転職するつもりのない人も知っておいてほしい!エンジニアのための人材業界基礎知識1
こんにちは。きんちゃんです。
エンジニアの皆さん、キャリアの設計してますか?
私はエンジニアの皆さんのキャリア支援活動をしています。
今回は、エンジニアの皆さんに知っておいてほしい転職業界の基礎知識1について解説します。
私の自己紹介です。プロフィールや強み、提供できることについて語っています。こちらもぜひご覧ください!
私の想い
今の世の中、エンジニアは圧倒的に不足しており、どの企業も採用に苦戦しています。求人情報・転職サイトdoda(デューダ)の転職求人倍率レポートによると、IT・通信系エンジニアの求人倍率は11.17倍。機械・電気系エンジニアは4.66倍です。ちなみに営業は2.49倍です(2023年1月現在)
転職市場ではエンジニアは求人選び放題のような状況と思われます。
しかし今の時代、満足のいく転職をするには転職業界の知識が必要です。自分の人生を左右する事柄ですから、当然と思われるかもしれませんが、私の周りの方々の話を聞く限り、転職業界の知識を十分に学んで主体的に転職活動をしている人を見たことがありません。
2010年代後半から現在にかけて多くのビジネスモデルが誕生し、プレイヤーも増えてきています。
今の転職業界はカオスです。
エンジニアのあなたが転職業界の知識を持たずに転職活動を行うことは、超大手企業を退職した投資経験0のサラリーマンが、自己流で株式投資する感覚に近いです。
火傷する前に基礎知識を学ぶべきです。
そして大事なことは「転職業界は転職させることが仕事だという前提で接するべきであり、専門的な知識を持つ相手に対して、ある程度の理論武装や自分の軸がないと自分の望む仕事は得られない」ということです。
私は決して転職業界を批判しているわけではありません!
世の中普通に生活していれば一定のポジショントークが存在するものですし、私自身も人材業界の人間です。先ほどの例と近いですが、株の購入や保険の加入と同じような感覚だといえば理解いただけるでしょうか。
今回は、転職する際にどんな手段を使っている人が多いのか?について解説していきます。
世の中、どんなチャネルを使って転職する人が多いのか?
まずは総合型転職エージェントのDODAのアンケートを見てみましょう。
直近の転職先を決定した転職手段(2019年4月実施 回答数6,578人)
1位は圧倒的に転職サイト(求人広告サイト)。2位転職エージェント(人材紹介サービス)、僅差で3位ハローワークとなっています。
エンジニアの場合はどうなのか?
つぎにエンジニアの場合を見てみましょう。
エンジニアコミュニティサイトのQiitaが毎年リリースしている「エンジニア白書2022」を紐解きます。
転職活動をする際、応募を検討する企業がどのような企業か(2022年8月〜9月実施 回答数2,756人)
転職した人に限定しておらず、かつ転職を検討する、という表現なので、DODAのアンケートと趣は異なりますが、傾向はつかめるかと。
1位 知人・友人から紹介された企業(リファラル採用)
2位 転職サービスでスカウトをもらった企業
3位 エージェントに紹介された企業
4位 転職サービスに求人掲載している企業
5位 カジュアル面談等でつながったことがある企業
もう一つ。ITエンジニア特化型転職支援エージェントのレバテックキャリアのアンケートを見てみましょう。
転職活動の際利用する採用チャネル(2022年2月実施 回答数300人が複数回答)
1位が求人媒体、2位転職エージェント、3位がスカウト、4位が友人や知人からの紹介(リファラル)という結果です。
3つの結果を比較すると・・・
DODA
1位 転職サイト(求人広告サイト)
2位 転職エージェント(人材紹介サービス)
3位 ハローワーク
Qiita
1位 知人・友人から紹介された企業(リファラル採用)
2位 転職サービスでスカウトをもらった企業
3位 エージェントに紹介された企業
4位 転職サービスに求人掲載している企業
5位 カジュアル面談等でつながったことがある企業
レバテックキャリア
1位 求人媒体
2位 転職エージェント
3位 スカウト
4位 友人や知人からの紹介(リファラル)
いずれのアンケートにも上位に入るのが、
転職サイト(求人広告サイト=転職サービス=求人媒体)
転職エージェント(人材紹介サービス)
の2つです。
エンジニアはそこにスカウトというのが入ってくるのが特色ですね。
この3つの仕組みや特徴を押さえておけば、不安も多少は軽減できるというものです。次回からはこの3つについて説明していきます。
ご連絡、ご相談はこちらまで
twitter:@gold_career
note、Twitterともにフォロー大歓迎、すごーくうれしいです!!