。

彼らは僕のことを先輩と表面上の敬意を払った扱いをしてくる。

3つ下に弟がいるが、実は僕は年下の面倒を見るのが下手くそなのです。

とにかくどう接していいか分からない

彼らは家族じゃない

そして大概、僕が気を使いすぎて空回りしてナメられるというパターン。

もちろん中にはいつまでも、どんなことがあっても先輩を立てるかわいい後輩がいるのも事実。

しかしその一方

生意気なヤツはすぐにナメた態度をしてくる。

いったんナメられてしまうと、2度と先輩の威厳が復活することはない。

しかし、何故かどこかで心地の良さを感じていた。

僕は人との関係でわりかしはっきりとした得意不得意があった。

苦手な人と距離を取りたい場合、あえて気を使って適度な間合いを取る。

逆に好意的な人にはグイグイといってしまう。

自分の得意(好意的な人)には、土足で上がるような図々しさを許容してもらうことを求めたりもしていた。
時々、勘違いする奴は、僕が出しているそういう信号を間違えて察知して、雑に扱ってくる人間に

僕は決して心を開かない。

何故か?

それは傷つけられるのが怖いから。

うん?違うな。そういう人間と接するのが面倒で、興味を抱くまでの物が彼らにはない。
要するに合わない。

ガラス玉の心は壊れやすく、壊れてしまうともう2度と元には戻らない。

そして、そんな自分が嫌いだった。

今回はここまで


それではまた、あす!