人材派遣業界を改めて調査してみた
こんにちは。へびそるです。
今後のキャリアに絶賛葛藤中の40代です。
今日は「人材派遣業界を改めて調査してみた」と称して綴ります。
画像の出典:Mohamed HassanさんによるPixabayからの画像
こちら私の自己紹介です。お時間許す方は覗いていってくださるとうれしいです!
今回は人材派遣業界について調べてみました。
人材派遣業界の売上(市場)規模
令和4年度(2022年度)に8兆7,646億円となっています。
過去5年間は連続して前年比で6%~15%程度で増加しており、業界としては拡大傾向にあります。
人材派遣業界の労働者数
日本の雇用者は5,744万人(役員除く)おり、そのうち正社員が63%(3,607万人)を占め、派遣社員は3%(152万人)を占めています。
正社員以外は、派遣社員や契約社員・嘱託、パート、アルバイトなどの非正規雇用であり、非正規雇用が全体の35%超となっています。
(引用:一般社団法人日本人材派遣協会 労働市場・派遣市場の概要August2024)
正社員での派遣形態もあるため、派遣という形で働く人は実際はもっと多いと思われます。
そのため、違う統計も見てみます。
労働者派遣事業報告書によると、派遣労働者数は約192万人。
そのうち、無期雇用派遣労働者数が約79万人、有期雇用派遣労働者数が約113万人となっています。
(引用:厚生労働省労働者派遣事業報告書令和5年6月1日現在の状況)
日本の派遣労働者はざっと150万人~200万人といえます。
技術者派遣と製造派遣
技術者派遣は、設計開発、実験評価などに従事する技術者(エンジニア)を派遣するビジネスです。製造派遣は、組立、加工、検品、梱包など物の製造に従事する人材を派遣するビジネスです。
技術者派遣には、分野として機電系(機械と電気)、IT系、建設系があります。
技術者派遣の主なプレーヤー
技術者派遣を手掛けている主なプレーヤーの売上と社員数は次の通りです。
テクノプロHDとアウトソーシングが他を大きく引き離しています。
・テクノプロHD(R&Dアウトソーシング)
1,700億円/23,000名
・アウトソーシング(国内技術系アウトソーシング事業)
1,500億円/25,000名
・メイテック
900億円/8,000名
・AKKODiSコンサルティング
700億円/10,000名
・オープンアップグループ(ビーネックステクノロジーズ)
440億円/7000名
・アルプス技研
360億円/4,500名
製造派遣の主なプレーヤー
製造派遣を手掛けている主なプレーヤーの売上と社員数は次の通りです。
UTグループ、アウトソーシング、ワールドホールディングス、NISSOホールディングスが四強といえます。
・UTグループ
1,700億円/33,000名
・アウトソーシング(国内製造系アウトソーシング事業)
1,200億円/26,000名
・ワールドホールディングス(プロダクツHR)
1,000億円/20,000名
・NISSOホールディングス(日総工産)
770億円/15,000名
・nmsホールディングス(HS事業)
230億円/7,000名
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!