アシンメトリーな日記 : 49日目
未練は未熟さから 6
彼女を手洗い場で発見して、とても安心して嬉しくなった。
待ち合わせ時間から2時間も過ぎていた。
事情を説明して謝罪!
彼女は全然怒っていなくて、神社内を見て回ることに。
焦っていたし、走り回って探していたので心拍数が上がっていたので、久しぶりの彼女と会うということで、ずっとドキドキと脈拍を音を出して打っていた。
ジェットコースターを一緒に乗ると、ドキドキと恋するドキドキと頭が混合してしまって、恋に落ちやすいらしく、なるほどな〜と実感していた。
神社の中には記念館があり、そこで命を落として戦った英霊達の、母親へ書いた最後の手紙を読んでたら泣きそうになってしまった。
心には何かの使命感が湧き上がっていた。
神社を後にして、彼女が行きたいお店のお茶屋さんへ。
日本茶を飲みながら、
お茶の美味しさと
彼女と会えたドキドキ感
そして、携帯を失くした不安が入り混ざって、
頭の中はすごく混乱していた。
なるべく取り乱さないように繕うのに苦労していました。笑
そして夕食は和食へ。
夕食へ向かう頃には、携帯を忘れたタクシー会社と連絡取れて、今夜中に返してくれることになっていた。気持ちの面は随分と落ち着けれていた。
夕食で日本酒飲みながら、楽しい時間を過ごせていた。
僕は初めから彼女と付き合ったりすることは無理だと思っていた。彼氏も居たし、彼氏はワインバー経営者。 自分には金が無く、東京へもそんなに遊びに行けない。
学歴もなくて東京へ引越しても仕事がない。
でもすごくすごく彼女が好きだった。
彼女の役に立ちたかった。
だから彼女にこう伝えることにした。
「もうちょっと東京で頑張れないかな?東京に住むのって、すごいチャンスだと思うんだよ。名古屋へ帰ってくることは簡単だけど、ここで頑張れば絶対自分にとってプラスになるよ。そしたら帰って来ればいいよ。」
東京で1人で暮らすのは大変らしく、帰って来るかもという噂聞いたので、僕は、アメリカ留学をしていた経験から、実体験で得た重要なアドバイスとなり得ることを伝えたつもりだった。
2年前のことを書いてますが、僕はほんと言い訳ばかりして、可愛い可愛い自分を守って守っていた。傷付くのが怖かったクソダサい奴だった。と書いていて恥ずかしくなった。
これが認めたくない大嫌いな自分だった。
正解なんてないだろうから良し悪しは分からないけど、彼女は今年(2020年)結婚するらしい。
それではまた、あす!